ドバイでの手に汗握るアクションシーンもさることながら、ストーリーにも奥行きが出てきた作品。
次回作へのつなぎもあり、ハズレのないシリーズ作品、としての地位を確立。
J・J・エイブラムスのディレクションにより、一皮も二皮も剥けた印象。それを印象づける導入部はシリーズ最高。仲間っていいな、と思えるエンディングも◎。
鳩のシーンの過剰なコミカルさで-0.1pt。
ただし、前作より確実にパワーアップしている。
ジャン・レノのおっちょこちょいな感じとか、トム・クルーズの仕草とか、この頃はコミカルな要素も多かった。シリーズ作を重ねるごとにこの要素が削ぎ落とされ、スタイリッシュに、そしてより面白くなっていく。
琴線に全く触れなかった。
最後はボクサーになって世界王者になったのか、、、ただそれにしては映像とシンクロしてないような、、、で大混乱に。
経験や直感、感情ではなく、数字で判断する。データドリヴンで既成概念に挑む姿はカッコいい。
ただ、数字だけではどうしても割り切れない部分もしっかり捉えていて。それが、スポーツ、人間の魅力を際立たせている>>続きを読む
アメリカ社会のもつ複雑さを訴える。
群像劇はコメディよりシリアスなものに限ると思っていたら、群像劇にしては抜群の伏線回収力。
シナリオの巧みさは屈指か。
ブランド好き&クレジットカードヘビーユーザーあるある満載の良質なコメディ。
ディズニーのコメディはレベルが高いと再認識。
テンポのよい、わかりやすいストーリーのコメディだな、と思いきや。
ラストのコンサートシーンは屈指の出来。それまで敢えて隠してきた過去のシーンをクロスさせることで、素晴らしいフィナーレへ。
オープニングにジョス・ストーンが流れる映画は、それだけでテンションが上がる。
ただ、ここが最大の見どころだった。
内容は至って普通。
有名曲を巧みに織り交ぜた楽曲は、史上屈指の仕上がり。
I Will Always Love Youにスイッチする瞬間は何度聴いても鳥肌もの。
この作品のニコール・キッドマンは神。
斬新だが超難解。
何割理解できたのかすら理解できず。
理解できたかな、と思ったら、理解できない箇所が見つかり、それを繰り返してエンディングへ。
何度でも見返せるBlu-ray鑑賞の自分は勝ち組ってこ>>続きを読む
ラストのスピーチはグッとくるものが。
ただ、如何せんブルース・スプリングスティーンを聴いたことがないため、全体的には入り込めず。
ファンにはたまらないだろうが。
父親との再会シーンはとても良かったけど、魔法とか、親というキーワードでハリーポッターシリーズとどうしても比較してしまう。
とてもいい映画で、じわじわくる。
観た後には胸に温かいものが残る。
人間こうありたいよな、と思えた。
奇しくも国際女性デーに鑑賞。
このテーマを描くなら、心理的描写が足りてないような。。
魔女やムーランの生い立ち、葛藤など、描ききれていない部分が多い故に、今ひとつ感情移入できず。
ニューヨークが舞台とあって、BGMがいつもよりジャジーで◎。
ニューヨークの街はジャズがよく似合う。
それに混ざる雨音も心地よい。
戦場よりもある意味過酷なシーンを描く。
そんな中、ルビーに救われるシーンがいくつあったことか。
美しい台詞もちらほら。
ドリュー・バリモアってそんなに可愛いと思わないけど、時折めちゃくちゃ素敵な表情をする。
とりわけ遊園地のシーンはいい表情をしていて、やけに胸に残る。
一言では言い表せない、彼女の不思議な魅力に気付く作>>続きを読む
煙草が吸いたくなる。
できることなら、かっこよく。
緊急事態宣言につき禁煙中なこともあって尚更。
めちゃくちゃリラックスして観られるので、いい意味でうとうとできる。
イントロに流れるノラ・ジョーンズのThe Storyがハイライト。
毎回レイチェル・ワイズにはハッとされられるが、それくらいか。
ビーチボーイズのGod Only Knowsが切なく響く。『Love Actually』とは違って。
死に近づいていく描写が少ない分、失われるものの大きさを際立たせている。
若かりし日のマーク・ラファ>>続きを読む
この手の映画はズルい。
ドレスアップのシーンをはじめ、催涙弾をくらうシーンがいくつも。
ケイト役の子の演技がヤバかった。
家族を想いやる気持ちって素敵。
めちゃくちゃ淡々と進む映画。
奥さん役の表情が印象に残る。
シャネルのブランド哲学が垣間見えたが、映画としては今ひとつか。
ロンドンが舞台。
この手の話にしてはテンポがよい。
やけに印象に残るシーンがいくつかあるのは、俳優の演技力の為せる技か。
脇役がいい味を出している。
何を拒むかではなく、何を受け入れるかが重要、という神父さんの説教が印象的。
ラストの共演シーンは見事!
舞台と刑務所、という対照的な場所をうまくシンクロさせている。
弟役の子どもの表情が印象的。流れ星になるシーンはグッとくるものが。
悪く言えば、『泣ける映画』とうたった邦画によくありそうな内容。
クセが強い!
お約束みたいなウンパ・ルンパの挿入歌はいらんやろ!
大胆かつ華麗に逃げていくさまは、オーシャンズシリーズばりにカッコいい!
イントロのアニメーションも然り。
演技派勢揃い、っていう映画。
演技でぐいぐい押せるため、余計な演出はほとんどなし。
ただ、それが単調さも醸し出してゆく。
話が複雑になっていくし、消化不良感のあるエンディング。
ただ、イライラが徐々に募っていくのがわかる前半の展開は◎。
あと、いいところで携帯電話のよくなることたるや。
「幸せな奥さんね」と言われたことに対する、「自分が幸せな夫なんだ」という台詞が印象的。カッコよすぎる。
モーガン・フリーマンの声に乗って、ジワジワくるエンディングも◎。
ドリュー・バリモアの映画はThe Beach Boysかかる率高し。
いいところで、Don't Worry Babyが流れてくる。
若い頃って、本当に井の中の蛙を目指してたなぁ、と歯がゆくなった。
この映画みたいに、街中が愛と希望に溢れる一年に、来年はなるといいなぁー。
最後のシーンだけ、待ち人はサラ・ジェシカ・パーカーかい、ってなって-0.1pt。