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キリスト教と共に生きてきた人間の持つ感情が愛だとしたら、日本の兵士として生きてきた人間に持てるものは恋しい気持ちで、互いに理解することはできぬまま慕いあうハラとローレンス、恋しい気持ちを自己完結させて>>続きを読む
自分の持ってる像と本来の像はいつも微妙に違ってるものだけど、自分の持っていた像がいつのまにか本来の像と決定的に違ったものになっていることを知るとき、切なくなる。
ビシバシきた!私が好きで、更に名作映画に必要のない要素っていうものが全部盛られてるのにしっかりまとまってて、その上クトゥルフもの映画としても屈指の描きっぷり(そのものを出してくるスタイル)だったのでは>>続きを読む
面白かったけどシリーズ全部見ようとは一切思わなかった。
伏線が張られて、単調に回収してくだけなところがつまらなかったのかも。
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主人公のホラー映画の知識をもって難所をくぐりぬける映画かと思ったら、主人公がずっとオロオロするマジの役立たずでめちゃくちゃよかった。
登場する殺人鬼もティピカルながら個人個人のキャラクターがわずかに立>>続きを読む
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ストーリーがわかりやす〜く進んでいくのが良かった。終盤にかかるまではクロスカッティングも少なくてほとんど主人公目線で映画が進んでいくから、ふつうに映画を見ていればSF的なギミックを理解しなくても「今な>>続きを読む
虚に虚を重ね続けて虚ろじゃない人間になるかんじ、それでも私にとっては正体不明なんですが、めちゃくちゃ忘れられない。
コロナで色々状態が変わる前に見たせいで今ではより遠く感じてる気がするのに、それでもま>>続きを読む
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兄との対比がTシャツから読めたくらいしか分からなかった。スケーターの教養やヒップホップの知識なしでは描いてることが画面以上には分からなそう(実際自分はわかっていないと思う)。だから最後のレイの「お前に>>続きを読む
個人の心象風景をトロッコの旅で見せられている感覚になった、その個人が大林宣彦で本当に嬉しくなった。
スクリーンから「私の映画をよく見ていてね」って語りかけられ続けているように感じて、それがいつも自分が>>続きを読む
「せっかくゾンビ映画作ってるのに!」って言う委員長を最高に上手になだめすかせるとこうなる(委員長は自分の中にいる)
自分の好きな映画って、もとからジャンル映画のぬるま湯気分に浸りますよ〜ていうの以外は説明口調で描きすぎていないのが好きなのかもって思っていたけれども、こと素敵な恋や愛しい気持ちに関しては、終えるまでし>>続きを読む
バカ真面目に全部映しながら全部それ〜!て思わせてくれるのが、ラブクラフト神話バカへの強めの批判ぽく感じた、これは試聴後の感想で、見てる間は嬉しい〜って思っていました(全部映ってるから)。
あんまり評判良くないってはなし聞いてたから見とくか〜〜てテンションで見始めたけど、ストーリー良かったし原作ゲームのエッセンスも絶妙に取り入れてるし、クリーチャーもかっこいいし、いいじゃん!!!てかんじ>>続きを読む
スローターハウス5とサイレントヒル2のこと思い出しながら見た。為されぬ贖罪の話がすきなので、めちゃすき、こういうフィクションの中では救われたいひとが救われないでいてほしい、寂しくなるから。