原作と終盤以外全くといっていいほど同じなのに、なぜこれほどまで評価が違ってくるのか。これは物語論としても案外面白い議題ですよ。特に先にアニメを観て後で原作を観た人は、ほとんど一緒じゃんと感じる人もいる>>続きを読む
面白かったです!
林遣都のキャラ、結構好きなんだよな。
ラ・ラ・ランドは"車の前"でミュージカルを演じたが、ベイビー・ドライバーは"車"がミュージカルを演じる。車のエンジンやブレーキ音が、銃声が、さらに街の生活音まで歌の代わりになり、完璧に音楽を盛り上げる>>続きを読む
マーティン・スコセッシが映画監督になるきっかけを作った映画。暴力や圧政を退けることが出来るのは、暴力による復讐ではない。これまでたくさんの映画で描かれてきて、今なお描き続けられている殺しによる復讐とい>>続きを読む
くすぐり動画というバカな企画を取材したいと思い主催者にその旨のメールを送るが、そこでなぜか罵詈雑言の返信が届く。くすぐり動画の趣旨とは明らかにかけ離れたその内容にドキュメンタリー化企画が立ち上がるが、>>続きを読む
戦闘の演出がかなり良かった。これは、本当に凄い。何気にコクピットの中の女の子の顔がかなり豊かにぐるぐる変わるのが凄かった。テーマとしては攻殻機動隊と同じだが、あれは特に精神の内側を見つめるものだったの>>続きを読む
冒頭ワンカットでの後部座席目線からのカーチェイスシーンを観てこれは当たりだな、と確信。序盤のカメラは主人公に寄り添う視点が多いため、彼の揺れ動く心情を追っていく静かな話なのかと思いきや、途中で彼の素>>続きを読む
エロール・モリスはマイケル・ムーアと並ぶ現代アメリカで特に影響力のあるドキュメンタリー作家と言われているのに、日本でちゃんとした媒体で観れる彼のドキュメンタリーはこのアカデミー賞受賞作、フォッグ・オブ>>続きを読む
ツァイグオチャンの花火製作に関するドキュメンタリー。面白かったです。Netflixオリジナルのドキュメンタリーは本当に良質なものがあってこれからの作品も楽しみ。
ただの火山やマグマを撮影したドキュメンタリーと侮るとダメだ。監督はあのヴェルナー・ヘルツォークだから。そんな映画だから、普通の火山の映像ではないことは観る前から分かっていたが、これほどまでとんでもない>>続きを読む
グリズリーが好きすぎるために、法律を冒してまでグリズリーのそばに居続けた男が、最後に食われて死ぬことでグリズリーと文字通り一体化していくというドキュメンタリー。いつ食われるか分からないくらい目と鼻の先>>続きを読む
これまで観たカンフー映画の中でも特に好きな映画なるかもしれない。一方で、この映画が完璧だというつもりは全くない。一応メインとなるストーリーが2つあるのだが、それぞれがほとんど無関係なので、映画の途中で>>続きを読む
ガンフーは最高で、これが前作よりもたくさんあったのは良かった。ジョナサンは敵と対面した瞬間からヘッドショットするまでが驚くほど速いし、たぶんコール・オブ・デューティとかやらせたら相当上手いと思う。でも>>続きを読む
ツッコミどころは確かに多いけど、結構面白かった。敵のキャラが濃いアクション映画はたいてい面白いものです。The raidとは監督が違うけど、イコ・ウワイス主演の映画はアクションのカメラワークが上手い。>>続きを読む
モリアーティ教授との滝壺での戦いを斬新な設定で再解釈したライベンバッハ・ヒーローなどはかなり面白かったのに、シーズン3から残念な回が多い傾向になっている。サブプロットの作りがメインプロットとあまり関連>>続きを読む
これを機に10年ぶりくらいに観たけど、やっぱり最高の映画だな...メルギブソン監督の映画の中でも最高傑作だし、史実系のヒーローが主役の映画の中でも最高傑作だ。
戦闘が始まるまでの前半部がとにかく面白かった。フルメタルジャケットばりのいびりを通じて、主人公の頑迷とまで言える信仰心を非常に人間的にあぶり出すところも素晴らしいが、なによりも戦争によって精神を崩壊さ>>続きを読む
コーマック・マッカーシーの小説のような映画で、非常にアメリカ文学的だった。
PTAの映画はほとんど好きなのだが、この映画は、そうだ。でも、まあ好きだ。ザマスターが好きだったら、そして自分はめちゃめちゃ好きだし、そういう人はこれも好きだと思います。ビックリボウスキで、ロンググッ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
宇宙船では重力の方向が違うというアイデアは良かったし、表意文字だから発音は関係ないなどの細かい設定は面白い。でも言語を用いた意識変容については、例えば最近では虐殺器官とかあるし、宇宙人の造形はタコ火星>>続きを読む
ヨンドゥがあまりにも強すぎる。凡百の兵隊など全く相手にならず、口笛を吹きながら散歩するだけで全員を倒してしまう。ワイルドさ、強さ、情の厚さ、全てを兼ね備えた男の中の男。癖の強い"クソ"ガーディアンズに>>続きを読む
硬派なSFを撮ってきたあのダンカン・ジョーンズ監督がこんなありきたりのファンタジー作品を撮るとは、何か他の映画とは違う仕掛けがあるんだろうなと思ってたけど、観てみると確かにある。まず、人間とオークのダ>>続きを読む
最近のドニー・イェン映画の中ではかなり良作。この映画で特に熱いのは、ワンスアポンアタイムインチャイナ/天地大乱でドニーが魅せた華麗な棒術を再びしっかりと観ることが出来ることだ。構図や繰り出す技から観て>>続きを読む
ドニー・イェンが若いのでパンチとキックがすごくはやい。コマ送りでないと何をやっているのか良く分からないぐらい。今の彼に通じる技も何個か見れる。
これまでのバットマン映画の中でもトップクラスに面白い。映画全体をみれば、ダークナイトなどと比較しても負けるどころか、明らかにしっかりとしたストーリー構成になっている。レゴだからこそ出来るメタ視点の導入>>続きを読む
我々人間が人生の無意味さに対してどう生きればよいのか、というテーマを宇宙遭難に落とし込んで描いた奇妙だが魅力的な映画だった。ただどう生きれば良いのか、という答えがかなり邪悪に聞こえることも確かだ。この>>続きを読む
立ち姿がとにかくカッコいいコングに対峙するトカゲ、タコなどの化け物軍団。それにベトナム戦争を戦った米軍が加勢して怪獣大トーナメントバトルに発展するという思い出しただけでも幸せな映画だった。ナパームの香>>続きを読む