シネラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シネラー

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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

黒澤明監督の名作『生きる』を
イギリスでリメイクし、
脚本をノーベル文学賞受賞者の
カズオ・イシグロが手掛けた本作を劇場鑑賞。
志村喬の演じられたオリジナル版が
好きな身ではあるが、
イギリスらしい英
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.5

松山ケンイチに長澤まさみという
キャスト陣や介護士という職業柄からも
興味を惹かれ、両親と共に劇場鑑賞。
高齢化社会の一途を辿る日本での
介護問題を描いた良い社会派映画であり、
ある意味では嫌いとも言
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逮捕しちゃうぞ the MOVIE(1999年製作の映画)

4.0

藤島康介による原作漫画
「逮捕しちゃうぞ」の劇場版アニメを
十数年振りに再鑑賞。
「逮捕しちゃうぞ」はTVシリーズや
OVAを何となく観たりしていたが、
従来のシリーズがコメディ感の強い
作風になって
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.5

公開初日の最速上映回にて
満を持しての劇場鑑賞。
懐かしさを感じるのと同時に、
仮面ライダーの"仮面"という要素や
"孤独"といった部分を特出的に描いた
原点回帰作に心踊る映画だった。

改造人間(オ
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仮面ライダー THE NEXT(2007年製作の映画)

3.0

『仮面ライダー THE FIRST』の続編で、
新たに仮面ライダーV3の登場も
盛り込んだ本作を再鑑賞。
前作よりも全体的に言えば好きだが、
前作同様に引っかかる脚本に
仮面ライダー×Jホラーという要
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仮面ライダー THE FIRST(2005年製作の映画)

2.5

『シン・仮面ライダー』公開前に
個人的に観返しておきたかった
本作を久しぶりに再鑑賞。
原点である初代「仮面ライダー」の
平成リメイクとなっているが、
恋愛要素の強い脚本が本筋を邪魔する
惜しい仮面ラ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

アカデミー賞最有力との宣伝に
MCU作品でお馴染みのルッソ兄弟が
製作に参加している事から
興味を惹かれていた本作を鑑賞。
壮大な設定による面白味がありつつも、
色々な意味で疲れる映画だった。

物語
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

4.0

前編の鑑賞に続いて、
後編となる本作も再鑑賞。
劇場公開時も劇場へ赴いたが、
月とLの頭脳戦が一貫して
繰り広げられる事となった
原作と異なる結末が大好きな後編だ。

Lにキラと疑われながらも
捜査本
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

4.0

個人的に漫画実写化の成功例
として真っ先に挙げる
実写版『DEATH NOTE』(前編)を再鑑賞。
素晴らしい原作の面白味や再現をしつつ、
キャラクターを尊重した独自の展開も
描いている良い実写だと思
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

劇場予告から気になっていた作品で、
ようやくの劇場鑑賞。
原作未読でジャズコンサートには
一度だけ赴いた事がある身だが、
ひとまず今年最高の映画と言っても
差し支えない作品で素晴らしかった。

世界一
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

2.5

MCUフェイズ5の始まりであり、
アントマンとしては3作目となる
本作を劇場鑑賞。
正直言って、MCUフェイズ4の映画で
満足できた作品が少なかった為、
色々とシリーズを追いかけるのにも
疲れる気持ち
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

前々から気になっていた
タイムループ・ラブコメ映画を初鑑賞。
軽く観られるタイムループ・コメディ
にも関わらず、
次第に人生に訴えかけるような
展開となっていくのが、
とても面白い上に感慨深くて良かっ
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.0

名作「銀河鉄道999」の劇場版第1作、
原作における"アンドロメダ編"を軸に
新たなにデザインも含めて構成された
本作を初鑑賞。
個人的に「銀河鉄道999」は少し
TVアニメ版を視聴した事はあったが、
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

映画公開から25周年を記念して
3Dリマスター化された
名作『タイタニック』を劇場鑑賞。
映画自体はTVで幾度か観ている為、
元々好きな映画ではあったが、
今回で初めて涙を流す位に
感動できて良かった
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モスラ3 キングギドラ来襲(1998年製作の映画)

3.5

平成モスラ三部作の完結編であり、
個人的に人生で初めて映画館で観た
映画として思い出深い本作を再鑑賞。
前二作よりも少し大人びた
SFファンタジー色が強く、
物語的には三部作で最も突っ込みどころ
も多
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モスラ2 海底の大決戦(1997年製作の映画)

4.0

南海で繰り広げられる
平成モスラ三部作の第二作を再鑑賞。
『グーニーズ』に怪獣要素を
加えたような少年少女の冒険譚と
モスラの鮮やかな進化に
魅了される映画だった。

物語としては、
ニライカナイが生
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モスラ(1996年製作の映画)

3.5

"平成ゴジラ"シリーズが終了した
翌年から公開された、
平成モスラ三部作の第一作である
本作を久しぶりに再鑑賞。
自然保護のメッセージが強い、
優しいジュブナイル・ファミリー映画だ。

森林伐採の開発
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.0

人気アニメ「鬼滅の刃」の
TV放送済みのエピソード2話と
4月から放送予定の新エピソード1話を
繋げた劇場先行上映であり、
厳密に言えば映画ではないが
アニメを追っている身として劇場鑑賞。
高いクオ
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

4.0

「鬼平犯科帳」や「剣客商売」等で
知られる池波正太郎氏の生誕100周年
を記念しての本作を劇場鑑賞。
しかしながら、
原作も過去の映像作品も全く知らず、
豪華俳優陣の古風な時代劇が観れる
という期待で
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.5

奇才スタンリー・キューブリック監督
による壮大なSF映画の古典である
本作を久しぶりに再鑑賞。
物語における説明や解説が極力除かれた
難解でしかない映画だが、
その未知なる世界への人類体験が
何とも癖
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

昨年の公開から観たいと思いつつ、
ようやく近場の映画館で公開してくれた
ので念願の劇場鑑賞。
期待通りの爽快アクションに
熱い友情という映画の楽しい部分を
詰め合わせたような映画だった。

1920年
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

2.5

『ルパン三世』、『キャッツ・アイ』
という世紀の王泥棒と怪盗による
コラボ映画を初鑑賞。
どちらも好きな自分にとっては
得しかないクロスオーバーではあったが、
アニメーションとしてミスマッチ感や
それ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

『大怪獣のあとしまつ』の鑑賞から
生まれた憤りに後始末をする為、
社会現象を巻き起こした本作を久々に鑑賞。
劇場で4回、自宅でも幾度と
鑑賞している位に大好きな映画だが、
今だに新たな発見がある程の濃
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

自ら地雷を踏みに行く気持ちだが、
観ない事には良し悪しも
個人の所感では分からない為、
"令和のデビルマン"と呼ばれた本作を初鑑賞。
想像していたよりも酷い上に、
自分の中の特撮愛も逆撫でされたような
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逆転裁判(2011年製作の映画)

3.0

人気ゲームシリーズである「逆転裁判」の実写映画を劇場公開以来の再鑑賞。
個人的に「逆転裁判」シリーズは
全作プレイしている位に好きなのだが、
やはり本作の内容に関しては
「異議あり!」と叫ばずにはいら
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.0

裁判の陪審員を題材とした
三谷幸喜の舞台劇を映画化した
本作を初鑑賞。
観ていて確かに面白い喜劇染みた
内容ではあったが、
大人気ない感情的な陪審員に対しての
苛立ちも多い映画だった。

法廷場面のな
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エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

2.5

『13日の金曜日』の第1作とリメイク版
を続けて鑑賞したので、
『エルム街の悪夢』も第1作に続いて
リメイク版となる本作を初鑑賞。
作中の緊張感はオリジナル版にも
劣らない位ではあったが、
怖さやフレ
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.5

『13日の金曜日』の第1作とリメイク版
を鑑賞したので、
同年代のホラー映画シリーズで後々に
ジェイソンとも対峙するフレディが
初登場した記念すべき本作を初鑑賞。
個人的に本シリーズは第2作から第4作
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13日の金曜日(2009年製作の映画)

3.5

シリーズの原点を再鑑賞したところで
現状シリーズ最後の映画であり、
リメイク作の本作も再鑑賞。
シリーズのお約束に
初期作を意識した内容から、
個人的に第1作の次にお気に入りな作品だ。

内容としては
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.5

ベタな映画チョイスだとも思うが、
本日が13日の金曜日なので
シリーズの記念すべき第1作である
『13日の金曜日』を再鑑賞。
シリーズの原点でありながらも、
内容としては後のシリーズとは逸脱した
異色
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三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.5

ゴジラ、ラドン、モスラそれぞれの
単独作を製作し、
『モスラ対ゴジラ』を挟んだところでの
集合作品とも言える本作を再鑑賞。
圧倒的な宇宙怪獣キングギドラに
地球怪獣達が果敢に立ち向かうという
娯楽に富
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

4.0

昭和ゴジラシリーズで個人的に
最も観ているかもしれない作品であり、
ゴジラとモスラの初競演に
初対決を描いた本作を再鑑賞。
やはり昭和ゴジラシリーズでは
最も好きな作品であり、
怪獣対決と人間ドラマの
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モスラ(1961年製作の映画)

4.0

ゴジラシリーズにも欠かせない、
モスラの初登場を飾った本作を再鑑賞。
個人的にモスラが好きという要因もあるが、
この頃の東宝特撮怪獣映画の単独作
としては一番好きかもしれない作品だ。

物語としては、
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.5

今年の初劇場鑑賞であり、
午前10時の映画祭にて再鑑賞。
4Kリマスター化された映像による
細やかで懐かしい特撮を拝めて良かった。

物語としては、
阿蘇山の鉱山で作業員が変死する
奇っ怪な事件が起き
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

新年の映画鑑賞一発目。
ゴジラシリーズ第2作であり、
初の怪獣対決も描かれた本作を再鑑賞。
前作から核へのメッセージ性や
重苦しい雰囲気は和らぎ、
怪獣達の荒々しい対決に加え、
企業側のめげない復興努
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ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1985年製作の映画)

2.5

2020年、"ルパン対複製人間"。
2021年、"カリオストロの城"。
近年の映画納めが
このような流れになっているので、
今年も大好きな「ルパン三世」で映画納め。
そこで劇場版第三作となる本作を再鑑
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