柊さんの映画レビュー・感想・評価

柊

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

2.8

原作、吉本ばななさんの作品の中でも1、2を争うくらい好きで繰り返し読んだ作品でした。
こんなにこんなに時間が経ってから映像化されるなんて思ってもみなかった。

小説と映画は別物…と思って割り切って観ら
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空に住む(2020年製作の映画)

1.0

多部未華子さんだから観た…って感じ。

出てくる人出てくる人こんな人いるんかな…ってくらい薄い。
それぞれなにか抱えてるんだろうって匂わせたまま、でもほんとに何もないまま空っぽな感じで。

台詞が上滑
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

お願いだからコケないでくれ…そしてこの映像美を維持したまま壮大なラストを観せてくれ…と願わずにはいられない。

その昔、映画化した時も「…続きは…?」と泣いたのだから。
(酷評だったし、それも理解出来
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.5

司馬遼太郎の書いた「新撰組」は、たとえ「史実」ではなくてもひとつの「伝説」を作り上げたんだよなあ…としみじみ思いながら観てました。

泥臭く、血なまぐさい。士道にこだわりながらも、次第に分裂し粛清を繰
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

原作もじわじわくる怖さだったけど、これはまた、観終わったあとからじわじわくる怖さだね…。
「残穢」とはまた秀逸すぎるタイトルではないか。
過去を辿れば曰くのない土地など何処にもなさそうで、だからこその
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.6

一人なのに一人じゃない。
居心地の良さと不自由さ。

不謹慎ながら、こんな多重人格ならさびしくないと思ってしまった。

なんか、ほのぼの。
主演が中村さんだからかなー。

撮影に使われてる図書館、いい
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.5

いやあ…タイトルまんまやね。
「青くて痛くて脆い」。
あらすじや予告編にすっかり騙されたというか、そう来るか〜って感心してしまった。

ほんとうに痛いのはどっちだろうね…

終盤の諍う場面は凄かった。
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罪の声(2020年製作の映画)

3.5

「声」を使われたことは、その子供が背負わなくてはならない罪ですか?
子供を、犯罪に加担させる、大人の都合良さに寒気を覚える。

グリコ・森永事件、覚えているけどどう決着したのかまで記憶していない。
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.0

お弁当作りには手際とかかけられる時間とか、向き不向きがあると思う。
作れない=愛情が少ないわけでは決してない…!と自分が子供たちに作ってた時間を終始反省(言い訳?)しながら観てました。

ごめん。彩り
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

テーマから『BLACKJACK』(手塚治虫)のドクター・キリコしか連想出来なくて…類似のテーマでどう描くのか、興味があって鑑賞。

刑事ものなのでこう決着させるしかないのでしょうが…真犯人がわかった時
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

久々にアベンジャーズシリーズの空気に触れたなーって感じでワクワクした。

時系列たどるのにちょっと戸惑ったけど、展開は早いし、ヒーローの「家族」や「日常」を伺わせるエピソードにホッとしたり。

そして
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

幕末〜開国の時代の時代の歴史は思想のぶつかり合いがあまりに血腥くて苦手。

様々な小説などに触れてみても、当時のやり方はとても正しいとは思えない。

それでも国の行く末をこれ程真剣に論じ合うってすごい
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.8

シリーズ一作目から観てきたけれど、この物語は「死に場所」を求めてる人たちの物語なんだなあ…としみじみ感じた次第。

明治という時代に取り残されて、信念を見失って、抗っては押し潰されて、敵討ちという時代
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.5

巷に溢れる「殺す」「死にたい」って言葉。
本気じゃないけど、嘘でもない…そんな温度で口からついて出てしまう言葉。

現実になって初めて残酷だって気がつく言葉。

なんの前情報もなく観て、思いがけず泣か
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

新海誠監督とは相性が良くない…と「君の名は」を観た時思ったんだけど、「君の名は」よりは好きになれそうです。

アニメーション映画だけど、雑多な街中を丹念に描き込む感じ、好きです。

主人公が自己中心的
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

なんという直球勝負!
真っ直ぐなメッセージ性だろう。

物語を楽しむ、その向こう側にある純粋さにどれだけの子供たち(と大人)が感化され、心に根をおろし糧とすることが出来るのだろう…。劇場を出れば薄れて
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

えっ、一体何が起こってるの?って一気に引き込んでいく冒頭部分のスリリングな展開からして、「ノーラン最高…」って気分にさせてくれる。

「1回観ただけではわからない」と言う評を聞いていたので一度で理解
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

いつからだろう…トイストーリー観てると涙腺が緩んでしまうのは。

子供の無邪気な残酷さ、おもちゃたちの辿る道筋。

3できれいに完結したと思ってたのでここからどう繋げるのだろう、蛇足じゃないのかなあと
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HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

2.0

太宰治の「人間失格」ってこんな主題だったっけ…内容だったっけ…はてな。

近未来の舞台設定を否定するとか、そーいうことではなくて、物語の根幹というか主人公の人となりであるとか、そーいう大事なところはど
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.2

前作のどんでん返しがあまりに鮮やかだったので、今作が大人しめに感じるんだけど…あとからじわじわ効いてくる優しい嘘に気持ちが救われる。

ちゃんと最後の最後まで気になってる伏線を回収してくれるのは流石と
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

予告編観て、結末(どーしてパラレルワールドなのか)だけ知りたくて鑑賞。

うーむ。やはり東野圭吾、私は苦手かもしれない。人物造形が。登場する人物に感情移入出来たことないです…。

物語(設定)ありきで
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

四姉妹のその後の視点から過去を回想する形で「若草物語」を描く構成でちょっとびっくり。「若草物語」しか知らない人が観たら続編を読む前のネタバレになってしまいますからね。子ども時代に「若草物語」を読んでい>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.5

死ーんーでーくーれ〜!のフレーズがめっちゃ耳に残る、ちょい役が豪華でびっくりする映画でした。

私的には堤さんとリリー・フランキーさんの組み合わせでのやり取りが好きです。
芸達者なお二人にこのやり取り
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.0

うん十年前に劇団四季の地方公演で「CATS」を観た時から随分経っているのに、まだまだ「メモリー」の歌詞の心境には到達出来ていないなあ…(まだまだ未熟者)とはいえ、歌い出しを聴いただけで涙腺が潤んでし>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

もしもこの映画の番外編的脚本を自分が書けるとしたら、誰を中心とした物語が書きたいだろう。

主人公をこの家の家庭教師に紹介して留学した学生が、帰国してこの事件を知った時の内面はどうだろう。

もしもこ
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一週間フレンズ。(2017年製作の映画)

3.0

「空気は読むものではなく作るもの」

いい台詞だなあ…としみじみ思いました。
そう思わせてくれる演技、物語を見せてくれたからかも。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.9

私はこの映画のラストシーンに満足しています。

エンドクレジットに流れる音楽がこれまでのSTARWARSをそのまま振り返るような構成で、もう涙腺崩壊寸前。

初めてエピソード6を劇場で鑑賞した時から(
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