レーシング・シミュレーション・ゲーム「グランツーリスモ」のプレイヤーが、現実のレーシング・ドライバーになっていく実話。
そもそもゲームの「グランツーリスモ」が、実際のカーレースを想定したシミュレータ>>続きを読む
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15才の少年チャーリーと足を痛めた競馬馬のピートの荒野での旅。
行き場のないチャーリーの目から見た、それこそ行き場のない大人たちの姿を描く。
小さい頃は決して裕福ではなくてもおそらく幸せに暮らしてい>>続きを読む
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合唱部の中学生・聡実は突然の出会いでヤクザの狂児にカラオケを教えることに。
中学生の聡実は、部活のコンクールでの成績や人間関係、変声期に悩んでるいる本当にどこにでもいる普通の中学生です。
そんな聡実>>続きを読む
ネタバレ感想noteに書きました。
めちゃくちゃ長い18,000字超え⁈
URL貼りましたので、時間があればお読みください。
https://note.com/jolly_dill951/n/n>>続きを読む
戦時下、日本のある農村で暮らすシゲ子の元に、日中戦争に出征した夫・久蔵が四肢、聴覚、声帯を失い顔は焼けただれた姿で戻ってくる。
久蔵の実家の家族は変わり果てた久蔵を見て、そのおぞましさにすべての世話>>続きを読む
この後、"考古学冒険アクション映画"という新たなジャンルの作品がたくさん製作されたのは、やはりこの映画が成功したからでしょう。
でも、公開当時は興行的には失敗だったとか?
ホントですか?
当時はルーカ>>続きを読む
人気漫画を菅田将暉主演で実写化した連続テレビドラマ『ミステリと言う勿れ』の劇場版。
広島の名家「狩集家」の遺産相続にかかわる事件に、たまたま広島を訪れていた久能整くんが巻き込まれます。
テレビドラ>>続きを読む
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原作未読で映画を観ました。
この映画、おそらく前編ということで後編に向けてのたくさんのナゾや伏線で構成されていたためだと思いますが、ドラマ的な盛り上がりには少し欠けたかなー?という印象を持ちました。>>続きを読む
13歳の普通の女の子が、ある日突然身長2メートルもの赤いレッサーパンダに⁈
主人公の女の子メイは、学校での成績もよく、家族、とりわけ教育熱心な母親ミンからは"将来は国連事務総長"と期待されるほどの優>>続きを読む
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犬にとって最低の飼い主でダメ男のダグに飼われ、それでもダグを愛し続けていたのに捨てられたボーダーテリアの仔犬レジー。
ピュアなレジーが野良犬のボストンテリアのバグ、オーストラリアンシェパードのマギー、>>続きを読む
娘が失踪した刑事ロークは、彼の前に現れた謎の男デルレーンを追う。
「ヒプノティック」という催眠術をさらに進化させた特殊能力を軸にストーリーは展開していくのだが、現実と非現実が入り乱れる物語は次第に複>>続きを読む
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版『デューン砂の惑星』シリーズ第2弾。
PART2鑑賞にあたりPART1を再鑑賞して予習。
かなり忘れていた設定などもあり、予習してPART2を観たのは個人的には正解でした。>>続きを読む
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未練を持ったまま亡くなった人たちが集まる死後のコミュニティを舞台に、死者たちが生者に注ぐ思いを描く。
冒頭一人称で描かれる津波に飲み込まれた人の視線。
東日本大震災でたくさんの人たちが津波に飲まれ、>>続きを読む
第二次世界大戦から冷戦時代を生きたフランス、アメリカ、ドイツ、ソ連の4つの家族2世代にわたる大河群像劇。
映画は当初第二次世界大戦時のフランスのユダヤ人夫婦、カラヤンをモデルにしたドイツ人音楽家、ソ>>続きを読む
老人介護施設に入所しているゼウ。
1週間前に妻を亡くしたことさえ忘れてしまう認知症なのだが、同じ施設にいるマックスから手紙を渡され、アウシュビッツ強制収容所で自分以外の家族を殺した元ナチス親衛隊の男を>>続きを読む
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第二次世界大戦末期のフィンランド。
焦土作戦を展開しながら撤退するナチス軍とフィンランドの"伝説の男"の血で血を洗う対決を描く、フィンランド版『ダイ・ハード』。
1944年、敗色濃いナチス・ドイツ軍>>続きを読む
同棲する女性・川辺市子に結婚を申し込んだ長谷川義則。
その翌日、市子は長谷川の元から消えた。
市子の行方を追う長谷川が知ることになるのは市子の壮絶な過去だった。
少しネタバレあり、ですが、
次々と>>続きを読む
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売れない小説家"モンク"。
ステレオタイプのアフリカ系アメリカ人の小説がもてはやされる現状にイライラし、そんな"バカバカしい"小説を書いてみたら大ヒット、映画化されることに。
全編アメリカのリベラル>>続きを読む
リドリー・スコット監督が描くナポレオンの生涯。
映画は、フランス革命でのマリー・アントワネットのギロチンによる処刑というショッキングなシーンから始まる。
革命に熱狂した市民から罵声を浴び跪いてギロチ>>続きを読む
突然の事故で死んだ夫は別人だった。
夫はいったい誰だったのか?
夫を亡くした妻・里枝を安藤サクラ、謎の男夫の「X」を窪田正孝、男の正体を探ることになる弁護士の城戸を妻夫木聡がそれぞれの苦悩を奥深く演>>続きを読む
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2024年3月12日さらに追記しました。
※かなり長くなりました。
※あくまで個人の感想です。解釈を間違っているかもしれませんが、私の解釈・感想として書いてみました。
「違うだろ」と思われた方、お許>>続きを読む
女性の可能性に満ちあふれたバービーが登場するオープニングの『2001年宇宙の旅』のパロディから、劇中『ゴッドファーザー』など映画ネタが多用されるのはおもしろい。
バービー人形のことはあまり知らないの>>続きを読む
初ジム・ジャームッシュ作品鑑賞。
男と女、男の友だちの3人がニューヨーク、クリーブランド、マイアミを点々とする、ある意味ロードムービー。
たわいもない会話が淡々と繰り返され、特に刺激的な出来事は起>>続きを読む
痛快。
マンガ原作のようだが、昭和をピークに絶滅危惧種になったと思っていた「青春友情ケンカ映画」が令和で十分通用したことはうれしい限り。
童貞で、しかしケンカ無双の高校生・門松勝太を中心に、個性的な>>続きを読む
冒頭から糞尿の映像が画面いっぱいに映し出され、生理的には驚いてしまう。
糞尿で食っているので糞尿を素手で触ることも厭わない矢亮なのだが、糞尿描写がリアルで生々しい。
ここでリタイアする人もいそうだが、>>続きを読む
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※すごく長くなりました。
お時間があれば。
『ケイコ 目を澄まして』で聴覚障害者の生きづらさと明日に向かって歩きだす希望を描いた三宅唱監督が、PMS(月経前症候群)の女性とパニック障害の男性の交流>>続きを読む
2時間49分という長尺だが、そのほとんどがアクションの連続。
アクション牛丼特盛を10杯くらい食べ終わった感じで、もうお腹いっぱい。
大風呂敷を広げた感のあった「主席連合」という巨大組織との決着をど>>続きを読む
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麻薬密売人が飛行機からばら撒いた大量のコカイン。
山中に散らばったコカインを拾ったのは熊だった。
コカインでハイになり凶暴化した熊が人間を襲うアニマル・パニック。
アニマル・パニック映画というと『ジ>>続きを読む
※ごめんなさい。
長くなっちゃいました
実は私は原作の結末は読んでいない。
いい意味で映画をオリジナルに近い状態で鑑賞することができた。
とはいえ原作ファンだったので実写化は不可能では?と懐疑的だ>>続きを読む
オリジナル・カラー版と比較する視点で鑑賞した。
今回モノクロ化に当たって特に期待したのは、物語の舞台である戦後まもなくという空気感がオリジナル版より強くなっているかということと、昭和映画の持つモノク>>続きを読む
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1920年にオクラホマ州で起こったネイティブ・アメリカン連続殺人事件に関わった白人男性を描くクライム・サスペンス。
アメリカ政府により故郷のミズーリを追われ、オクラホマに移住させられたネイティブ・ア>>続きを読む
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実は自分はジブリ映画をあまり観たことがない。
宮崎駿作品ならば、『ルパン三世 カリオストロの城 』、『風の谷のナウシカ』、ジブリ映画の『天空の城ラピュタ』はフェイバリットなのだが、『となりのトトロ』以>>続きを読む
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大正12年9月、関東大震災の混乱の中、千葉県福田村で起こった行商人大量虐殺事件を描く。
映画は、ほとんどの時間を使って讃岐(香川県)から千葉県にやってきた薬の行商人一行が流言飛語が飛び交う関東大震災>>続きを読む
【訂正した感想】
※当初あげた感想は後で考えると完全に大切なことを見誤っていました。
訂正感想をあげます。
下に訂正前の感想も載せておきます。
レナードは音楽家として成功しながらも、自身の性的趣>>続きを読む
1950〜80年代に至るアメリカの現代史の闇を、一人の殺し屋の目を通して描く。
マーティン・スコセッシ監督作品で、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシの共演映画という話題性から早く観た>>続きを読む
アメリカが密かにジュネーブのWHO内で培養していた病原菌に感染したテロリストが乗り込んだヨーロッパの国際列車をめぐるパニック映画。
本作公開当時はハリウッド製作のパニック映画が立て続けに大ヒットし、>>続きを読む