teriyakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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シチリアを征服したクマ王国の物語(2019年製作の映画)

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よかった。クマ好きなのでこれは見に行かねばと足を運んだ甲斐があった。
旅人が語るまではよくあるおとぎ話だったが、老クマがその続きを語り、更にその続きが、、という展開。
ただし本当の最後の展開は観客にも
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

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セルマの言う通り、最後から2番目の歌で劇場を出ればよかった。ラストを観た後、まるで「忠告したのに」と言われたような重たい気分になった。

前知識なしで見たので揺れるカメラワークに本当にドキュメンタリー
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さがす(2022年製作の映画)

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すごく面白かった。怪作。世間でちゃんと話題になっているのだろうか。
「死にたい人をさがす」というキャッチコピーから嘱託殺人かと思っていたがその予想を上回る展開に予測が全くつかなかった。

世間のイメー
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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コメディに振り切ってた。所々笑えるが怒涛の情報量でちょっと疲れた。
そもそもフレンチディスパッチとは?状況説明、登場人物、背景描写を理解する間もなく立て板に水で俳優たちがどんどん喋りかけてくる。翻訳者
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森山中教習所(2015年製作の映画)

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教習所か車企業が若者向けにアピールするために作らせた映画かと思った。

ヤクザに轢かれたことから昔の顔見知りと非公認教習所に通うことになった主人公の少しビターな青春物。
全体的にゆったりしたテンポで、
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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延期に延期を重ねてようやく公開。新年一発目の劇場をキングスマンで迎えられて良かった。
監督のノリを思い出すまでエンジンが掛からなかったが、思い出したらまあ楽しい。あまり元気がない日に観たが、観ていて段
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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オードリーのかわいさに衝撃を受けた。もうこれだけで十分。現代で観ても真似したくなるファッションやメイクで素敵だった。
話の展開としては、娼婦と売れない小説家のご近所ラブストーリー。今だったら批判が来そ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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意図した演出なのか自分の思い込みか分からないが、みさき以外の運転は酔うというか、いつか事故りそうな運転で乗ってて不安だったが、彼女の運転に切り替わった途端滑らかで安心して自分も同乗できた気がする。>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

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すごい微妙!なんだ面白くなりそうで入り込めないこの微妙さは!
主要人物すら中途半端な場面で容赦なく死んでいく展開、謎にしぶとい敵やツッコミどころ満載の設定にまるで感情移入が出来なかった。
窓越しの銃撃
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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久しぶりに後味悪い映画を観た。
ベネディクトさんが西部劇というだけで映画館に足を運んだら、西部劇のあのカラッとした雰囲気はどこへやらドロッと仄暗いサスペンスだった。
自分では拾い切れていない伏線や表現
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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普通な自分が嫌で、バタバタ足掻いて、でも結局必死に掴んだものは普通だった人の話。主演の森山未來さんが良い。
「適当でいいんだよ」と言われる側だった自分が言う側になり、「でも適当にやってたら自分がダメに
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

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夫は医師、妻は専業主婦、息子は弁護士、娘は30過ぎの学生という所謂上流階級のドイツ人家族が、妻の提案で難民のディアロを受け入れることに。

難民なんて訳のわからん奴!と批判的な態度を取る人もいたが、デ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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町に唯一の映画館で働くアルフレードと少年トトの映画を通した交流を描く話。

町みんなが知り合いみたいな暖かさやおおらかさと同時に、小さな町特有の狭苦しさや貧しさも感じられた。
故郷って恋しくて懐かしい
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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安定の穏やかさ。穏やかだけど、普通でないことの生きづらさに蓋をしていないのがよかった。
大画面での美味しそうな料理は胃を刺激してくる。つられて帰りにリンゴを買ってしまった。

異性や同性関係なく、一緒
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

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死ぬほど金を持ってる人が趣味で作ったような作品。ドンキホーテに囚われた人々を描いた狂気。
Boss’s wife….と言い合いながら致すのおもろい

エグジット・スピード(2008年製作の映画)

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映画って出来が良いもんばかりじゃない。当たり前のことに気づかせてくれた駄作。

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

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性の不一致を抱えた腕っ節の強い刑事が主人公。勝手にハイヒールを履いた殺陣が観られると期待したが、そんなシーンはなかった。そこは残念。
主人公役の俳優さんすごくカッコいいが、女性になった時の表情も素敵だ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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新しい時代の007だった。
ボンドいつも太陽が照り輝く南の観光地でゆっくりしてるところをロンドンまで連れ戻されてるイメージ。でもTシャツよりも、やっぱり曇天のロンドンを背景にお堅いスーツを着てる姿が一
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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主人公は所謂中年の危機を迎えており、仕事も家族間の仲も冷え切っていた。そんな中、血中アルコールを0.05%に保つと物事が上手くいくという論文に従って教師仲間とそれを実践してみることに。
まあ酒飲みが0
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Summer of 85(2020年製作の映画)

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85年の夏に出会った少年達の6週間の恋を描く。フランス映画っていうのはいつも速攻で恋に溺れて速攻で喧嘩してる。
展開としてはありがちなおしゃれ映画だし、相手はナンパ野郎だわ母親からは逆恨みされるわ初っ
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日日是好日(2018年製作の映画)

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空気がおいしそうな映画。所作や自然の音が美しい。
毎週土曜茶道を習いに通った女性の生涯を描く。雨の日も、暑い日も寒い日も、辛かった時もお稽古に通っていて、ぼんやりしているようで、これと決めたらやり通す
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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ううむ…肝はわかるんだがストーリーがちょっと弱めな気がする。物語を楽しむのではなく、この映画が伝えたい男性主義社会への批判・啓発内容を反芻する目的で観た方が良い。
自分の理解が足りないだけかもしれない
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

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傷を癒す力を持つ狼人間の少女と、狼ハンターの娘の友情を描くアイルランド神話をベースにした話。
英語だけどちょっと変わった発音だった気がするのはアイルランド系だったからかな。
日本とは違うアニメーション
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blank13(2017年製作の映画)

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出演が豪華。シュールな笑い。1時間程度なのでサクッと観られた。
ギャンブル漬けで借金残して蒸発した父の葬式で、空白の13年間の父の様子が参列者によりぽつりぽつりと明かされるストーリー。
どこか是枝監督
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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シングルファーザーの主人公が娘にせがまれ嫌々元妻のいる釜山まで付き添うことになったが、新幹線の発車直前に様子のおかしい人が乗り込んできて、、というゾンビパニックもの。
韓国映画とゾンビって割と相性いい
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

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よかった。初めの星が降り注ぐようなシーンが印象的だった。
長年連れ添ってきたパートナーであるタスカーが認知症となり、二人で車旅に出るロードムービー。同時期に公開されたアンソニーホプキンスさん主演のファ
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

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金持ち一家に取り入る占い師の鼻を明かしに、プライドの高いマジシャンの主人公が南仏へ向かうものの、ミイラ取りがミイラになる結果へ?という話。
主演二人が好きだから観たが残念ながら自分にはあまりはまらなか
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ファーザー(2020年製作の映画)

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アンソニーホプキンスさんが好きですごく楽しみにしていた映画。スクリーンで観られてよかった。
登場人物たちから焦燥も虚無感も気まずさも伝わっきて、これが演技が上手いということなのかと感じた。特にアンソニ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

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スティーヴンキング原作なだけにいつホラーになっても不思議じゃない雰囲気が流れてる。一昔前の嫌なアメリカを描かせたら天下一品だなこの人。

大人になっても4人の友情が続いているわけではないと言うのがリア
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グーニーズ(1985年製作の映画)

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ジョシュ・ブローリン出てたの最後まで分からなかった、どれだったんだ

お嬢さん(2016年製作の映画)

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日本(というか春画)かぶれの金持ち爺さんに変態的教育を受けて育ったお嬢様の元へ、田舎育ちの侍女がやってくる。侍女はお嬢様を利用するはずが二人は次第に惹かれ合う、というストーリー。
韓国風和洋折衷の妖し
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

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夫の殺害容疑がかかった女性の判決を巡り、12人の陪審員の議論を描いた会話劇。場面転換がほぼない中で一作作れるのすごいな。
話し合いによってどんどん登場人物の意見が変わる先の見えなさと、事件の様子が掻き
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アラジン(2019年製作の映画)

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かの有名なアラジンをあのガイリッチー監督が実写化。しかも青いウィルスミス。これは観るしかないと思い鑑賞。
ところどころガイリッチー節が入りながらも、ディズニーの要望を無理矢理ねじ込んでいる感じがあり、
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

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ようやく観れた。ケンローチ監督の映画は現実を叩きつけられるため観た後いつも暗い気持ちになる。英国の福祉の話のはずなのに、日本にも通じるところがあるのが彼の作品の怖いところ。
フードバンクで母親が隠れて
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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有名だが勝手にカルト的戦争映画だと思い敬遠していた。今後スクリーンでの再上映はないだろうと聞き思い切って鑑賞。
外国人捕虜収容所での話のため戦争シーンはないが、日本軍の焦りからくる高圧的態度や武士道精
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

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ベトナム戦争と当時のアメリカ情勢、ある程度の東南アジアの地理と関係性を知っている方が理解しやすい。映画だと知ってて当然の体で進むので、説明や解説が少ない。
ベトナム戦争がカンボジア内戦にもこんな影響を
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