ditaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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@ 塚口サンサン劇場 82

わたしにとってかなりの劇薬で、感想を書くためにこの映画のことを考えるのもつらいので3日放置したけど心の奥で何かがずっとくすぶり続けてメンタルがおかしくなっているのでひとま
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.5

自宅46

暫くはシネコンに行かないことにしているので自宅プロジェクターにて午前十時ならぬ午後四時半の映画祭。

やはり「画」が素晴らしい。影で、光で表現する人間の感情。はためく布団の合間で行き交う優
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.5

自宅45

暫くはシネコンに行かないことにしているので自宅プロジェクターにて午前十時ならぬ午後四時半の映画祭。

観て三日経ったが困ったことに「おもしろかった!」以外の感想が浮かばない。カマタリ&ミノ
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.5

@ 塚口サンサン劇場 81

(あ、主役はこっちの子なのね)ってなるしそもそも少女は「勇敢」に旅なんてしてないからそういうのやめたほうがいいですよ。ってセカンドランでようやく観たわたしが今更言うことで
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ジャニス・ジョプリン(2018年製作の映画)

5.0

@ 塚口サンサン劇場 80

観る前は少し怖かった。所詮モノマネではないのか、わたしの聴いてきたジャニスを壊されるのではないかと。

結論から言うと、とても似ていたけれど彼女はジャニスではなかった。早
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.5

自宅44

つまらない人生はつまらない世の中のせいだ。おもしろくするためには世の中が変わればいい。世の中を変えるために手にした武器、これさえあれば何でもできる。何でもできるはずなのにやりたいことがわか
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

自宅43

リチャード・ギアとリーアム・ニーソンの区別がつかず、この映画の検索時に『告発の行方』と入力するでおなじみわたくし、ようやく観ましたリチャード・ギアの『真実の行方』。ERファンとしては(アビ
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ 79

普通に観たら「泣かすなや…」で終わってたかもしれないが(前に観た時はそうだった)、なにせ今夏通いに通った森崎東マラソン(映画25本+ドラマ2本)を無事完走したもんで、違う意
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ラブ・レター(1998年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 78

原作が浅田次郎、共同脚本が中島丈博なもんでえらく湿っぽいなと思いながら観てたらマスクがめちゃめちゃ湿った(訳:嗚咽レベルで泣いた)。ちなみにブルーハーツのラブレターは流れな
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ニワトリはハダシだ(2003年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ 77

カーチェイス、ダンプ(今回は重機だが)、「ご飯食べた?」、歌、祭り、破壊、トルコがマッサージ店に変わっても変わらないものがたくさんあった。めちゃくちゃに壊された家の前でたっ
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美味しんぼ(1996年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ 76

今作と『味いちもんめ』と『クッキングパパ』の区別もつかぬままの鑑賞。料理はするけど料理映画や料理漫画に全く興味がないのでどうなることかと思ったけどおもしろかった。

てか、
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釣りバカ日誌スペシャル(1994年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 73

ハマちゃんとスーさんの名前くらいは知ってるけどシリーズ通して全くの初見。釣りバカってこんなにおもろいんか!!

昭和の新・高橋一生(似てませんか?)こと加勢大周と昭和の現・
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女咲かせます(1987年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ 72

動物の謝肉祭ならぬ役者の謝肉祭でお腹いっぱい。ちょっと前までは財津一郎が出てきたら財津!ってなってたけど最近は平田満!ってなってきた。

いくらなんでもザルすぎる強盗計画も
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夢見通りの人々(1989年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 71

図らずも仁鶴師匠の追悼上映になってしもたなと思いながら観よったら涙腺がゆるんでしゃあなかったのはアレやけど、にしても泣いた。割と普通に観よったのに小倉久寛が肉屋でバット振り
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塀の中の懲りない面々(1987年製作の映画)

3.0

@ シネ・ヌーヴォ 70

藤竜也格好いい!川谷拓三すげぇ!よりも江夏が看守かい!のほうが印象的だったので江夏は反省してください(してる)。

上の3人含めキャラクター全員コッテコテで、背脂こってりと
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ロケーション(1984年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ 69

「映画みたいな人生」なんて送れるわけがないと諦めて早数十年、映画は相変わらず観続けているけれど映画のようなできごとに憧れることなど最早ないと思っていた。

代役の彼女が走り
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生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言(1985年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 68

警察とヤクザ、繋がる表と裏の狭間で表にも裏にもなれない人々。不良生徒は学校から、ストリッパーは世間から、原発ジプシーは国家から、じゃぱゆきさんは社会から、それぞれそこに居な
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.5

自宅42

三船の顔がどんどん悪くなっていくのがすごいし山田五十鈴の顔がどんど…最初からすごいし、千秋実のアレはうわってなったあとで笑えてくるのがすごい(すごい?)

弓矢びゅんびゅんのシーン、あんな
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野良犬(1973年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ 67

森崎特集も中盤に差し掛かり特徴もわかってきた気がするけど、今作はとりわけオープニングの秀逸さが際立っていたように思う。犬をポイッと投げてうわぁと思わせた次のカットひとつで登
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時代屋の女房(1983年製作の映画)

3.0

@ シネ・ヌーヴォ 66

出会って2秒(誇張)でベッドへ、話が早くて何より。

とはいえ夏目雅子がメイクを落とすことはないし渡瀬恒彦は部屋でも革ジャン着てるし、その変装はいくらなんでも気付くやろって
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喜劇 特出しヒモ天国(1975年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ 65

カルーセル麻紀と川内民生のやりとりだけでご飯三杯はいけるし、殿山はんが出てくるだけで満腹になるのはさておき、もうなんも言うことない。

わたしもあなたも生きてていいし、死ぬ
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藍より青く(1973年製作の映画)

3.0

@ シネ・ヌーヴォ 64

未来を夢みることすら許されなかった時代の矛盾。

荒天の中海に出る。御国のために出兵する。どちらも命をかけているのに一方は止められ一方は送り出される。

戦死した生徒の葬式
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街の灯(1974年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 63

栗田ひろみのアイドル映画、ではなく笠智衆のアイドル映画だったのはさておき、東京から西へ移動するのと同じように人間の優しさがどんどん移動していくことにえらく感動してしまい、気
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.5

@ TOHOシネマズ伊丹 62

友だちもいなけりゃ親の愛情もよくわからないしましてや青春なんてどこにあったの?なわたしにとってはそこまで刺さらずもいい映画だと思いましたよ、はい。

謎メキは最後まで
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女生きてます 盛り場渡り鳥(1972年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 61

観ている時は山崎努と春川ますみのパワーが凄すぎてしんどかったけど、終わってみると映画のパワーのほうが凄かった。

優しさの伝染はちょっとカウリスマキっぽい(作風は全く違うが
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生まれかわった為五郎(1972年製作の映画)

3.5

@ シネ・ヌーヴォ 60

「アクションというのは、肉体を使って飛んだり跳ねたりすることではなく、身体を使って演技をすること」by千葉真一

財津一郎と緑魔子のアクションが全開。これぞ演技、これが演技
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喜劇 女売り出します(1972年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 59

みんな違ってみんないいじゃなくて、みんな違うぜそれがどうしたなのがとてもよい。

必死で生きてりゃいいことが…なんて甘いお話ではないけれど、とりあえず必死で生きてりゃ扉は開
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キネマの神様(2021年製作の映画)

2.5

@ 塚口サンサン劇場 58

「あれは5年前」って日常生活で言います?映画だからいいんだけど、いや映画でもそんな言い方しないよ…。

ということで割と冒頭でずっこけてしまったのが乗れなかった原因かどう
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黒木太郎の愛と冒険(1977年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 57

実質主役(&ナレーション)の人の声って身長2メートルくらいある人の声よね…G馬場とかバレーボール選手とか。

さておき。

ここにもゲ…リバースのブツが。しかも塗れる系。「
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喜劇 女は男のふるさとヨ(1971年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ 56

書きたいことはいっこ前の感想にほとんど書いたので短めに。

おい河原崎と森繁、わたしの涙を返せ!
あんなに素敵なプロポーズのあとにその秘密はナシやわ…森繁は森繁で警察での
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喜劇 女生きてます(1971年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ 55

前に座ってた(この特集でよく見かける)じいさん、御恩返しは笑うところちゃうぞ。

さておき。

森崎東特集に通いはじめ早数日、まだまだ序盤なので偉そうなことは言えないけれ
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海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

4.0

@ シアターセブン 54

前作もそうだったけど、ドキュメンタリー"タッチ"なフィクションなのでちゃんとおもしろい(テーマが、ではなく映画としてという意味で)。映写機調子悪い?と思うほどの暗がりから始
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.0

自宅41

(°∨°)から(°∧°) になるやつ、好き。

戦争を始め、止めず、利用した者への復讐に芸術という才能を使うのがとても好き。

さらに好きだったのは、父子の関係修復を安易に描かなかったこと
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.5

@ 塚口サンサン劇場 53

アレさぁ…フランクに踊りたいよね…やっぱリン。

ということで下半身を揺らしながら聴き惚れた(同じ列には誰もいませんでした念のため)。アレサの歌声はもちろん、観客やクワイ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.5

@ 塚口サンサン劇場 52

ジ(頭)
ュリ(首から腰まで)
ア(尻)
ロバーーーーーーツ(脚)!!

はぁ、すっきり。


前観た時は普通だったのに「いい映画やなぁ…」って思いながら観てたらめちゃ泣
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喜劇 男は愛嬌(1970年製作の映画)

3.0

@ シネ・ヌーヴォ 51

男はつらいよ無秩序篇。

さくらじゃないほうの倍賞さんの結婚相手を探す穴ーキー寅さんこと渥美清の独壇場と思いきや全員なかなかの狂いっぷりでさすがに乗り切れないところもあっ
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