いろんなテーマが詰め込まれすぎて何を伝えたいかが若干ぼやけるが若い俳優が良い味を出している。
所々垣間見える粗さは気になった。
よくあるテーマとストーリー展開でクリント・イーストウッドだから何とか観れたって感じ。
心理状態をしっかり読んで心の隙間に入り込む巧みさはまさにサイコパス。
人の脆さや危うさがこれでもかと表現されていて見応えがあった。
完全なファンタジー映画だった。
心温まるストーリーでラストが全てだろう。
これが現実だよな。
いろんな方が関わっている大きな世界だけに支える人の大切さを感じる。
王道の青春映画だけど設定が面白く、所々に印象的なシーンがあって楽しめた。
独特の掛け合いは面白い。
ただもっと年齢を重ねないと分かりにくいところがあると思う。
ホラーではあるが時代問わずの社会問題を盛り込むストーリーと少しの切なさが良かった。
監督らしい映像美と音楽は健在。
背景や目的の提示がない殺人鬼は怖すぎる。
細かいことを言えばキリがないがそれを超越してくる力技に恐れ入りました。
精神的に蝕まれていく様は見事だが内容的に予備知識がないと全てを理解出来ているのか分からない。
これは真っすぐに見えるけどかなり歪んだ愛情だな。そういった複雑な心理状況を巧みに表現していた。
法廷の掛け合いは見事で出てくる演者がとにかく濃すぎる。
スッキリしない部分もあるがラストも含めてこれで良いのだろうと思った。
自分がひねくれてるだけかもしれないがあまりにも全てがかっちり決まりすぎて面白味に欠けた。
日常を可笑しく、苦々しく描いているが救いもあって最後まで楽しめた。
何でも程々にしておくことですね。
人と街の儚い未来を淡々と表現していて余韻が凄い映画だった。
誰か悪いとかを通り越している。
イランの社会問題を炙り出しながら人間の本質を描き出す傑作だった。
子どもたちの演技が特に素晴らしくてグッときた。
面白いところをついてくる映画だった。
コメディでもありホラーでもあり。
男も女もどっちもどっち。
劇的な何かがあるわけではないがただひたすら自分を信じて真っすぐ突き進む姿は清々しい。
純粋に凄いと思った。
この世界観に耐えられるのかと思ったが30分を過ぎたら一気に入り込んだ。
三部作らしいので続編も期待。
難しいストーリーなのかと思ったら意外と理解は出来る。
普遍的なテーマだが繊細な心の動きが車中という空間でより一層引き立っているように感じた。
国や文化が違っても人としての痛みは一緒でいろんなことに気づかされる映画。
雰囲気のあるロードムービーだが少々物足りなかった。
どの国にも黒歴史みたいなものはあるがこの当時の台湾もかなりエグい。
自由が奪われる状況は考えただけでも恐ろしい。
恋愛映画はあまり得意ではないが胸が押し潰されそうになった。
社会問題を全面的に押し出していて結構辛い内容だが救いもあってラストまで目が離せなかった。
いろんな拷問を思いつくものだと感心するが肝心の内容がもうひとつ。
全てのジョークが分かるわけではないので何とも言えないが笑いが戦争の悲劇をより引き立てている。
三者三様の捉え方があってその構成の妙がこの映画の全てだが、女性蔑視だけではなくて女性同士のしがらみが物語を意味深なものにしていて面白かった。