シネラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シネラー

シネラー

映画(456)
ドラマ(0)
アニメ(0)

GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

2.5

第一章、第二章に続き、
アニゴジ三部作の完結編である
本作を再鑑賞。
壮大なSFゴジラ三部作の完結編だが、
前半までの盛り上がりが
ゴジラがギドラと対峙し始めてから
失速してしまったように感じる映画だ
>>続きを読む

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.0

第一章に続いて、
第二章となる本作も再鑑賞。
三部作の中では一番好きな章であり、
種族間での考え方の相違から
何を持ってゴジラを倒すのかという
人間ドラマが魅力的な章ではあるが、
それでもゴジラにメカ
>>続きを読む

GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.0

『ゴジラ-1.0』で劇場へ赴いた際、
70周年記念の歴代映画ポスターを
眺めたら"アニゴジ三部作"がアニメ映画
とは言え見事に省かれていたので、
不憫に思う気持ちが沸いて
三部作の第一作を劇場公開時以
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

ゴジラ生誕70周年記念作であり、
生誕日を迎える11月3日に
本作を公開初日に鑑賞。
戦後という武器の乏しい中、
戦争での絶望を再び与えるゴジラに
果敢に立ち向かっていく人間の生き様が
好きなゴジラ映
>>続きを読む

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

2.5

今宵がハロウィンなので、
シリーズの新三部作の完結編で
未鑑賞だった本作を初鑑賞。
描きたい事は分からなくもないが、
完結編で新たな物語を
詰め込まないで欲しいと思えた映画だった。

前作のマイケル・
>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.0

公開当時に悪い意味で
気になっていた本作を初鑑賞。
まさかのSFホラーという物語だったが、
噂に違わない酷い内容に途中から
突っ込み映画として観てしまう映画だった。

福島の田舎町を舞台に、
森の中に
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.5

辺見庸の原作小説、
実際の相模原障害者施設殺傷事件を
モチーフとした本作を劇場鑑賞。
複雑で重たいテーマ性から
安易に人に薦められない映画だが、
社会の隅に追いやられている
直視されない現実と問題を描
>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

『ショーシャンクの空に』に続き、
午前十時の映画祭にて再鑑賞。
全編通して幾つもの場面で
泣いてしまう作品であり、
それ位に涙が出続けるマイベスト映画だ。

1935年アメリカ、
死刑囚監房で看守を務
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭にて再鑑賞。
言わずと知れた名作だが、
爽快な展開の中で人生における
希望や自由を描く、
紛れもない傑作だと思う。

妻とその愛人を殺害したとして
終身刑を受けた元銀行員のアンディが、
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

人気ゲーム「グランツーリスモ」から
生まれた実話を映画化した本作を劇場鑑賞。
車への興味も薄く、
ゲーム「グランツーリスモ」は
プレステの初代をプレイした程度の身だが、
史実に基づいた王道展開が
素晴
>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.5

言わずと知れた名作ホラーだが
場面を知っていても未鑑賞だった為、
午前十時の映画祭を機に初鑑賞。
紛れもないオカルトホラーの傑作であり、
重厚で丁寧な人間ドラマだった。

少女リガーンに憑依した悪魔と
>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

ケネス・ブラナーによる
名探偵ポアロのシリーズ第3作を劇場鑑賞。
古典ミステリーとホラーが合わさる作風は、
個人的にシリーズで一番好きだと思った。

ベネチアで探偵業を引退していた
ポアロが館に招かれ
>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

『オリエント急行殺人事件』(2017)に続き、
同じくケネス・ブラナーで映画化された
本作を初鑑賞。
全体的には本作も楽しめる
古典ミステリーではあるのだが、
好きか嫌いかで言われると普通な印象。
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

主演兼監督ケネス・ブラナーによる、
言わずと知れたアガサ・クリスティの
名作『オリエント急行殺人事件』の
映画を初鑑賞。
推理小説として有名なだけに
大筋は知っている状態だったが、
それでも楽しめる古
>>続きを読む

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

4.0

前作"新宿プライベート・アイズ"に続く
最新作を公開初日の朝一に鑑賞。
ドタバタ劇の中にシリアスがある
相変わらずの『シティーハンター』だが、
最終章突入となる大きな盛り上がりで
締め括られる展開に
>>続きを読む

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.5

劇場最新作の前に前作の本作を再鑑賞。
公開時にも劇場へ赴いたが、
新しい絵柄であっても
昔と変わらない『シティーハンター』に
嬉しさを感じさせる数十年振りの映画だった。

新宿のスイーパー"シティーハ
>>続きを読む

1984(1984年製作の映画)

3.5

ジョージ・オーウェル原作の
『1984年』を映画化した本作を初鑑賞。
原作が好きだったので拝見したのだが、
原作の雰囲気を良く抜き出した
映像化とメッセージ性だと思った。

第三次世界大戦を経ての19
>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭にて初鑑賞。
ここ数年で『モスラ』(1961)や
『空の大怪獣ラドン』が
ラインナップされていた中での
本作公開は嬉しく、
内容はゴジラ関連の書籍で
知っていても面白味が大いにある
>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

少し後れ馳せながら、
シリーズ最新作であり新章開幕の第1作
とも言える本作を劇場鑑賞。
やや物足りなさはあるものの、
アニメ『ビーストウォーズ』を意識した
キャラクター達とハチャメチャで
考えを必要と
>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

シリーズの実写映画としては第6作目で
初のスピンオフ作品でもあり、
シリーズの(前日譚かもしれないが)
リブート作となる本作を再鑑賞。
公開当時にも劇場鑑賞したが、
従来のシリーズと違う家族映画的な
>>続きを読む

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

3.5

本作後にも続編は製作されるが、
三部作の完結編でもある本作を再鑑賞。
人間ドラマは前作よりも設定が
練られているにも関わらず退屈だったが、
大規模で派手なメカアクションと
その壮大な設定は好きな映画だ
>>続きを読む

トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.5

不名誉な賞を多数受賞している
シリーズ第2作を再鑑賞。
前作以上に下ネタやジョークも多くて
個人的には下品だとも思う内容だが、
それでも胸熱な展開にときめく映画だ。

物語は前作から2年後、
大学へと
>>続きを読む

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

4.0

マイケル・ベイ監督によって
実写映画化された
シリーズ第1作を再鑑賞。
色々と監督の癖が強いシリーズだが、
その癖も含めて好きな実写映画だと思った。

物語としては、
高校生のサムが中古車のカマロを
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.5

アニメ第2期が放送中の
『呪術廻戦』の劇場版を初鑑賞。
アニメの第2期が放送されてから
アニメ第1期を視聴し始めた身だが、
一本の映画として綺麗に纏まっている
王道なジャンプ漫画で良かった。

物語と
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.0

スタジオジブリ最新作であり、
宮崎駿監督の10年振りとなる監督作を
ようやく劇場鑑賞。
内容や予告映像を全く公開しない
現代で異例とも言える本作だが、
つまらなくないが好きじゃない映画だった。

本作
>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

個人的に初めて観たジブリ映画であり、
最も好きな本作を再鑑賞。
(先日の金曜ロードショーは仕事の為、
帰宅後に終盤10分位を視聴。)
数年前の再上映でも家族の皆が
個別で観に行った位に
家族揃って好き
>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.5

個人的にジブリ映画で
2番目に好きな本作を再鑑賞。
しっかり全編通して観たのは
相当久しぶりではあったが、
少年少女の冒険活劇として
濃厚な世界観が素晴らしいと思った。

物語としては、
鉱山街で働く
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

当時として『タイタニック』を抜き、
日本歴代興行収入1位となった
宮崎駿監督作を再鑑賞。
約15年位は鑑賞していなかったが、
それでも細かく憶えている位の
印象的で独特な世界観は傑作故だと思った。
>>続きを読む

バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.5

ゲーム『バイオハザード』シリーズの
CG映画最新作を劇場鑑賞。
シリーズ初期からの主人公が勢揃いする
キャラクター映画として見事な映画だった。

物語としては、サンフランシスコで
ゾンビ化事件が発生す
>>続きを読む

バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

2.5

『バイオハザード』のCG映画第3作
となる本作を再鑑賞。
劇場公開時以来の鑑賞だったが、
やはりシリーズのCG映画の中では
最も展開が雑な映画だと思った。

物語としては、
対バイオテロ組織BSAAの
>>続きを読む

バイオハザード ダムネーション(2012年製作の映画)

3.5

『バイオハザード』のCG映画第2作
となる本作を再鑑賞。
劇場公開時にも鑑賞しているが、
シリーズのCG映画では
一番好きな映画であり、
本作で敵クリーチャーのリッカーが
大好きになった作品でもある。
>>続きを読む

バイオハザード ディジェネレーション(2008年製作の映画)

3.0

人気ゲームシリーズである
『バイオハザード』のCG映画第1作を再鑑賞。
ゲーム版と地続きの世界観に
ファンとして喜びのある映画だが、
後のCG映画と比べても恐怖感や緊迫感
は薄い上に淡々とした作品だっ
>>続きを読む

死刑台のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

"メタルギア"の影響で
以前から観たいと思っていた
本作をようやく初鑑賞。
理不尽にも文字通り社会に抹殺される
現実があった事を忘れてはならない
と思わせる映画だった。

物語としては、
1920年に
>>続きを読む

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.5

スタンリー・キューブリック監督の
代表作の一つであり、
当時の冷戦を皮肉に風刺した
本作を再鑑賞。
核兵器による人類滅亡を喜劇的で
皮肉めいた形で描く、
個人的にキューブリック作品の中でも
一番好きか
>>続きを読む

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.5

ジョン・カーペンター監督、
主演カート・ラッセルによる
近未来SFを初鑑賞。
人気ゲーム"メタルギア"の元ネタ
としても観たいと思っていたのだが、
荒唐無稽な突っ込みどころが多い中でも
世界観や設定が
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

5.0

是枝裕和、坂元祐二、坂本龍一
という製作陣から観たいと思っていた
本作をようやく劇場鑑賞。
是枝監督の作品を劇場で観るのは
本作が初だったのだが、
内容としても観ている身としても
感情が大きく移り変わ
>>続きを読む