土偶さんの映画レビュー・感想・評価

土偶

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女番長 野良猫ロック(1970年製作の映画)

3.0

新興右翼相手にレディースが喧嘩売ってるとか痛快だな。
モップスバックに歌う和田アキ子なんてもう見ることが出来ない豪華版。司会よりこんな歌歌ってよ、アッコさん。

アフリカの女王(1951年製作の映画)

3.5

大半をボギーとキャサリン・ヘプバーンしか見ることのない特殊な泥臭い活劇ながら、ラストがファンタジーなところがハリウッドなんだろう。
ロケが舞台になったタンガニーカではなく、当時のベルギー領コンゴやウガ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.0

ハンコ押しにお茶汲みで始まるところに60年近くの時の流れを感じてしまう。

岩戸景気下のサラリーマンたちの根っこにある戦争の記憶、それと共存していることが描かれているのに目を引く。
時計のネジ回すのも
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失われた週末(1945年製作の映画)

4.0

アル中というテーマを説教臭くせず、殺人事件は起こってないのにも関わらずサスペンス調で魅せてくれる。長らく名作と呼ばれる所以。

しかしピストルなんて質入れするなよ…ね。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

どこかの映画評で書いてたけど、オシャレ系映画ではないわ笑。学生終わってちょっと経ったけどまだもがいていたかつての私に贈る映画。
家なしになっても何とか潜り込む生活能力の高さはマネすべし
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国葬(2019年製作の映画)

4.5

リアル「スターリンの葬送狂騒曲」
アースカラーの中で際立つ棺、腕章、そしてソ連国旗の赤。AIでこれでもか?!というくらいの赤だ。

長く感じない人(私)もいれば、長く感じた人(イビキかいて寝てた後ろの
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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.5

マンクを見る前におさらいとして。

撮影時25歳かつ映画デビュー作で、ほぼワンマン映画を映画史上に残る作品を残したオーソン・ウェルズの存在感といったら…。
年齢重ねていくのに特殊メイクを駆使したんだな
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.5

ねこが出る映画決定。

異形の怪物をただ恐怖としか感じないだったろう時代に女の子とのシーンが挟み込まれたことで、モンスターの最期に哀しみを見た観客もいたかもしれないな。

アウステルリッツ(2016年製作の映画)

3.5

展示物にはフォーカスせず、見学者と彼らが放つ音を延々と観察する。
途中からしゃもじだか昔の電話のような音声ガイド機が気になりだして仕方なかったが、見る者の切り口次第でどんなにもなるんだと。

コロナ期
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極北の怪異/極北のナヌーク(1922年製作の映画)

4.0

カヌーから次から次へと家族が出てくるのにびっくり。ユーモラスな始まりで引き込まれていく。

雪で作ったホッキョクグマに矢を放つ練習(遊び)をする子どものシーンやら、子犬にソリを引かせて遊ぶ子どもとかリ
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

4.0

ブニュエルとダリ…巨匠2人が並ぶとコント向きなのではと理解した。

ブニュエルの映画は「昼顔」を最初に見たが…あれで主人公の妄想を垣間見たんだった。

汚名(1946年製作の映画)

4.0

ハニートラップって手段ずいぶん素人任せのFBI…。
室内は撮影所だろうけど、屋外のシーンに登場するリオの景色がモノクロながら素敵。またパンナム機の外観も。

数ある南米に逃げたナチ残党映画の中ではこれ
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牧笛(1963年製作の映画)

4.0

今や貴重な水墨画アニメ。今のアニメーターでは製作が出来ないと聞いたことがある。「鹿鈴」と並び見やすい環境になったのが嬉しい。

魔術師(1958年製作の映画)

3.5

難解ベルイマンの中で最初に見るならという謳い文句は確かなオチのある軽喜劇。特に後半。
マックス・フォン・シドーの若い頃、こんなお顔なのね。

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.5

スポフォード氏との二人羽織状態のシーンが好き。

この時代の映画の邦題ってテーマを崩さないように上手く表現してるよね。いつまでも記憶に残る。

ナイアガラ(1953年製作の映画)

3.5

ググッたら死体安置所の建物が出て来て感動。まだ残っておるとは。(映画関係ない)

巻き込まれた若妻がひたすら気の毒。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

18世紀の片田舎の島に暮らすこと。
波の音、焚き火の音、筆で描く音、時々にしか耳にすることのない音楽が日常の中に挟み込まれるだけで音にこれだけ集中することはそんなになかったかもしれない。
そして絵を描
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第三の男(1949年製作の映画)

4.0

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アンナが連行されるシーンはロシア語に加えフランス語も使われてるんだな。吹き替えでは分からない共同統治期のウィーン。

しかし、
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少林寺三十六房(1977年製作の映画)

3.5

鍛えられた肉体に見惚れるなぁ。若い時とは違う見方になってしまう。

山東省の少林寺が広東から逃げ出した青年の行き着く先だったり、鄭成功の文が福建じゃなくて広東にやって来るとかあっちこっちなのはまあいい
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ルージュ(1987年製作の映画)

4.0

アニタ・ムイにレスリー共演の悲恋もの(涙)
李碧華の作でかつ1930年代舞台のレスリーに京劇ものって「覇王別姫」のコラボレーションは偶然じゃなかったんだなと納得。
アニタ・ムイとコン・リーも雰囲気似て
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粛清裁判(2018年製作の映画)

4.0

とても目をひいたのは淡々と仕事を続けるプロ速記(?)のお姉様方に比べて、裁判官の横に座るやる気のない風の参審人のおふたりさん。

フェイクである事件をリアルに変貌させるための、ニュース映像のための撮影
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.5

子どもの頃はケラケラ笑った映画だけど、今回は妄想一軒家シーンが涙目になった。

ラスト、道を往くポーレットの荷物が風呂敷包みにしか見えない。

o28(2019年製作の映画)

3.5

リスボンの街並みがリアルで美しい。
その街並みの中でトラブルに巻き込まれるドイツ人カップルと赤ちゃんのスーパー冒険短編アニメーション。たった5分で魅せてくれた。

ソレ・ミオ ~ 私の太陽(2019年製作の映画)

3.5

性的な愛情とまた違う家族としての愛情って、違うものなのかもね。
少し前女性になったお父さんのドキュメントを見て、家族である妻と子どもの葛藤が少し垣間見えるような作品。

ビューティー・ボーイズ/美しき少年たち(2020年製作の映画)

4.0

田舎町でドラァグクイーンデビューする青年の物語。その前後が描かれると長編でも不思議でないんだけどね。

クッキー・クンティさんが鬼メイクした写真を見つけ。

お遊戯会(2019年製作の映画)

3.5

おパンツとバンジョーが鳴る楽隊。
フクロウの彩色が高級なニットを纏ったみたいですてき。

岸辺の旅(2015年製作の映画)

4.0

NHKさん、地上波で感謝。

アダージェットが聴こえてきそうな、死者との告別を考えさせたシーンが数々と。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

何度か見たけど今回は「ローラ」を見たあとでは初めて。

オープニングの有名なテーマ曲からビッグバンドのジャズに至る音楽でスッと映画の世界に入っていける。
踊らないからミュージカル映画と言っていいのか未
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浮草(1959年製作の映画)

4.5

庭先を彩る赤い花、軒下の赤い電燈、列車の赤いテールライト、そして地味な田舎町に華やぐ旅役者と酌婦の着物の華やかさと、色に心奪われる映画。
シミーズ姿で通しきった賀原夏子をひっくるめてセルフリメイク浮草
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.5

今見直しても贅沢な配役だなあ。ムロさんがジワりと関わってるのも、何だか新鮮。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

面白く最後まで一気に見る。思った以上のこねくり回したブラックなホラー(ホラー度は低めかな)。フランケン博士だよね…まるで。

女より親友を大事にしろ!という教訓が残った。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

クリストファー・プラマー追悼日。

遺産の行方がまるで犬神家的な扱いだけど、血で血を洗うことをせずドライで少々コメディな味付けが、ダニエル・クレイグの良さを引き出してくれた。

しかしマルタの出自を一
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.5

父子とも町で普通に生きているというのが大前提だったんだろうなと思うシーンが、何度も現れる。大群衆に飲み込まれて自転車泥棒がなんてことのない出来事…。

長じて会見中のブルーノ役の彼の写真を最近見たが、
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トゥエンティーフォーダラー・アイランド(原題)(1927年製作の映画)

5.0

これは好き。

短編映画を見るのが楽しみになってきた。今日はロバート・フラハティが撮ったニューヨーク。世界史でニューアムステルダムとして植民が始まったと、そういや学んだという記憶が蘇る
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マルタの鷹(1941年製作の映画)

4.0

登場人物も少なく室内を中心にした舞台劇のような作品だけど、ここから快進撃になるボギー以上にピーター・ローレの存在感は圧巻。

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

4.0

何度かめだが、枕投げからのシーンはスカッとするなー。しかしタバールがキレるきっかけになる化学の先生が気持ち悪いよ。
実際に演じてた子役たちは楽しかったかな?と聞いてみたい。

映画館では余り目が止まら
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