ditaさんの映画レビュー・感想・評価

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散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

4.5

騙し騙され振り振られ、勝つのは金か、はたまた愛か。愛こそすべてというならば、形で示してくださいな。金こそすべてというならば、愛するあなたに差し上げましょう。この世でいちばん大切なものは知恵と欲、そして>>続きを読む

東京おにぎり娘(1961年製作の映画)

3.5

ひとり若尾文子映画祭6本目 

あややのお着物ファッションショー、満点。頑固おやじと思いきややっぱりエロい鴈治郎はん、満点。飄々とはこれぞ!とばかりの伊藤雄之助、満点。向こう見ずなジェリー藤尾、満点。
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炎上(1958年製作の映画)

4.5

まずはじめに、原作は未読なのでわたしはわたしの感じたことしか書けません。ご了承ください。

「誰もわかってくれへんなぁ…」に折り合いをつけ、「何も考えへんのがいちばんいい考えだ」を拠り所にして生きるこ
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女の勲章(1961年製作の映画)

4.0

ひとり若尾文子映画祭5本目 

これはホラーや…そこらへんのホラー映画が束になってかかっても敵わへんやつや…

デザイナーマチ子さまとお付き3人(あややじゅんこたまお)を次々と食い散らかして巨大化して
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花くらべ狸道中(1961年製作の映画)

3.5

ひとり若尾文子映画祭4本目 

なぁわたしよ、『赤い天使』の次に観る作品じゃなかろうに…。

ということで和製オペレッタな今作、歌って踊って恋をしてって一昔前のインド映画じゃないですかコレ。60年代に
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赤い天使(1966年製作の映画)

3.5

ひとり若尾文子映画祭3本目

増村が大映ドラマの脚本を書いていたと知った時は「へー意外やな」だったけど、今作を観て納得。原作あり・脚本は別の人だとはいえ、「西は勝ちました!」は脳内で堀ちえみに変換され
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春を告げる町(2019年製作の映画)

4.0

@ 仮設の映画館(第七藝術劇場)   

「復興」ということばの奥で見えなくなっているもの、見せたくないと思っているものを映し出すこの映画は、所詮綺麗事ならば綺麗事の前にあるぐちゃぐちゃな感情やぐちゃ
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

3.5

本年度堅実映画大賞次点(暫定一位は『リチャード・ジュエル』)。

あまりの安心安全な展開に映画館で映画を観ながらうたた寝をする体勢で寝てしまい、気付くとエンドロールのご本人映像が流れていて「これは本人
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妻は告白する(1961年製作の映画)

4.5

ひとり若尾文子映画祭2本目

あ〜い〜されるよーりーも〜
あ〜い〜したいまーじーで〜
なあややの七変化映画かと思ったらガツンとやられてしまった…あややじゃなかったらこんな女いややって思ってたのにどんど
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清作の妻(1965年製作の映画)

4.5

ほんとうなら先週末から始まる予定だったシネ・ヌーヴォでの若尾文子映画祭をとても楽しみにしていたのに暫くは観ることが叶いそうもないので、ひとりあやや映画祭を始めます。いつか劇場で観られることを信じていま>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

目は口ほどにものを言う、らしい。一方で、愛は盲目、とも言う。愛する我が子をただまっすぐに見つめ続けた母が真実を知った時、善悪の判断が失われたとは思わなかった。狂気、だとも思わなかった。

これから見続
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街の野獣(1950年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

映画館になかなか行けないのは単純に仕事がここ数年でいちばん忙しいってのもあるけどやっぱり自分が出歩くことによって生じるかもしれないアレ
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.5

@ シネマート心斎橋   

感情的、感傷的になってはいけないと歯を食いしばりながら観た。だってこれは現実だから。

人間の精神は強い。鳴りやまない爆撃音にさらされながら、自らに課した使命を果たす。常
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世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

3.0

@ テアトル梅田   

クストリッツァのドキュメンタリーなので当然動物がかわいい(犬、今風?に言うとイッヌ!)、そしてペペさんもかわいい。ついでにクストリッツァもかわいい。

ひとつひとつのことばに
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ラスト・パニッシャー(2019年製作の映画)

3.5

@ シネ・リーブル梅田 ~未体験ゾーンの映画たち2020~ 

B級映画なのは間違いないけど、ニコケイ映画なのに割と面白いという肩透かし感(錯乱)。そして、ニコケイのバットは今日も絶好調でした(意味深
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私は殺される(1948年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

友達になりたくない女リストの筆頭に入りそうな女と恋人にしたくない男筆頭に入りそうな男が夫婦なものだからもう好きにしたらええやんってなり
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暴力行為(1949年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

あんなに明るく楽しそうだった家庭と家族が「ざざ…ざざ…」という足音で一気に暗くなり、演出以上の恐怖をわたしたちに植え付ける。光が現在の
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.0

@ 塚口サンサン劇場 ~特別音響上映~ テレビ朝日・日曜洋画劇場版

かつてテレビで観た(記憶はないけど)吹き替え版を大画面・特音で観られる幸せを噛みしめながらの鑑賞。子役ってアリッサ・ミラノやったん
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誘拐魔(1947年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

象のブレスレットとか設定諸々含め、シオドマクの『罠』にそっくりやなと思ってたら同じ話やったとは(こっちが先発)。わたしはこっちのほうが
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パニック(1946年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

ルコントの『仕立て屋の恋』より前に仕立て屋の恋があったなんて知らなかった。

と書き出したものの観たのは3日前、感想はその日のうちに書
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悪魔の往く町(1947年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

嘘つき千里眼男の成り上がりと転落物語。ギレルモ・デル・トロがリメイクするらしいけど、主役ジョージ・クルーニーちゃうんか…めちゃ似てるの
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

@ シネ・リーブル梅田   

この上なくドローン…間違った、どよーんとなっている。とか言うてる場合じゃなかった。

その街はまるでぱんぱんに膨らんだ風船のようだった。風船の中にある怒りは少しの刺激で
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.5

@ 塚口サンサン劇場   

面白い、けど辛い。爽快、だけど苦しい。カッコいい女性になりたいわけじゃない。強い女性でいたいわけじゃない。でも、そうせざるをえなかった彼女たち。どれだけ走っても、どれだけ
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初恋(2020年製作の映画)

2.5

@ 大阪ステーションシティシネマ   

全てがうわすべりに感じてしまいほぼ「無」の境地で過ごした。旬の食材をふんだんに使った豪華な幕の内弁当。を作ろうとしたわけではないんだろうけど結果的に豪華な幕の
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必死の逃避行(1947年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

フィルム・ノワールの世界あるあるでおなじみ「夫のやることはだいたい裏目に出る」と「妻の言うことはだいだい正しい」をしっかり踏襲。「君を
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恐怖への旅(1942年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

怖がってるのか楽しんでるのかわからない主人公、怖いんだか間抜けなんだかわからない殺し屋、頼りがいがあるのかないのかわからない警察の三つ
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

@ シネマート心斎橋   

わたしはこの映画で文字でも写真でもなく、タップダンスで戦争を体感した。床に響く振動が心と体にのしかかり、観終わって支配人さんに感想を話そうとしたらボロボロ泣いてしまった。
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

5.0

80インチスクリーン・4Kプロジェクター・9.1chサラウンドのホームシアター(コーヒー付き)で初鑑賞。♪Human Natureあたりから涙止まらず。ホームシアター最強&マイケル最高。

『ムーンウ
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(1939年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

まずもって、フィルマークス上に『罠』という作品の登録が5つ以上はあると思われることが罠だよ…何個クリックしたことか…。ということで辿り
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名もなき生涯(2019年製作の映画)

-

@ シネマート心斎橋   

ヒトラーへの抵抗というより信仰心の映画だと思う。貫いたものと奪われたもの、どちらを選んだとしても救われないのならどうすればいいんだろうと思いながら観ていたら頭がぐちゃぐち
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

@ MOVIXあまがさき   

お祭り映画なのでハッピを着ていくよう助言を受けたのに着なかったのが悪かったのか、ハッピーにもサッドにもならず。意地悪な映画だと思うので意地悪で返すと、鼻セレブ買ったら
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夜は千の眼を持つ(1947年製作の映画)

4.0

@シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~   

冒頭のちょっと何言ってるかわかんないヒロインの台詞といい、催眠術だの千里眼だのこれはオカルトなのか…と戸惑いながら観ていたというのに、
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都会の叫び(1948年製作の映画)

4.0

@シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~   

さぁさぁ始まりましたよ大好きな特集が。前回ほどは観られないと思うけど今回もがんばって通う所存であります、宜しくお願いします!

悪そう
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.0

@ シネ・ヌーヴォX   

背の高い黒髪男が小林繁に似てた、が第一印象。眉毛って大事やな、が次の印象、な時点でわたしはこの映画を観る資格はなかったのだと思う。トータルで3ミリくらいしか意味がわからな
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

4.0

@ シネマート心斎橋   

素晴らしき現実肯定映画と受け止めた。どれだけ空が広くても、どれだけ大地が続いていても、生きていく場所、生きるための術は限られている。自らが定めたもの、運命と呼ばれるもの、
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

4.0

@ シネ・リーブル梅田   

本年度「臭い(におい)映画」大賞候補筆頭。臭いを想像できる映画はいい映画という持論があるけどこれはキツい。終わって吸ったタバコが超不味かった。売店で「おいしい空気」を売
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