ゆ.さんの映画レビュー・感想・評価

ゆ.

ゆ.

白雪姫(2025年製作の映画)

3.5

見たぞー!

ってわざわざ言ってしまうほど世間ではぶっ叩かれてる今作。ここまで公開までに色々ありすぎた作品ってないからそれは仕方ない。
けど普通に面白かった。

制作発表段階で主演女優がした発言でフェ
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

Get Out!!!

どんなホラーかと思ったら人種差別がテーマの作品。アメリカの歴史と実態を感じられるしアメリカ社会の恐ろしさが滲み出てる。
陰謀論者が食いつきそうな内容で多方面に興味深い作品だった
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.8

人間のやりきれない欲求

映画Pearlを先に見たからあのワニだ!あの家だ!あの納屋だ!ってなるけど、婆ちゃんになっても変わらんパールが怖すぎる
若者のエロと老人のエロの違いはもちろん、性的なことに対
>>続きを読む

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

4.7

たまたまドナルドトランプだっただけ

•攻撃攻撃攻撃
•絶対に非を認めるな
•何があっても勝利を主張し続けろ

社会的に物議を醸した弁護士ロイコーンと親しい仲になったことをキッカケに気弱な不動産会社副
>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.5

絶妙な生活環境の最たる僻地
サイコパスは人工物

自分含め周りの人たちの中でpearlと同じような経験した人なんてなかなかいないだろうなって思うけど、非現実とは思えない生活環境と人間関係が絶妙すぎるし
>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.7

本当の"ラブコメ"

序盤は設定にかなり忠実なファンタジーコメディだったけど、なんかだんだんストーリーの雲行きが怪しくなってきたら純度高めのロマンスになってて衝撃を受けた。
物理的に傷つけてしまう心優
>>続きを読む

サンダーボルツ*(2024年製作の映画)

4.6

まさかのメンタルヘルス映画

どうすることもできない2面性を持つ者と等身大の「完璧」とは程遠い、辛い過去を持つキャラ達だからこそ成り立った今作。
2年ぶりに、やっと、面白いMCU作品が出てきた
画面的
>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.6

バレなきゃ犯罪じゃない

子どもの好奇心とちょっとした悪戯心が外道に外れてしまうもバレてないから犯罪じゃない。

超能力を使える子どもたちがその能力を使って一緒に遊ぶもヤバい奴が徐々にエスカレートして
>>続きを読む

バオ(2018年製作の映画)

5.0

親子の気持ち

終盤衝撃の展開すぎて唖然としてたら、おそらく置き換えて見てたんだなと解釈。成長からグレて子離れまで、感情を掻き立てられることの連続で寂しさがすごいんだけど結局愛を感じるいい作品だった
>>続きを読む

LOU(2017年製作の映画)

4.0

シド×ロッツォ

人のオモチャを奪うジャイアンみたいな子がいて、それを諭すのが奪われたオモチャの寄せ集めみたいな存在。男の子の可哀想な過去もあって気づいたらしっぽりしてしまう魅力っぷり
悪ガキで自分の
>>続きを読む

ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ可愛い

ヒナドリがエサを捕まえる話
最初はめちゃくちゃ図々しいやつで可愛いけど新しい世界を知って楽しくなってる姿がもっと可愛い。ヤドカリの目の前で貝食うとか言うエグいことしてるのも込みで
>>続きを読む

ボクのスーパーチーム(2015年製作の映画)

3.0

Mostly based on true story

少年の妄想のお話だけどどこか郷愁のあるような子どもと大人とのすれ違いもあれどなんだかんだよりそう感じいい

南の島のラブソング(2015年製作の映画)

5.0

素敵じゃあん

I "Lava" You

La-la-la-lava, ch-ch-ch-chic….

動物ではないのに「どうか結ばれますように」って思ってしまうこの魅力って何だろう。PIXARの
>>続きを読む

ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

5.0

何これ素敵じゃん!

もうシンプルに傘と傘のラブストーリー
PIXARが人間でない何かに感情移入させるのうますぎて怖い。トラッシュ缶とか信号とか、町中の至る所にある何かの表情管理も完璧で、気づいたら自
>>続きを読む

月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

4.0

2人の大人のやり方より新しいものを見つける子ども豊かさに「脱帽」
帽子の被り方、どの箒が良いのか、目先のことに囚われずに柔軟に考え抜く子どもはやっぱり優秀なんだな、と。

ところであの子どもはどんな髭
>>続きを読む

デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

5.0

PIXARショートで1番好きな作品
カートゥーン的楽しさもあれば社会的な訴えがあって、めちゃくちゃ素敵な話
人は新しいものが怖いから避けて批判しがち。でも対極のものであればあるほど理解すれば美しく思え
>>続きを読む

晴れ ときどき くもり(2009年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃいい話

醜いアヒルの子みたいなストーリーかと思ったら自分らしくいようって内容なのが素敵だし、届け人の鳥と差出人の雲の愛が素敵

マジシャン・プレスト(2008年製作の映画)

5.0

至高のエンターテインメント

ウサギの鬱憤晴らしのイタズラがあらぬことかショーを盛り上げることになるの最高にカートゥーンしてるしエンターテインメントしてた。

ウェスタンランドとかに今作を模した何かし
>>続きを読む

リフテッド(2006年製作の映画)

4.0

これも大好き!
レミーだかカーズだかのDVDに付いてた

新人研修みたいな雰囲気が独特で秀逸でシュールでめちゃくちゃおもろい上に、人間は起きてくれよまじでwwwww
ヤケクソになるエイリアンバカおもろ
>>続きを読む

ワンマンバンド(2005年製作の映画)

5.0

レミーだったかカーズだったかのDVDに付いてたショートムービー
これまじで大好き

1人でいくつもの楽器を弾く非現実的ではあるけど夢溢れる楽しい発想で最高の「ワンマンバンド×2」
何より子どもの才能が
>>続きを読む

バウンディン(2003年製作の映画)

5.0

クリッターカントリーすぎるな
この雰囲気と音楽めちゃくちゃ好き

短編にさえPIXARらしさが詰め込まれるようになったな。急に教育的というか諭しに来る感じ嫌いじゃない

フォー・ザ・バーズ(2000年製作の映画)

4.0

PIXARの映像進化が著しい時代になった

鳥の動きが滑らかだし造形に違和感も不気味さもないし、言葉がないはずなのに鳥たちが今何を話してるのか伝わる

ゲーリーじいさんのチェス(1997年製作の映画)

4.0

このユーモアなんだよwwwwww

1人のおじいさんが公園のテーブルで1人2役でチェスをする話。何かを賭けてたみたいだけど入れ歯なんわかってドカ笑いwww

オープニングもLuxo Jr. がジャンプ
>>続きを読む

Knick Knack ニック・ナック(1989年製作の映画)

4.0

可愛い笑笑

みんな楽しそうにしてるのに自分だけスノードームから出られない雪だるまが頑張るってのがもう可愛い

今作から今ではお馴染みのPIXARオープニングが開始!歴史を感じるターニングポイント!

ティン・トイ(1988年製作の映画)

5.0

これはもうトイストーリーの原形
オモチャに命を吹き込むという発想
オモチャの役目とは。をオモチャ自身に悟らせる展開。
PIXARの伝説の始まりはこの時点で既に始まってたのが驚き

レッズ・ドリーム(1987年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ儚い
PIXARの映像遊びが頭角を現した愉快なショートムービー。一歩間違えればダークウェブものの不気味な映像になり得るけどカートゥーン要素で体裁を保ってるのがおもろい

ルクソーJr.(1986年製作の映画)

5.0

PIXARの代名詞Luxo Jr.
この作品に「あの大きいライトと小さいライトは親子なの?」みたいな疑問が寄せ集められたって話が好き。まさにPIXARの本質と遊び心が生まれた歴史的な2分

アンドレとウォーリーB.の冒険(1984年製作の映画)

4.0

PIXARの第1作目
もう40年前の作品
まだ当時のCGアニメーションと言えば機械的で創作的で感情のない映像になりがちだったけど、PIXARが歴史を変えたって言われる理由がわかった。
動きが滑らかでカ
>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

かなり文学的な作品

何かに救いを求める人のリアルな描写が響いた
話を理解するのは難しいけど、どこか自分と重なる部分とを重ね合わせながらなんとか自分なりの解釈に辿り着けた。

同性愛者ということが宗教
>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.7

とんでもなく気持ち悪い

映画というよりは記録映像。ただただ幸せな家族の映像を見せてくる平穏なフィルムはその家族の日常を映し出してるだけ。ファーストカットに移るまでの開幕の仕方からしてかなりの間延びを
>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.3

フィクションでありながら現実的

今作の主人公は兵士ではなく新旧対照的な記者
今にも起こりそうな臨場感あふれる戦場にあくまでもフィクションだということを裏付ける設定でギリ乗り切った挑戦的作品

カリフ
>>続きを読む

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年製作の映画)

2.9

なりきれなかった二番煎じ

ただただ強引に勝手に話が進んでくだけ。
予告で見せすぎ。クソつまらない。
予告で得られる情報だけで本編完結。
政治描写が驚くほどにヘタクソ。
製作陣に専門家をもっと入れろ。
>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.4

未来が変わってしまったけど謎にループする

4作目以降は低迷とも取れてしまうほど自分には全く刺さらなかったけど、それほど面白くはなかった過去作を面白く軌道修正するための調理が上手すぎる。

前作の嫌〜
>>続きを読む

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.0

時系列も進んでついにカイルリースを過去に送るときが来た!

シリーズ物としての面白さはあるけど中盤以降はなんか特に、、って感じ。妙な気分

未来を守るために過去の改変を阻止してた人間と人間側のサイボー
>>続きを読む

ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.0

横道感

申し訳ないけど順当に進めるべきストーリーにサブストーリーをメインで取り込みすぎたと思う。

伏線回収にそれがどういうプロセスで起きたのかがわかるから続編としては面白いというか重要だし興味深い
>>続きを読む

ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.3

急に変な映画に降格!

今回の敵は合金骨に液体金属を合わせたハイブリッド。ちょっとずつ進化してるの生々しい

前作が面白すぎたのかはわからないけど、人智を超えたAIとは思えないほどバカが露呈したシーン
>>続きを読む