Dickさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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ウエスタン(1968年製作の映画)

4.0

❶マッチング:消化良好。

➋『ウエスタン』の邦題で141分の短縮版が名古屋で初公開されたのは、1970/02/15(土)~03/15(日)の1か月間、今は無き「毎日ホール大劇場」でD-150方式の上
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.3

❶マッチング:消化良好。

➋『ウエスタン』の邦題で141分の短縮版が名古屋で初公開されたのは、1970/02/15(土)~03/15(日)の1か月間、今は無き「毎日ホール大劇場」でD-150方式の上
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【2019.10.26改定】

★オリジナル版を2014年に観ていたことを思い出したので、改定しました。

❶マッチング:やや消化不良。
➋オリジナルの韓国映画『ブラインド(2011韓)블라인드/Bl
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出国 造られた工作員(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化良好。
➋「米ソ冷戦」と「南北朝鮮対立」の間で、家族を分断された韓国人経済学者一家の悲劇。
➌舞台は1986年のベルリンから始まり、1989年のベルリンの壁崩壊と、1991年の冷戦終
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美の祭典(1938年製作の映画)

4.3

★あいちトリエンナーレ2019映像プログラム2019.09.25で鑑賞。

❶マッチング:消化良好。
➋1936年オリンピック・ベルリン大会の公式記録映画「オリンピア」の第二部。選手村での選手たちのリ
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民族の祭典(1938年製作の映画)

4.8

★あいちトリエンナーレ2019映像プログラム2019.09.25で鑑賞。

❶マッチング:消化良好。
➋仏・英・独の3か国語で示されたクレジットによると、本作はMMVⅢ(2008年)にIOCの主導によ
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レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

★初回鑑賞時のレビューを書いていて、疑問があったので、確認するためと、あの感動をもう一度味わうべくリピートした。その結果、レビューの一部に思い違いがあったので、ここに訂正版を発行する。

❶マッチング
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.0

❶マッチング:消化不良。
➋予告編を初めて見た時、川や森の自然映像の美しさに目を奪われた。中国映画?ヨーロッパ映画?
そして、オダギリジョーの長編初監督作品で、撮影監督がクリストファー・ドイル、衣装デ
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化良好。
➋交渉人(ネゴシエーター)を主人公とした作品は幾つもあった。殆どが男性で、女性は⑥のみ。
①『ネゴシエーター(1997米)』 監督:トーマス・カーター、出演:エディ・マーフィ
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共犯者(1995年製作の映画)

5.0

★本年1月に次いで2度目の鑑賞。
今回は「あいちトリエンナーレ2019映像プログラム」でリピート。

❶マッチング:消化良好。
➋青瓦台(韓国大統領府)のマスコミに対する、あからさまな言論弾圧の実態を
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化良好。
➋昨年9月、82歳で亡くなったバート・レイノルズ(1936 - 2018)の最後の主演作。
➌前半のあらすじ:
①かってのハリウッドの大スター、ヴィック・エドワーズ(バート・
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

❶マッチング:消化良好。
➋殺し屋が主要人物である映画は原則として好まないが、本作は例外。その理由:
①主人公が善人。
②殺される側が、善人ではなさそうなこと。
③描き方がサラっとしていて、嫌悪感がな
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

2.0

❶マッチング:消化不良。
➋『日日是好日 (2018)』、『光 (2017)』、『さよなら渓谷(2013)』等、近年の大森立嗣とは相性が良かったが、本作は外れ。主人公3人のキャラに全く乗れなかった。大
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帰れない二人(2018年製作の映画)

3.5

❶マッチング:消化不良。
➋3つの時代と場所を舞台にした、女チャオ(チャオ・タオ)、男ビン(リャオ・ファン)の2人についての物語。
①2001年、山西省・大同(ダートン)。
②2006年、長江・三峡、
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スタートアップ・ガールズ(2019年製作の映画)

3.5

❶マッチング:消化良好。
➋アイデアを出して種を蒔く大学生の起業家(上白石萌音)と、それを育てようとする、有名企業のOL(山崎紘菜)の掛け合いに納得出来る。

SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化良好。
➋水墨画のようなモノクロベースの映像が、ユニークで物語に深みを与えている。
➌2転、3転、4転と予想を次々覆すストーリーが実に面白い。
❹唯一の難点は、あれだけひどくやられた
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ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

2.0

★2019年9月リバイバル公開されたデジタルリマスター版を鑑賞。

❶マッチング:消化不良。
➋乗れない、共感出来ない。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.5

❶マッチング:やや消化不良。
➋突然の悲劇で多くの才能たちを失った、京都アニメーションが製作したアニメの最新作。
➌繊細で、滑らかな動きの画像は実に美しく、評判を裏切らない。
❹同じ劇場版でも、『名探
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化良好。
➋6月に公開された藤井道人監督の『新聞記者(2019)』は、現時点で今年度、最良・最高の骨太社会派作品の傑作だった。
➌その藤井道人監督の前年度作品である本作は、昨年12月の
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KESARI ケサリ 21人の勇者たち(2019年製作の映画)

4.0

❶マッチング:消化良好。
➋1897年に勃発した「サラガリの戦い」を描いた戦争スペクタクルで、解説によると:
①製作費8億ルピー(12億円)以上、撮影期間1年間。
②今年3月21日インド公開で、本年度
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:やや消化不良。
➋解説によると:
①予算300万円のインディーズ映画ながら、口コミで全国公開へと拡大し、2018年の邦画興行収入ランキング7位31億円の大ヒットとなった『カメラを止めるな
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よしもと新喜劇映画 商店街戦争 SUCHICO(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

★過去10年間で、最悪の反社会的映画。
2017.03.27センチュリーシネマで鑑賞

❶マッチング:消化不良。
➋過去10年間で、最悪の反社会的映画。
➌最悪中の最悪が無責任な脚本。吉本興業がよ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.0

❶マッチング:やや消化不良。
➋歌と踊りのミュージカルは楽しい。オーディションで選ばれたというヒロイン・静香役の三吉彩花(22)は華があってよろしい。
➌しかし、大前提となっている、インチキ催眠術師(
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命みじかし、恋せよ乙女(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化不良。

➋日本が大好きなドイツ人監督、ドーリス・デリエ(1955生れ)のことを意識したのは、2000年9月の「あいち国際女性映画祭2000」で上映された『アム・アイ・ビューティル?
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.0

❶マッチング:消化不良。
➋数年で12名以上の殺人を犯した実在の人物の青春を描いた実録物。
➌1971年のブエノスアイレス。17歳の美少年(原題の「天使」のような顔つき)カルリートス(ロレンソ・フェロ
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よこがお(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1.全般

❶マッチング:やや消化不良。
➋あらすじ:
①訪問看護師である主人公・市子(筒井真理子)が通っている大石家には、看護する祖母(大方斐紗子)以外に、母(川隅奈保子)と2人の姉妹がいて、市子は
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東京裁判(1983年製作の映画)

5.0

❶マッチング:消化良好。

➋貴重な歴史の教科書であり、かけがえのない人類の遺産である。
こういう作品を日本人が自身の判断で作り上げ、一般公開している事実を誇りに思う。
幾多の困難を乗り越え完成させた
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戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河(1971年製作の映画)

5.0

●名演小劇場でのリバイバル特集上映2019年8月:
「人間の條件」の五味川純平原作を、 社会派エンタテインメントの巨匠・山本薩夫監督が映画化した、軍国主義が台頭しはじめ、 軍人と手を握る新興財閥の人間
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

★ラース・フォン・トリアー作品中、最悪の反社会的映画。現時点で本年度の全映画のワースト。

❶マッチング:消化不良。後に残るは嫌悪感のみ。
➋ラース・フォン・トリアー作品中、最悪の反社会的映画。現時点
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ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化良好。
➋反原発・反独裁の強力なメッセージを、オペレッタやアニメーションなどを交えたブラックジョークで包んで投げかけた骨太の問題作。
➌毒素が強過ぎて、肌に合わないという人がいるかも
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戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年製作の映画)

5.0

●名演小劇場でのリバイバル特集上映2019年8月:
「人間の條件」の五味川純平原作を、 社会派エンタテインメントの巨匠・山本薩夫監督が映画化した、軍国主義が台頭しはじめ、 軍人と手を握る新興財閥の人間
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パラダイス・ネクスト(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化不良。乗れない、納得出来ない、楽しめない。
➋「ジャ・ジャンクーやホウ・シャオシェン作品をはじめ数々の作品で映画音楽を手がけ、「雨にゆれる女」で商業長編映画監督デビューを果たした半野
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:やや消化不良。
➋ネタバレあらすじ:
①ジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)はMI-6の諜報員。アラビア語が堪能であり、爆弾テロを阻止するため南ソマリアでの危険な任務に潜入することが決ま
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.0

❶マッチング:消化良好。
➋予算:$200 million≒220億円 のビッグバジェット超大作だが、荒唐無稽の度が過ぎてしまった。
例えばルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が重量ヘリを鎖と腕で
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

❶マッチング:消化良好。
➋ストーリーは平凡だが、後半に、あっと驚く仕掛けがある。そのアイデアが秀逸。
もっと書きたいのだが、これからご覧になる方のお楽しみとしておきたい。
➌ヒントとして、「タイトル
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それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫(2019年製作の映画)

3.0

★本作の製作に京都アニメーションが参画しています。
先般の痛ましいスタジオ放火殺人事件で、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

❶海外在住の2人の孫が、アンパンマンが大好き。
➋今回は孫は不在だ
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