スパイシーカレーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スパイシーカレー

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スペル(2009年製作の映画)

4.0

伏線の張りかたの雑さとかどうでもいいくらいB級コメディホラーとして凄く面白かったです。

オマールの壁(2013年製作の映画)

3.7

パレスチナ人を壁で隔離し銃で脅し迫害し、壁の外という餌をぶら下げ若者同士を仲違いさせるイスラエル秘密警察。
悲劇の民族ユダヤ人は差別された歴史から何を学んだのでしょう。
最後の方の展開はもう少し丁寧に
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君の名は。(2016年製作の映画)

2.5

絵は綺麗だと思いましたが演出のくどさとBGMでいまいち物語に入れませんでした。
ずっとスマホ見てる高校生が三年のタイムラグに気付かないってあり得るんでしょうか。

少女は自転車にのって(2012年製作の映画)

3.0

イスラムの中でもかなり戒律が厳しい部類の社会での日常生活を知ることができる興味深い映画。異文化の価値観って面白いですね。
家庭用のコーラン学習装置とかいう専用ハードウェア、あれスマホ過渡期にアプリで出
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

2.6

若いゲバラの心境にどの様な変化が起こるのかは観る前から予想がつきました。
南米縦断なんて滅多にできないので風景を楽しむには良いのかもしれませんが、日記を元にしてるにしても淡々とし過ぎていると感じました
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.2

第一次世界大戦の傷痕は想定以上に大きく、ナチスの力が増す中でのイギリス国民の不安。
再びドイツとの戦争に突入することを宣言するスピーチ、国民の心の拠り所となる国王にはどれだけの重圧がかかっていたのでし
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

偏屈で自分の事しか考えなかった主人公が小さい子供や他者に触れ、対話することで自身から出た言葉を通して己を振り返るセラピー映画。
冒頭の胃が痛くなるようなやり取りの間の置き方、しつこさ、声の抑制の付け方
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

自己陶酔と破滅願望の塊みたいな主人公ですね。
女装させた夫ばかり描いてる奥さんもレズビアンなんだと思いましたけどどうなんでしょう。

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

4.5

意味のわからない展開と一生ぐだぐたねちねち言ってそうなウディアレンのキャラ最高です。
実際のローマはグラフィティが目についたり人の多さと雑多さで観光していても現実に引き戻される事がありますが、そういっ
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

2.8

映像になるとゴテゴテ毛羽毛羽しかった当時のフランスファッション界で彼女がいかに前衛的だったかが判り易いです。
個人的にはナチスのスパイ時代の描写を期待していましたが長く劇的な人生のどこにスポット当てる
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

障害者の老人とスラムの黒人。重くなりそうな組み合わせを明るくくどくなく描写していて良かったです。
会話が楽しいし主演二人の演技も本当に楽しそうで見ていて明るくなれる映画でした。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

衝動的に暴力事件を起こす発達障害の息子と息子のことしか考えられない母親。私は彼らの隣人になりたくありません。この架空のカナダは私の様に偏狭な人が増え、捨て子法案が通ってしまう様な社会なのでしょう。
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.2

貴族の屋敷に通う内にマイフェアレディ的に垢抜けていくのかと思ってました。
他人には理解され辛い選択や独自性を尊重することが物語の根幹でそこが奇抜な服装とリンクしているんでしょうね。
この映画のテーマを
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ソウ(2004年製作の映画)

3.3

犯人が殺人を楽しんでる感じはいいですけどあまり魅力を感じませんでした。動機が薄くサイコ的な常人と違う理念があまり無かったからかもしれません。
話の展開の仕方も速度も良かったと思います。私はあまりスプラ
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砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

2.6

学者が主人公ですが会話の内容に面白いうんちくはなく、英国中東の国交を突飛な手段で改善しようとする。という題材のわりに社会風刺の描写もユーモアも弱いです。
考える要素や毒気がないのでデートムービーには向
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アイアンクラッド(2010年製作の映画)

3.1

剣を鈍器みたいに振り回して叩き潰す西洋剣術の殺陣、攻城兵器での攻城戦。手振れカメラの演出で見にくいですが戦闘シーンや衣装武具のリアリティーはとても良くできていると思います。拷問シーンも奇抜な感じではな>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.0

この人のことを詳しく知らなかったので無知な私には勉強になりました。

・家庭不和
・幼少からチェスしかしてなくて浮世離れした
・共産・資本両方の社会に対する閉塞感不信感
・神経質な気性
・狂人と天才は
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