素晴らしいスピーチの場面がある映画はたくさんあるが、おそらく映画史上、最も辿々しくも、グッとくるスピーチ。
人間、誰しもが悩みを抱えていることがわかり、心が軽くなれる。
父として、人間として成長していくダスティン・ホフマン。
最後の決め台詞がカッコ良すぎる。
ナタリー・ポートマンは雰囲気あり過ぎ!
一方、ゲイリー・オールドマンもカッコいい。髪型とかベージュの上下とか。憧れる。
「夢やぶれて」を唄うアン・ハサウェイはキャリアハイの演技。何度観ても鳥肌もん。
名曲に合わせて胸を打つシーンが、他にもいくつか。
ジム・キャリーのオーバーアクションオンパレード。これはこれでキツい。
エンドロールのNG集までフルスロットル状態。
前半と後半の対比が凄いが、その中で変わらない主人公の姿勢が胸を打つ。
色んな伏線を回収しているのに、最後のなぞなぞの答えだけはわからず、それもまたいい。
映画史上屈指の映像美。
虎と漂流する話だけかと思ったが、実はとても深かった。
事実は小説よりも奇なり?な作品。
最後まで、おじいさんの存在感がすごい。
バンと大地のイエローと、空のブルーのコントラストの美しさも。
愛には色んな形があって、色んなところに愛が溢れていることを教えてくれる。
この映画を観て、空港が好きになった。
素晴らしい楽曲をバックに、すれ違う気持ちを巧みに描くシーンがいくつも。
劇中に流れるJames Newton Howardの「I Need You」が神曲すぎる。
映画史に残る名曲と言って過言なしで、これを聴くためだけに観る価値すらある。
ファンタジー要素は減らして、リアルな不気味さで勝負した方が良かったかも。
「ゾディアック」に続き、犯人かと疑っている時のマーク・ウォールバーグの表情は抜群。
音楽はまさかのブライアン・イーノ!
この作品のジェニファー・ロペスは、二階堂ふみに似てるなぁ。
ダイアナ・ロス「I'm Coming Out」にピッタリのストーリーで、ノラ・ジョーンズが二曲起用されるなど、BGMも◎。
何より、主人公の>>続きを読む
ドキュメンタリー風の手法が光った前半はグッと引き込まれたが、
グロテスクシーンの連発となった後半はクオリティが落ち、眠くなった。
ポールが余計な一言を言って、その一言で笑いを取りにいくシーンがめちゃくちゃ多かったが、ほとんどが滑っていたような。
ストーリーも薄っぺらい仕上がりに。
冒頭からミランダ出社までのシーンと、ラストのミランダとすれ違うシーンが印象的。
公と私、期待される事としたい事の対比が大きなテーマだと、入社16年目のリーマンは思う。
役柄的にもジョージ・クルーニーが阿部寛にしか見えなかった。
家族の絆が深まっていく話だが、一番成長してるのは実はシド説。
抜群に緊迫するシーンがいくつかあるが、作品の尺はやや長い。
俳優陣はめちゃくちゃ豪華。
ABBAの楽曲の多彩さがよくわかる。
エンタメ性は高いが、映画作品としては次回作の方がレベルがやや上か。
いきなり窓の外に出る、という導入部がよく、一気に引き込まれた。この手の作品で雑になりがちな筋書きもしっかりしている。
心がジーンと温かくなるエンディング。
レオナルド・ディカプリオは、ギルバート・グレイプに続いて難しい役をしっかりこなしている。
若さって素晴らしい。
エンディングも印象的で、成長し独り立ちしていく未来が見える。
ただ、そんなことで、とも思ってしまう。
180分は長い!
だが、ブラッド・ピットの抑えた演技が光る。
映画史上、トップクラスに花火が印象的なシーンや、死と税金のうまいオチも。
エンディングでは、イズラエル・カマカヴィヴォオレの名曲まで。
昔、判断ミスで同僚を失った主人公の気持ちを汲みながら観ると、グッと惹きつけられるシーンがいくつか。
迫力ある映像と音で、眠くならずに最後まで観られる。
あと、ジェイク・ギレンホールが若々しい!
スリリングな映像と音楽はシリーズ最高。
だが、如何せん話が複雑。
パンデミックを扱っており、このご時世に観ると色々考えさせられる。
前作より謎解き要素は減ったが、映画として必要なスリリングさはアップ。
天使や悪魔のモニュメントもいい雰囲気出してる。
知的好奇心がくすぐられる映画。
ただ、歴史に興味のない人には辛いか。
大胆な仮説を展開しているため、反発したひとも多そう。
前々作とはとても巧くリンクできていたが、それでも前作には敵わない。
3部作中2作目が群を抜いて面白い、という稀有なパターン。
ダークナイトのプロローグという感じ。それだけに、ラストシーンには期待が高まる。
それほど、次回作の出来がいい、ということ。
こういう大人のコメディを楽しめるということは、いい歳のとり方をした、ということ。
わざとらしかったり、イラッとさせる演出が多くて、いまいち入り込めず、睡眠導入へ。
ウディ・アレンらしさ全開。
現代のパリの街並みも、古き良き時代のパリの空気感も味わえる。
小粋な音楽に乗せ、パリの1日を描くオープニングから引き込まれる。
円卓の騎士が出てくるシーンいるか、と突っ込みつつも、やはりランドリー工場のシーンは催涙力強し。マックスの抑えた演技も◎。
両手の親指をそれぞれ耳に突っ込んで聴覚へのダメージを緩和し、残りの指で視界をコントロールする、という体勢で凌ぎ切った。。。というほど、気の抜けない展開が続く。
ハイカットのコンバースのくだりは何度観てもグッとくる。いつまで経っても憧れのスニーカー。
BGMもやけにいいな、と思ったら、まさかのデイブ・グルーシン!