ライスビレッジさんの映画レビュー・感想・評価

ライスビレッジ

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

80年代イタリアの自然風景と心優しい人たちの生活感が大変心地よい。家の生活音や風や水の音などあらゆる情報が視覚とともに心地よく耳に響いてきて、なんだか懐かしく、穏やかな気持ちになれた。

少年たちの互
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ニンゲン合格(1999年製作の映画)

4.0

失われてしまった年月を取り戻すかのように強く急いで生きる少年の焦燥感が伝わってきた。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.8

地元長崎の懐かしい景色。
少年時代の冒険を超える冒険が大人になるとできなくなるのは何故だろう。
あの頃はたった1キロ知らない土地を歩くだけで大冒険だった。今では何百キロ先まで行けるのに。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

周りが理解してくれないこと。
だけど能動的には理解されたくないこと。

何らかの偶然の過程で理解してくれたら良いこともあるよね。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

“媒体として言葉に力があった最後の時代”
思想も生まれた背景も違う、三島由紀夫と若者達のバチバチの討論会、痺れました。

この作品を通して私が思ったことは、2つあります。

1つはこの時代の若者の熱量
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空白(2021年製作の映画)

4.1

見終わった後、重くのしかかる感情もあれば少し救われた気持ちになる部分もあり、かなり内容もメッセージ性も強い映画でした。

直接的には誰も悪くないのに、1人の中学生の痛ましい交通事故が関係した人々を悲し
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

ストーリーの大まかな流れは面白かったけど、細かいところで無理な設定がところどころあって残念だった
逆に言えばそれがあるからハラハラした展開が生み出されているのかも…


気になったところ
①警察が無能
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

感情に突き刺さるミュージック
映像の色使いが映画を観る側の心情を揺らす

この映画のテーマは「”強さ”と”弱さ”」だと個人的に思った

父親から完璧な強さを求められ、兄自身も父や母に完璧な姿を見せる事
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

3.4

“忘れられない人がいる”

この人生では、何人もの異性に出会う
その瞬間瞬間でトキメク時もあるし
これからも、あの人いいなぁって思うことは何度もあるんだろう

でも一生頭から離れない人がたまにいる
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.1

東京、東京うるさい笑

地元の狭い世界で味わった少年少女時代だから味わえるキラキラしたパラレルワールドにいつまで経っても縛られて、またそんな日が来るわけでもないけど、なんか忘れられない人たち

それだ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

もうさ、宮本は無茶苦茶ダサくて、普通に友達としてならバカにしたいぐらいのヤツなんだけど、熱い!真っ直ぐすぎて嫌いになれない

ドラマの宮本シリーズも見てたから、今回もその過去の作品と照らし合わせて物語
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7

思春期の女の子も男の子も感じるだろう、学校っていう狭くて、わけわからない世界でのお話
そこで頑張ってモガク女の子のお話

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

分かるこういう感じ...
小学校のときも、中学の時も、高校のときも、大学でさえ感じてた...
私達が生きてきた狭い世界には、ひとつ上のカッコいい存在がいつもいた
自分が知らないことを見せてくる先輩たち
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