ditaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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悪魔の人形(1936年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ 〜奇想天外映画祭〜 28

トッド・ブラウニング天才か!めちゃめちゃおもしろかった。

ミセスダウトがスモールライト(ガリバートンネルでも可)で復讐する話(雑な紹介)を90年前に思
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魔人ドラキュラ(1931年製作の映画)

4.0

自宅25

妖しく、そして美しき吸血鬼。
恐しく、そして荘厳な古城。
残虐さを極力見せないことで想像力が映画の一部になる。こういうホラーをもっと観たい。

ルゴシの立ち振る舞い、姿勢、目線、どれも堂々
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.5

自宅24

いい作品だと思うけどこういうテーマをアニメーションで描くことがあまり好きではないのです。理由を聞かれてもなんとも言えないし、ほんとに好みの問題なのでごめんなさい。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.5

自宅23

とても良い映画だしテーマも切り口もすばらしいと思うけど、今作を観て「よう出来た映画やなぁ」という感想がいちばんに出てきた時点でわたしはいつまでも傍観者だ。

ロベルトは今夜(1977年製作の映画)

-

@ シネ・ヌーヴォ〜奇想天外映画祭〜 27

まぁいうても2年待ちましたからね。会えない時間が愛を育てますよね。

ということで胸を張って言おう、ぜんっぜんわからへんかった!!テツガク、ムズカシイデス
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

自宅22

あなたは愛と金どっちを取りますか?
愛も金もいりません、ティア・レオーニをください!

というくらいティア・レオーニがめちゃめちゃキュートな今作、「君はいい人間だ。そのおかげで僕までいい人
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めし(1951年製作の映画)

4.0

自宅21

せっちゃん、お久しぶりね。貴女の「あたくし」はいつ聴いてもたまらないわね。そして貴女の不満顔はいつも魅力的だわ。それはそうと、ちょっとめし準備してくださる?嘘よ嘘、自分でやるわよ。

上原
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浮雲(1955年製作の映画)

5.0

自宅20

人の感情に愛などなければ、と思うことがある。いっときの情熱や性欲は冷めれば終わる。空虚なこころを埋めるためなら他の何かでもじゅうぶん満たされる。人が人を求めるのはそれくらいがちょうどいいは
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乱れる(1964年製作の映画)

4.0

自宅19

はぁ…はぁ…乱れたぜ…。

で終わってもいいのですがせっかくなのでもう少し書きます。

まずこれだけは言いたい。加山雄三は酔っ払った演技がアレやな。酔うたことあるんかこの人。そして高峰秀子
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女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.0

自宅18

おい関根ぇぇぇえええ!
はぁ、すっきり…せえへん!!

ということでバーのママいうてもまだまだ若いのに随分と妖艶な高峰秀子にクラクラしつつもどうしようもない男連中にイライラしたけど鴈治郎は
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.5

自宅17

まず、踊らないとか象が出ないとか言うのは日本映画において着物着てないとかチャンバラがないとか言うてるのと同じじゃないかね。そしてパッジェーロ!パッジェーロ!とか言うてる場合じゃなかったよね
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ 26

めちゃめちゃおもしろかった…!

信心の危うさ、コミュニティが与える子供への影響、宗教の盲目性、そして信仰が人の本質を超えた時に起こる暴力性。『ミッドサマー』が風習や宗教に
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

4.5

@ シネ・ヌーヴォ〜奇想天外映画祭〜 25

まぁいうても2年待ちましたからね。会えない時間が愛を育てますよね。


胸を張って言おう、めちゃめちゃおもしろかった…! 

襲われる側は傷だらけになるか
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

1.5

@ シネ・ヌーヴォ〜奇想天外映画祭〜 24

まぁいうても2年待ちましたからね。会えない時間が愛を育てますよね。

ということで胸を張って言おう、もう…なんやねん!!

♪アターーックオブザキラトメー
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

@ 塚口サンサン劇場 23

よき映画だと思う、と前置きしつつわたしの感情は最初から最後まで映画の上を滑っていた。相性が悪いんだと思うし、監督と自分の目線が合わないからだと思う。なんか『幸福の黄色いハ
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怪物の花嫁(1955年製作の映画)

4.0

@ シネ・ヌーヴォ〜奇想天外映画祭〜 22

まぁいうても2年待ちましたからね。会えない時間が愛を育てますよね。

何度か書いているように、わたしはティム・バートンの『エド・ウッド』を愛してやまない人
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.5

@ TOHOシネマズ西宮OS 〜午前十時の映画祭11〜 21

好きな人が好きな映画&好きな人が出ている映画ということで。こういう映画は見慣れないので、観ている間ずっと(金!爆破!金!金!)ばっかり頭
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

@ 塚口サンサン劇場 20

ひっさびさに観た。センスの塊。最高。いやサイコー。

おしっこ我慢男ことギャロと全身で彼を包み込み、そして踊るクリスティーナ・リッチ。サイコー。

昔むかしに観た時はギャ
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

自宅16

命は与えられ、そして奪われる。
果たしてそれはひと夏の奇跡だったのか、絶望へのカウントダウンだったのか。

こういう映画を観るといつも考え込んでしまう。正解などないのはわかっていても正解を
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グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

5.0

@ シネ・ヌーヴォ 〜奇想天外映画祭〜 19

まぁいうても2年待ちましたからね。会えない時間が愛を育てますよね。

何度か書いているように、わたしはティム・バートンの『エド・ウッド』を愛してやまない
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無職の大卒(2014年製作の映画)

4.0

@ 塚口サンサン劇場 18

わたしが観たのは『無職のダイソツ』ではなく『無敵のダヌシュ』だったのでは…?

というくらいのダヌシュ無双。ダヌシュだからこそ成り立つ展開だし、結局縁かよ!な就職とはいえ
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

2.0

@ シネマート心斎橋 17

ドラマ版を観ていないのでなんとも言えないけど、そろそろマブリーがマブリーに頼らないマブリー映画が観たい。

そりゃvs植木鉢、vs鉄扉ときてロック様ばりに「ロープを引きち
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ジガルタンダ(2014年製作の映画)

4.0

@ 塚口サンサン劇場 16

近頃は長い映画を観る体力がないのでIMWも全然観てなかったけど、リンゴの皮を剥きながら意味もなく泣いてしまい塩水いらんやんってなるような精神状態が続いていたので気分転換を
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

自宅15

コン・ユの映画を観ると(この人やっぱり見栄晴にちょっと似てるなぁ)ってのが頭から離れないでおなじみわたしですが、今回ばかりはそんな悠長なことを思うこともなく、ただひたすらはらわたが煮えくり
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

自宅14

2021年自宅鑑賞における堅実映画大賞筆頭(いまさら感)。とてもよかった。

守るべきは被害者であり、組織ではない。逃げる場所を用意してあげるべきなのは被害者であり、神父ではない。この映画
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.0

@ 塚口サンサン劇場 15

解説によると一年に一回は「こういったなりすまし事件」があるらしい。よくある事件なら尚更、そして映画史において今までに何度も扱われている題材だからこそ、映画としての神の目線
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.0

自宅13

成田なき今作、何を楽しみに観りゃええんか思っとったけど、熱き心を胸に秘めたインテリヤクザのAKIRAに惚れてしもたわい。あと松方な、顔色悪すぎな。

信雄も相変わらずどうしようものうてええ
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.5

自宅12

じゃけぇ、さっきから「相関図をくれ」言うとるやろうが…ほいでもめちゃくちゃおもしろかったけえ、わしゃあ大満足じゃ。

噂の成田が噂どおりの格好よさで痺れたのう。そもそも成田しか見よらんかっ
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

-

@ シネマート心斎橋 14

地球人にはぜんっぜんわからんかったしパンフ読んでもぜんっぜんわからん!みんなちゃんと感想書いててすごいな!!

虐げられ続けた歴史を知る者が目指す場所は共存ではなく自分た
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

自宅11

寄り添い、共存、理解。

マイノリティと呼ばれる人たちはその全てに裏切られ続けてきた。「住む世界が違う」ことの厳しさを知るからこそ交流を断つ。様々な映画を観、書物を読み、「人は人、自分は自
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.0

自宅10

健さん…自分、不器用ですから言うてる場合じゃなくない?やってることひどない?

途中まではめちゃ面白かった。金八以前のテツヤはコメディ担当として完璧やし(旅館のアレはあかん!あかんよ!)、
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.0

自宅9

悲しくてたまらなかった。

以前観た映画の感想で「殺人という行為は個人の衝動に帰結する」と書いた。今でもその気持ちは変わらない。彼の人生にいかなる背景があっても、殺された人にとって死は死でし
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

自宅8

シャラめ!(シャラメめ!の略)
なんやあのプロポーズは!グッとくるやろ!

言いたいことは以上です。


とても良い映画だとは思うけど家族内(外でも)できゃっきゃしたことがないもので、わたし
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

@ 塚口サンサン劇場 13

女性の生き方を強い弱いという価値観で描かなかった、それだけでこの映画が存在する意味がある。

時代も背景も全く違うけれど『裁かるるジャンヌ』のことを思い出しながら観ていた
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徳川セックス禁止令 色情大名(1972年製作の映画)

3.5

自宅7

「♪きーがーくるいそう」といえばブルーハーツ、「キガ…クルイソウ」といえばサンドラ・ジュリアン、はじめまして綺麗な方ですね。

ポルノなので仕方ないとはいえ男目線やなぁおっぱいこんなにいっぱ
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甦る三大テノール 永遠の歌声(2020年製作の映画)

4.5

@ 第七藝術劇場 12

(腹式呼吸で) bravo‼︎‼︎‼︎‼︎

早起きは三オクターブの徳。Nessun dormaはもちろんO sole mioを聴いたら無条件で泣くでおなじみわたしにとって
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