夢里村さんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

夢里村

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クローズ・アップ(1990年製作の映画)

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断続した音のあの、演出、もう言葉なんていらないよなあ……。誰しもに切実な、おそらく描きたかったであろう中心よりも、壊れたラジオみたいな果てしない日常的道路喧騒と男二人の会話がぼくの背中を通っていきまし>>続きを読む

にんじん(1932年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

親に愛されず自殺に至るまで苦悩する少年の物語。よくもこんな酷いストーリーを思いつくもんだ。しかし主人公が縄を首にかけ壮大な音楽、鐘が鳴ったとき、よし死んじまえ!とも思った。まわりの大人への罰になり、少>>続きを読む

チェリーについて(2012年製作の映画)

3.5

ジャケットを始め主役のアシュリーは通して素晴らしいし、男女の友情云々も正直に丁寧に描いてて、ずっと綺麗な映画だった。朝焼けのショットの青とか、唸ると思う。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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もったりやけに長いカットのひとつひとつのゆるいのにキメキメという矛盾から生まれる途方もない愛しさ! 傑作でしょ

ファントマ(1913年製作の映画)

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間抜けな犯罪者がザルな手口であれやこれやするアホ映画
コメディか?

シンデレラ(1899年製作の映画)

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固定カメラだが魔術的によって演劇ではないと言い切れる

天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

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悲劇的って笑えるんだな、テレビのとことか
単純明快×映画的技巧の光るベリグッドムービー

追記
雪に殺され雪に助けられ雪に許されるってかんじだな

24アワー・パーティ・ピープル(2002年製作の映画)

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ハトがばったばった落ちていくシーンがあります、しかもハト目線のカメラで

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

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痛みという担保がないひともいるのに
大人でさえ上手に立ち回れないんだから、こんなんきついなあ みんな嫌なやつ

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

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ひとがたくさん死ぬが筋肉と兵器による笑いによってそのことを全く意識させない恐ろしい映画。

僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)

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胸がずっとどきどきする
ほんとうに興奮した、これはとんでもない破壊のはなしだ。
いぬはやはり、ストーリーには触れずにしかし確かな強度をもって画面を横断するべきだ。

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

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みんなもっと結婚は大事にしろ!って思ってしまうからぼくは雑魚なんだな
繰り返される、死ぬほど好きな恋人とかいうキラーワードがいいですね。

浮草(1959年製作の映画)

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ラブのあとの瞬間の空間が、畏ろしいくらい静かだ……、ぐわってなるいくつかの構図なんかよりもそっちに見惚れた
ロマンス溢れすぎ、たかが十数分だよ?

赤い風船(1956年製作の映画)

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のほほんと見てたら超展開でぶったまげた。
なんも考えなくていいわけで、こんな映画の見方もいいなあ

世界で一番美しい夜(2007年製作の映画)

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超能力者の描写ちゃちすぎる、そもそも必要だったのかな……。そこでけっこう尺使ってたし。序盤だったら突然のヨリでどきっとしたのに、その後あんな風に使われちゃあね……。肝心の乱交シーンもなにが美しいのかさ>>続きを読む

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

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カメラのこちら側(鑑賞者)への干渉、少し不快だった
処女じゃないですよ〜のときの主人公の仕草には心奪われた

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

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わからないことたくさんあるけど、長い時間をかけて、まだ先の見えないはずの人生を丁寧に肯定してくれた。音楽が切なくて素晴らしい。そして15歳の性描写がエロい!

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

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人物紹介のくだりは太陽系を抜け出して3時間くらい続いてもよかった。ああいうやつらが集結するのは少年漫画的に燃えるけど、それぞれのパーソナルな部分については以降一切触れられなかったので残念。
ラクダの、
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

数奇で悲しいラブロマンスだなと思ってたらスリラーっぽくなって最後にはまた切ない
ブランドルバエポッドの手の動き、ばりばりだ

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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オレンジすごすぎだし、映画・寝室・線路のとことかのアナのショットやばい
元気ないぬ登場

ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

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これがバカンス映画というものか、なんて素晴らしいんだ……おいぬ様も相変わらずの活躍
しかしこのユロッて人物は好きになれないな、なんも考えてなさそう

クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

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劇中に謎のテーマパーク出てくるけど、通してイカしたディズニーランドみたいな映画
めっちゃ美しいディープキスだ

ヴィジット(2015年製作の映画)

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家の中のロングショットってすごい不気味だ
せっかく絶望感すごかったのに、じいさんばあさん弱すぎだろ

暴力脱獄(1967年製作の映画)

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いぬを見るとすれば、間抜けなゾンビ的しょぼさもあり、敵であるから死んだときにそこまで悲しみはない。ていうかかわいくないから悲しくない。
内容は想像通りで拍子抜け。

かたつむり(1966年製作の映画)

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怪獣映画にしては特に興奮もなくただただ退廃的
突然のかたつむり集合体オブジェ作成と勢いのある太鼓は急にグッド

ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

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キングダムハーツみたいな音楽が流れる家族団欒のところはいいと思います

工場の出口(1895年製作の映画)

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世界で最初の映画において圧倒的な存在感を放つでかいいぬに拍手