TomoHojoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

TomoHojo

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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.3

Stylish

Viva ガイ・リッチー完全復活祭!

そう!
スタイリッシュ / 最高の劇伴 / 緻密に練られたプロットと脚本のアンサンブル。

あの最高にクールでブリティッシュなエッセンスがびっ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.4

It doesn’t make sense....

痴呆症。
失われていく。
記憶。
感覚。
自分自身。

主観なのか?
客観なのか?
自問自答しているうちに交差する時系列。
登場人物。

何が真実
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.3

チャラいしウザイしうるさい。

でもその真相は物凄く暗いネガティブで歪な青春ファンタジー。

藤原季節が好演。

佐々木インマイマインとは真逆に位置する作品。

閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.1

大どんでん返し。

予想はしていたが、途中からどうにでもなれ!感が先走ってしまい完全な確変放置プレー状態。あれこれ考えるのを放棄。それが功を奏したのか痛快な着地にほっこり。

思い返せば至る所に伏線が
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

舞台がベースとの事でワンシチュエーション会話劇が妙に心地良い。テンポも抜群。

城定さんやりますねー

あえて甲子園のアルプスで撮影してないのも好感度◎ 余計物語に引き込まれる。

舞台の映画化の大成
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

1.2

微妙。

同名舞台がベースになっていると分かり納得しょうとしているがやっぱり無理。会話劇でも群像劇にも振り切れず消化不良。そこ違うよ!感が満載のてんこ盛り。一体全体何を魅せたかったのだろうか?女性目線
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.1

グイグイと物語へ引きずり込まれていく感覚と緊張感。

画とスコアのコラボ。

全てが秀逸。

不穏な世界観が最高に心地良い。

確信犯的な変態色。

この世界観を更に突き詰めたのが傑作「ビューティフル
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サッドティー(2013年製作の映画)

4.4

今泉強化GW。

ようやく点と点が線で繋がりました。

「無機質」
「無重力」
「妄想」

ホント良い意味での「歪み」を堪能。今泉氏の頭の中を覗き込む。ホント自分の感性とフィットする。ただただ心地が良
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mellow(2020年製作の映画)

3.9

今泉強化GW。

本作品は大好物!

「退屈な日々。。。」には及ばないがあの独特な「無機質」「無重力」は健在。

「妄想」は控えめだが今泉氏の恋愛観が垣間見れてほっこり。

タイトルが示す通りメローな
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.3

今泉強化GW。

アミューズ主導。
メジャー路線に傾倒した一本。

かなり「妄想」率は少なめ。原作ありきの映画化の為、それも致し方無しか。

ファンタジーとも捉えられそうなあらゆる人の思いが詰まった王
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鬼灯さん家のアネキ(2014年製作の映画)

3.7

今泉強化GW。

正直もう少しエロサイドへ寄せてくると思ったが終わってみれば意外にピュアなラブストーリーとして見事に成立させている。

前半の「童貞妄想」は恥ずかしながらアドレナリン全開になりそうだっ
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

2.8

今泉強化GW。

評判の良い本作。
個人的には全くハマらず。

「無重力」と「妄想」が今泉作品を評価するのに必要不可欠な個人的なベクトル。そこが微塵も感じられなかった。

K-POPの若者いるんかいな
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ザ・コール(2020年製作の映画)

2.8

時空を超えたサスペンス。

ホラーでは決してないです。

それゃ己で歴史を変えてしまうわけだから自業自得は素直に受け入れなければ逝けません。

前半の不穏な世界観は良いのですが、いざ物語が進展してから
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

4.7

「街の上で」個人的に再燃した今泉監督への興味。

裏切りませんね!

テーマは重い。
確かに重い。
でも終始物語を支配する無機質?いや無重力な世界観。

己の「妄想」を具体化する事に秀でているんだと思
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AWAKE(2019年製作の映画)

4.1

清い。

公開時観逃したのでGWおうちシネマで鑑賞。

ボクシングと同様、将棋シネマにハズレ無しとは言い得て妙なり!持論ではありますが。

地味な題材をエンタメベースに纏めた手腕を高く評価。脚本、撮影
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楽園の夜(2019年製作の映画)

3.2

マ理事の顔圧!いや存在感だけがやけに尾を引いてしまい。。。

大傑作「新しき世界」と比較するのもナンセンスだが、どうにもこうにもノワール感、そうあの独特の背筋が凍るようなヒリヒリ感が気薄。イマイチ作品
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.5

理不尽だけどポジティブなタイムループ。

Black & White。

黒人側がhigh societyに描かれているのが興味深い。

アメリカの闇。
昔から一切変わってない。
歴史。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

2.5

キモいで済ますの簡単だし女性視点からは不愉快極まりないのは容易に想像できる。だからといってそれ程ショッキングな描写はないし着想だけ壮大で構成が全く追いついてなくダラダラな展開からの着地。問題提起してお>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.1

喜劇なのか?

会話劇なのか?

恋愛劇なのか?

そんな事を考えているうちにズッポリとその世界観にハマっている自分に気づく。

今泉作品ではじめて感じました。

男性視点の「妄想劇」。

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

4.4

2大女優の「狂」演にただただ固唾を呑む120分間1本勝負!

まるで上品且つアーティスティックな官能小説に放り込まれたような世界観。

決してエロくは無いのですが。いやエロいのか?

そんな事どうでも
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.3

タイムループの新解釈なのかは定かではないが個人的に全くハマらずただただ退屈な90分間。

特に大きな捻りや驚きもなく想定内の着地。体感では180分。モヤモヤで回収されてない伏線もあるしで。。。笑うべき
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.7

安定のCheesy感。

全てが想定内で収まるティーンホラーコメディ。

無論それを承知で臨んでいるからこちらとしては大満足。

ランドン節を堪能。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

堀氏の脳内パラダイス!

もとい、欲望剥き出しのマスターベーションにドップリと付き合わせられ引き込まれます。

やりたい事やりつくた感はありがたいのですがかなり受けて手側としてはお腹いっぱいになってし
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

1.3

原作レイプ。

余りにも雑なプロットが睡魔を誘う。

2時間に纏めるならもう少し振り切れ幅大きくしないと。

地雷案件発動。

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

-

幼少期から青年期をメタルに捧げてきた身としては興味深い一本として期待していたが、、、

ニャンコ虐待のくだりでたまらず退席。

よって、スコア無し。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

松岡茉優にロックオン!

それが最大の目的の鑑賞といえばそれまでだが、普通に面白い邦画エンターテイメント。頭空っぽにして愉しむには最適な塩梅。

無駄に豪華なキャスト陣が織りなす出版業界の裏表やあれこ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.4

See you down the road!

大好きなアメリカが一杯に詰まっている。それだけで感無量。

自分にとっては第二の故郷。

まだまだアメリカ捨てたもんじゃない。悪いことばかりじゃないし、
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.2

待ちに待った大好きな清原果耶ちゃんの主演作。

いやはや個人的には大満足!

透明感のあるルックスに抜群の演技力。日本映画界を背負って行くのは間違いないですね。太鼓判を押させていただきます。

ストー
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

賛否両論でしょう!

それゃ散りばめられた伏線は一切回収されないし、なんだか強烈な投げっぱなしジャーマンを食らった感覚。

でもね、なんとも言えない不穏な空気で満たされた世界観は有り!だと思います。
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フィールズ・グッド・マン(2020年製作の映画)

3.3

不快極まりないアメリカネット社会の闇と恥部。

日本も大差は無いのかもしれないが海の向こうは完全に後戻りできないネガティブ思想の聖地なのか?

ますますアメリカが嫌いになる。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.9

人類補完計画を見届けにいったが余りの薄っぺらい着地にただただ唖然。

さよならすべてのエヴァンゲリオンって。。。そんな終わり方で良いんかいな!?皆さん受け入れてるから良いのか?どうなの!?

自分にと
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.4

もっと全開に振り切れると期待していたが全体的に地味な印象。

もちろん脚本を含めて非の打ち所がない程面白いです。

ただ個人的には韓流フレーバーが薄いかなと?なんかあの独特で邪悪な緊張感が気薄と感じて
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

オンライン試写鑑賞。

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり。

アメリカの移民問題に焦点を当てつつ韓国人家族の様々な愛が複雑に絡む脚本は見応えがあります。但しそれ以上でもそれ以下でもなくで若干拍子抜け。

もは
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

4.0

米でも欧でもない、豪から届いたスタイリッシュなインディペンデント精神が熱い快作。

全編を覆うLo-FI感。

結末が見えるストーリーであるにもかかわらず一切センチな感覚は皆無。

病魔に取り憑かれた
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

格差社会をメインテーマに据えつつも根底にあるのは「愛」の物語。

アッパークラスの描写が皮肉たっぷりで生々しく滑稽であり最大の見どころ。

麦の神がかった熱演。その右斜め上をいく水原希子のナチュラルさ
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.7

実録物ではあるが正直第一印象はおフランス🇫🇷ブチ壊れてるなというもの。

ありきたりな謎解き法廷サスペンスを期待するとしっぺ返しを喰らいます。「ヒッチコック。。。」というキャッチコピーの醜さを痛感する
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