ayaさんの映画レビュー・感想・評価

aya

aya

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

俺はまた心配して助けに来ちまったぜ


サブカル界の名作なのに通っていなかったので。

鉄雄も色々コンプレックスがあったんだろうなと思いつつ、慕われる人望がある金田はやっぱりリーダーで兄貴分なんだろう
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

未来について考えたことはある?

すごく良かった。
20センチュリーウーマンも好きだったな、特に何か大きな事件が起きるわけではなくて、日常の中のちょっとした出来事を丁寧に描いていく作品。
マイク・ミル
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

最後のさよならがないんだ。


途中まで少し、幡ヶ谷バス停の事件の女性を重ねて見ていた。
誇りやプライドがあって、施しを受けない高潔さ(転じて頑なさにもなってしまうだろう)

あとはAmazonの配送
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

広島や京都は科学者を恨むかね?

観てきました〜
伝記ものとしては面白かったです。
ただ、あくまで戦勝国側の物語なので、Japaneseとして良い気分にはならないです。

上京して結婚して気がついたん
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

死ぬのか?………完璧だ!


精神的な余裕がなくて細切れで見たけどすごく面白かった!

モンクは多分、黒人全員がドラッグ、ラップ、貧困、銃、犯罪に塗れているわけじゃ無いと主張したかったと同時に、いかに
>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

声を掛けるべきじゃなかった、違う人種なんだ


愛すべきおバカ映画!
おバカ映画からしか得られない栄養っていうものがある。

魚一匹すら殺せなくて釣りが好きじゃないデイルと口が悪いけど繊細で気のいいタ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

どの宇宙でもあんたと一緒にいたい。


今回のオスカー授賞式で色々モヤモヤしたし、確定申告もようやく終わったので1年越しにエブエブを見ました!

キー・ホイ・クァン、かっこいいなあ。次のアクション作品
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

テールはティバが好き。言ってごらん


サブカル好きを騙るなら見とかなきゃな、と思い続けてようやく視聴。

SFとしても面白いし、風刺としても面白い。
デザインも秀逸。

人類の起源として見ればSFだ
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

祈れ!


公開時からコアなファンに人気だったヴァチカンのエクソシスト!
ベタなエクソシストもので、どんどん引き込まれて行った。100分ちょっとでサクッと観れるのも良い。

コンスタンティン好きな人は
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.1

「君は悪くない」

故ロビン・ウィリアムズは精神科医の役が本当にぴったりハマるというかなんというか。
あの眼差しは得難く代え難く、何年経っても失われたことが受け入れられない。

マット・デイモンは正直
>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.4

「アイはいつも見ている」


フォーホースメンが嵌められるシーンから始まる2作目。
ド派手なマジック演出は前作から引き継がれていて目に楽しい!

伏線はまだ残したまま…… な、
少し消化不良な感じ。
>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

「キングスマンよ、永遠に!」

前作で南国の鳥みたいなエルトン・ジョンを飼ってた敵が記憶に新しい(?)キングスマン。

安定の面白さ!
そして安定してサクサク人が死んでいくのでその辺は覚悟が必要。
>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.9

「彼の姿をその後見たものはいない」

『枯れ葉』は観に行けていないけれど、北欧の鬼才アキ・カウリスマキ監督の作品ということで視聴!

おとぼけなロードムービー最高だった!
まず複数人の男性がリーゼント
>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.1

「プライベートジェットだ」

何とも複雑な気持ち…… というかショック……
ガイ・リッチーの作品、本当に大好きでずっと追ってたのに、全然入ってこなかった……
前作のキャッシュ・トラックは面白かったのに
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

「自由になったら何をする?」
「ー踊る」


前評判通りよかった……!!
大人が格好いい映画が一番いい。

Oscers受けしそうだなと思うし、なんだかんだOscars受けする作品が好き。
子供目線で
>>続きを読む

REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.5

「Retired(引退した)」
「Extremely(超)」
「Dangerous(危険人物)」

新年1作目は、レジェンドたちが安定感のあるアクションを見せてくれる愛すべきおバカ映画。
オーシャンズ
>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.5

「私はここに言葉を残してここを去る」


三島はやっぱり言葉を尽くす人だなあ。
ユーモアもあって教養深く、多分優しくてそんな自分を嫌悪した半生だったんだろうな。

敗戦と共に死ねなかった、生き残ってし
>>続きを読む

Yolki(2010年製作の映画)

-

ロシア語の授業で見た記憶。
ハッピーエンドで面白かった記憶。また見たいけど手段がなさそう……

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

予測しろ、即興はよせ。


The Smithsが流れまくる最高の映画だった……!!
主人公の内省的モノローグで淡々と進んでいく…… かのように見えるけれど、ことごとく気障な立ち振る舞いができていなく
>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.6

BFFだ!


愛すべきおバカ映画第2弾!!
モーガンフリーマンの登場に驚いたけれど、良い薬味でした。

伯爵(2023年製作の映画)

3.4

プライベートでは伯爵と呼ばれていた。


ピノチェト独裁政権時代に疎いので、多分半分も理解していないと思う。勿体ない……

他の方が言うように、血=税の暗喩っていうのはすごくしっくりくる。
高齢な吸血
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.4

2人で一緒ならどこでも大丈夫よ。


60sな画も綺麗で楽しめたけれど、少し物足りなかった感。

周りの女性たちの心の変化がもっと詳細に描かれていたらまた違った作品になっていた気がする。

シスターフ
>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

ヘンリーシュガーは41歳、独身で金持ち。


ダールのブラックユーモアを交えつつ訓話的な世界観と、ウェスの講談的なストーリーテリングがこんなにも相性が良いとは!

4作の中で、やっぱりこの物語が一番好
>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.9

世界でも救う気かしら?


タルコフスキーの映画はやっぱり水と雨、ペトリコールの匂いがする。

ロシア人の映画って、本当に音楽が少ないのが不思議。バレエの国なのにね。

その代わり自然の音がする。
>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.3

「苦痛と悲しみと喜びなしには、子供たちにこう語りかけられない。昔、あるところに国があった。」


今年観た映画の中で疑いようもなく1番。

全編通してブラックコメディなんだけど。
グッと来るものがある
>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

アレクサンドル、フランシス、ジュリアン

数年前話題になってたストップモーション!
3部作の中編の話題が上がっていたので視聴しました。
噂に違わず面白い!!
そしてこれを、あれだけの人数で作るなんて狂
>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.7

そんなのどうでも良い!


頭空っぽにして見られる映画〜!
サミュエル. L. ジャクソンやっぱりかっこいいなあ。
声を出して笑ったの、俺たちスーパーポリスメン以来かも。
続編も見る〜

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.6

生きられない


想像してたよりも、軽妙なタッチとアートっぽい画で進む映画。

両親と4人で食卓を囲むところはカメラワークが印象的。

証明写真機内での会話は可愛い。

ラストのカタルシスが良い。
>>続きを読む

蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE(2023年製作の映画)

4.2

君は知るだろう。


私の人生の最推し総士が、
本当に本当に珍しく激昂してて、
それに真矢ちゃんがぶつかってて、
すごくドラマCDみがあったけどみんな大人になったんだねええええあああ

総士は帰ってき
>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.8

めりーくりすます、みすた、ろーれんす


教授の訃報から暫く経ったので視聴。

存じ上げていたつもりでしたが、教授の紅顔の美青年ぶりに驚きました。

ボウイもそれは素晴らしく彼らしく、ボウイの心の殻を
>>続きを読む

プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

偉業(プレステージ)


ノーラン兄弟の作品!
まだ荒削りだけれどやっぱり面白いね。

テスラ役でボウイが出演していたのは思いがけずグッときました。

SFとしての掘り下げがちょっと物足りなく感じたか
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

過ちを認めることです。


血中アルコール濃度0.05%を保つことで、ほどよいリラックス状態を作り出すことができる。
という仮説のもと、人生を打破しようとする教師たちの話。
先生たちも人間だよね、北欧
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

君の名前で僕を呼んで、そしたら僕の名で君を呼ぶ。


美しかったし、幾つもの長回しのシーンが印象に残っている。
というのに、アミハマの件が脳裏を掠めるからううむ……
作品と役者・作者は別物とはいえ、最
>>続きを読む

>|