TomoHojoさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

TomoHojo

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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.0

とにかくツッコミどころ満載のグラインドハウス系統の何だか時代錯誤感ありありのシンプルな復讐劇。

期待値上げ過ぎてたのもあるが、それは無いだろう!?の連続で、
そこ普通は笑わないだろうというシークェン
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.0

大人のフレンチコメディ風味。

序盤はなんだか退屈で、ムッ?となるが、終盤はなんとか、ホッコリと着地する。

好みかと問われれば?だが、
総合的には及第点かな。

大爆笑させない加減が、
良くも悪くも
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

3.9

1998年当時の一大ムーブメントを知らずに、又、一作目を観てないと本作を存分に満喫する事は難しいのではないでしょうか?そこだけが気にはなるのですが。。。

当時はライ・クーダーの大ファンという事もあり
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エヴァ(2018年製作の映画)

1.5

ここまで完全放置プレーを喰らう作品も稀なのでは?
凄い事が起こってそうで、
起こっているのかさえ、分からないまま只々過ぎ去る時間。
悪女なのか?
男がだらしないだけなのか?
結論が出ないまま終焉を迎え
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アイ・アム・タレント(2016年製作の映画)

3.1

スケボーに全く精通していない自分だが予告編に惹かれて鑑賞。

スケボーマニアが観たら結構興奮するであろう要素が散りばめられているが、自分的には登場するプロスケーターなども全く知りもしないので、終始かな
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.3

うーむ。
あまりのつまらなさに良い感想が全く思いつかない。。。
鼠の王国へ魂を売ってしまったからなのかは知らんが、こんなスピンオフ必要あったのだろうか?
眼の錯覚か画面も全体的に暗いし、ストーリーもピ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

脚本とアイディアで成り立っている映画愛に溢れたジャパニーズインディペンデント作品!

いや〜笑いましたねー。
久々に劇場で爆笑しましたわ!

前半のワンカットゾンビシーンではむっ?むっ?となったものの
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.0

期待値が大き過ぎたのもあるが、個人的にはイマイチの作品だったかな?シリアス要素満載なのに、ほのぼのな演出が何かミスマッチで、なんだか中途半端な印象しか残らなかった。決して悪い作品じゃないのだけど、自分>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.1

先ずは大好きな女優のエリザベス・シューを大画面で久々に拝めた事で個人的には本作の評価がうなぎ登りで上昇します。老いても美しさは健在。ありがたや、ありがたや。

スポーツファンでもあるにもかかわらず、こ
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ザ・ビッグハウス(2018年製作の映画)

4.2

正直言ってここまでオモロイとは思わなかった観察記録作品。「ビッグハウス」というミシガン大学アメフト部の巨大なホームグラウンドをフィルターとして炙り出される🇺🇸の光と陰。まるでスタジアム自体が生き物の様>>続きを読む

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.7

キム・ミニのPVを観てるかのような錯覚に陥る作品。
ストーリーは至ってシンプル。
でも観る人を選ぶ一品かと。

前半のかったるい感じ(直前に観た「それから」の大失態だけは回避しょうと踏ん張る!)を乗り
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それから(2017年製作の映画)

-

しまった!
大失態。。。
期待していた作品だったのに、週末の疲れが溜まっていたのか、出足の夫婦の会話で、睡魔に襲われ。。。完全な寝落ち。起きた時には時既に遅く、キム・ミニがタクシー🚕に乗っているシーン
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

「SON」息子 =「SUN」太陽。
なるほどね〜

主人公のオギー君は太陽!その周りを取り囲む登場人物達は、両親、姉、同級生、先生、皆が太陽を囲む惑星群であり、そんな太陽を主軸に各々がそれぞれ影響を受
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死の谷間(2015年製作の映画)

2.7

徹底的に低予算でミニマルに仕上げた仮想ディストピアものと思わせつつ、全くSF感はそこにはなく、摩訶不思議な男女の三角関係を描いた作品。

2015年公開との事でハナから疑ってかかっていたのだけれども、
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.4

コニーアイランドに一度でも行った事があれば、1950年代が舞台でもその独特のゆる〜い感じが巧く描写されていて物語にスーッと引き込まれる。

それゃ、ウディ・アレンの過去の名作と比較してしまうと???だ
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母という名の女(2017年製作の映画)

2.7

現実でも、どこにでも居そうな?クソBitchな母親の悪態?いや醜態!をメインに据えたかなり胸糞が悪くなる物語。何故あんな行動に走ってしまったのか?の具体的な心情描写がないが為に余計混乱を招いてしまう。>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.5

「30年後の同窓会」では全くない。相変わらず邦題を付けた人のセンスを疑ってしまう。原題「Last Flag Flying」が的を得てる。これは最後にじっくりと伝わってきます。

どちらかというと、ベト
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Vision(2017年製作の映画)

2.5

好き嫌いがはっきりと別れそうだが、自分の心には全く響かない摩訶不思議な珍作。

吉野の山や自然描写は美しく素晴らしいのだけど、ストーリー自体がチンプンカンプンで、狙い過ぎで軸がブレまくってしまっている
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祝福~オラとニコデムの家~(2016年製作の映画)

3.5

監督トークショー付試写会鑑賞。

まるでモキュメンタリー?の趣きを感じさせるポーランド発の少女オラの視点から淡々と展開される作品。

とにかくカメラと登場人物達の距離感が半端なく近い。監督と主人公達の
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

2.8

賛否両論あるとは思いますが、個人的にはあらゆる意味で全く共感出来ず、期待していただけに。。。残念。

サントラも演出も含め、とにかく全体的に軽過ぎる構成。🇮🇹でスマッシュヒットというキャッチコピーでし
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名前(2018年製作の映画)

3.0

舞台挨拶付完成披露試写会鑑賞。

ストーリー内容を含め、キャスト、舞台設定、演出がとにかく地味。かといって退屈かと問われればそうでもないし。。。なんかモヤモヤ感が残ると思ったら気付いた点が一つ。

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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

1.8

摩訶不思議な男性限定試写会鑑賞。

うーむ正直言ってつまらないです。。。
原作は好きだったので、楽しみにしていたのですが。。。
改めて原作(漫画)を映画化する事の難しさを痛感。
映画の入りから???で
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.2

オリジナル米国版のファンなので、期待と不安半分で鑑賞。

意外と主人公の設定以外は、オリジナルに忠実な製りでビックリ!
監督からしてコメディー色全開でグイグイくるとおもいきや、適度な笑いを絡めつつ、ラ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

前夜祭鑑賞。

「分かっちゃいるけど、やめられなーい」相変わらずのMARVEL作品。良くも悪くもコテコテのMARVELワールド。懲りずに一番乗りで観てしまう自分がいるのも確かな事実。まぁ、好き嫌いを通
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

第一印象はとにかくキャスティングの妙技。これだけ日本を代表する俳優陣が集結してるとそう実感させられる。

そんな中残念ながら、リリーフランキーだけが、生粋の役者では無いだけにどこかもの足りなさを感じて
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

PTA会長。。。
こうきましたか。。。
それゃ、直球勝負はしないお方なので、ある程度は予測していましたが。。。
もう少しカーブ、スライダー、フォークなども組み込んだ多彩なリードをされるかと思いきや。。
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

5.0

静粛なる狂気に満ち溢れた、アメリカン/ブリティッシュNEWノワールの傑作誕生!

とにかくホアキン無双!
天晴れホアキン!
過去のトラウマ?妄想?現実?に苦悩しながらも不思議と逞しく美しい好漢ぶりに同
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サムライと愚か者-オリンパス事件の全貌-(2015年製作の映画)

4.0

【外圧 GAIATSU】

仮想【VIRTUAL】民主主義国家【NIPPON】の民度を問われているような秀逸ドキュメンタリー作品。

今こそ観る価値の作品であることは間違いない。
オリンパスだけではな
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SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

4.0

父親が商業写真家ということもあり、鋤田さんとは幼少の頃にお会いさせて頂いた経緯もあり、とても穏やかな方という印象があったのだが、この作品を観てより一層自分の思い出が間違っていなかった事を実感。本当に暖>>続きを読む

29歳問題(2017年製作の映画)

3.0

雰囲気は良いし、お洒落な演出だが、好みか?と問われれば、否定せざるを得ないかと。。。

元々香港(現中国)作品へ傾倒した事もないし、思い入れも無いのでそれはそれで仕方が無いのかもしれないが、個人的には
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

青春だね〜
甘酸っぱいね〜
家族愛だね〜

先ずは2002年という設定が、只の現代ティーン向け作品として特定させずに、全世代へ向けての、誰でも通過してきた青春の思い出や葛藤を連想させる働きをしていて、
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友罪(2017年製作の映画)

2.5

とにかく消化不良な作品。伏線が多過ぎるくらい張られているのに、それらを回収するわけでもなく。点が沢山あるのに線で結びきれてないというか。。。元々原作がそうなのかもしれないが、とにかく退屈な129分。邦>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.3

勿論原作未読。

邦画のメジャー作品としては及第点をあげれる出来栄えかな?

とにかく小松菜奈が可愛い!
完全なオジさん目線ですが。。。
そして恋される店長役の大泉洋が不思議と煙たがられているオッサン
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.7

詩的で穏やかなインディペンデントスピリッツに溢れたアート作品。音と情景が相まって独特の世界観を醸し出します。

最近の邦画では珍しく、落ち着いた中にも風情があり、とにかく淡々と物語は展開します。特に大
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

2.5

どうしちゃったの?リドリー御大?なんでこんな作品撮ったのかご本人へ直接問いたい迷走作品。

直前のケヴィン・スペーシーの降板劇が少なからず影響してるのかな?とにかくリドリー信者としては納得のいかない出
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MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

3.2

スバル座に来るのなんていつ以来だろうか?

正直ドキュメンタリーとしては若干浅い仕上がり具合。そこまで深く「MIFUNE」を掘り下げてはいないが、黒澤作品をほぼ制覇している身としては、2人の関係性と全
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