Snowkuouksさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

5.0

ただひたすらに緊張感を持って観た。権力を悪用するトップに取り憑かれた国で、民はいかに賢くなければならないか、思い知らされる。

バブル(2022年製作の映画)

3.5

100分という尺にあったコンパクトな作りで、動きを楽しむ感じでした。泡々描写にはちょっぴりエログロを感じるところも。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

また男の子育成映画だ。今度は大きな男の子も育ちます。

アネット(2021年製作の映画)

3.5

愛を痙攣に置き換えて、それを失う男の話。スパークスのサウンドトラックが聞きたくて見た。その点では満足した。劇中のヘンリーの芸が笑えないのは笑わせることの暴力性を感じさせる。あと、やはりアネットは(幽霊>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

SF的な奇想に基づいた寓話。カー(と)セックスで新種誕生。見てる最中は痛さと居心地悪さがありましたが、後から考えるといろいろ効いてくる。

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.0

スパークス初心者にこそおすすめのドキュメンタリー。70歳にしてキャリアのピークを迎えるポップ音楽家の創作活動の多彩さに目がくらみそう。あとやっぱりアネット見なきゃだめですか、そうですね、と観念させられ>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

テロで荒れ、衰退していく故郷をどのようにして失ったか、子供の視線を通して、親たちを語る。

ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

4.0

囚われの姫は20年来の恋人。回想がほとんどないハードボイルドな構成ながら、二人が出会うまでにどんな目にあい、どんな思いをしてきたのか、想像せずにはいられない。自分の意志で扉を閉じるラストシーンに至るま>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

いかさま読心術師の rise and fall。舞台背景となっている時代性を感じ取ると味わいが増してくる。

アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

4.0

アンネの日記を、いま意味があるものとして読むとはどういうことか、という課題に対する一つの答え。

牛久(2021年製作の映画)

4.0

人権保護こそが政治の課題。それができないならG7から降りるべき。

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.5

上演されない戯曲を何冊も書き溜めながら、老人のBBC受信料を無料にする運動に励む変梃おじさん(ニューカッスル在住)がひょんなことからナショナルギャラリー所蔵のゴヤの名画を手中に収めてしまう。そこにかけ>>続きを読む

オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.5

諜報は故実被膜、愛情さえもすりつぶす。そんなスパイものの定式は踏襲されてますが、今作は銃後の作戦なので市民生活との間がゼロ距離で、そこにたくまずして生まれるおかしみと哀愁がありました。恋する(?)コリ>>続きを読む

ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ(2020年製作の映画)

3.5

ワイ川近くの南ウェールズ、A40沿いの街モンマスの郊外で二人の農民がバンド活動に目覚め、自宅農園の建物をスタジオに改装して録音を始めるところから始まるストーリー。滞在型スタジオのはしりとして、UKロッ>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.5

親子愛の堅い信念がなければ作り得ないプロット。昔の映画見てるみたいだった。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

どこか依存し過ぎな家庭からの旅立ち。誰も聖人にしないところがいい。

偶然と想像(2021年製作の映画)

2.0

美大の卒業制作みたいな?舞台で見たほうが良かったかも。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

穏やかな見た目に騙されそうだけど、実はかなりのジェットコースター。盛りだくさんで目が離せない。今作を見たことで「寝ても覚めても」で引っかかっていた感じが受け入れられるようになった。

MONSOON/モンスーン(2020年製作の映画)

4.0

二度目の濡れ場で少し照れた表情を見せるヘンリー・ゴールディング可愛すぎか。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

4.0

トムは AI とはいっても初めから完璧ではなく、学習を重ねていく様子がかわいい。終盤アルマの元から放擲されたとき、ごみ収集箱に少し寄っかかって行き先を考えてるところもかわいい。最終レポートでアルマは >>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

妖艶な美女、未亡人、幼女、果ては動物たちにまでモテまくるイーストウッド(元カウボーイ)が、メヒコの大地に根を下ろす。御年91の老人モテ妄想が新たな家族を産むに至った記念碑的作品。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

仁義なきグッチ家の人々、そしてその自滅。同族経営の問題点が大きすぎて、パトリツィアがやってこなくても似たような結果になったとは思われるが。あと、いちいちのカットが古典絵画のように決まってたのは見どころ>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.0

ターミネーターみたいな殺し屋が出てきてからが本番。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

まさかマトリックスから中高年への応援歌を喰らうとは予想もしていなかった。