青あおさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

青あお

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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.4

“パパは自分のことしか考えない
  だからママも家を出たんだよね”

いやぁー、感動しました。
ちょっと泣いちゃった。
ゾンビ映画観て泣いたのは「バタリアン」観て以来かなぁ(嘘ですよ、笑)

舞台が列
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ゴッド・ブレス・アメリカ(2011年製作の映画)

3.7

“誰が本当の狂人か?”

離婚・リストラ・脳腫瘍、人生が嫌になったフランクは自殺を考える。

しかし、たまたまTVに映っていたリアリティーショーの少女の言動に怒り、翌日、彼女を射殺する。
その様子を目
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素晴らしき戦争(1969年製作の映画)

3.8

“OH! WHAT A LOVELY WAR”

第一次世界大戦を描いているのにミュージカル!
リチャード・アッテンボロー監督の初作品です。
様々な替歌で戦争や指導者たちを痛烈に皮肉ります。

正直、
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バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(1984年製作の映画)

2.2

“バンザイの次なる冒険をお楽しみに!”

「レディ・プレイヤー1」の中で小ネタで登場するカルト映画です。

アメリカ人の父と日本人の母をもち、物理学者、脳神経外科医、そして、ロックバンド“香港騎士団”
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

“全員集合”

やっと観ましたよー
正直なところ、もう感無量で大した感想もでてこないですけど笑

世間で賛否両論あるのも、わかるっちゃあわかりますね。
一見さんお断りだし、そもそもの騒動の発端もよくよ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.2

“我々は皆 血と痛みから生まれてくる”

エディとヴェノムの痴話喧嘩は微笑ましく觀ましたが…笑。

肝心のストーリーがテンプレ的で目新しさもなく、ちょっとがっかり。

人間関係やカーネイジにもっと深み
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息もできない(2008年製作の映画)

4.3

“どう生きりゃいい?”

まさにタイトル通り息苦しくなる様な作品でした。

サンフンは暴力でしか自分を語れないクズなチンピラ。
物語が進むにつれ、彼の生い立ちが明らかになりサンフンの負った心の傷、そし
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.3

“わたしたちの青春は、傑作だ”

夏の爽やかな風が駆け抜けた様な作品でしたね、いや本当に爽やかな風の様な…(大事な事なので、2回、笑)

時代劇に夢中の女子高生っていう設定がまず面白いですね、なんかギ
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キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

3.6

“なんてことをしてくれたんだ”

保安官助手として働くルー。勤勉で周囲からも信頼されている。
しかし、娼婦のジョイスと出会った事で封じ込めていた裏の顔が目を出してきて…。

あえてなんでしょうけど、殺
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

“今ので3日くらいかしら”

異常な速さで時が進む謎めいたビーチから脱出しようとする家族を描いた作品です。

設定ありきで後は…、みたいな映画になりそうなところですが、その後のストーリーも先読み出来な
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カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)

3.4

“韓国三大未解決事件のひとつ”

韓国で時効を迎えてしまった少年5人が失踪した事件(実話)を映画化した作品です。

この事件の事は以前に書籍でチラッと読んだ事があって、なんとなく気になっていたので今回
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イルザ ナチ女収容所 悪魔の生体実験(1974年製作の映画)

2.7

“この映画は事実を基に制作されたものである”

ホンマかいなって事でWikipediaで検索。
へぇー、強制収容所の所長の妻で女看守「イルゼ・コッホ」っていうモデルになった人物がいるのね。

この作品
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.3

“渦巻きはゲームの始まり”

ソウシリーズの新章の始まりということですけど、結構趣き変わってますね。
ベタな刑事ものになっていて、サスペンス要素が薄れてしまった感じです。

前作観ていないんで、なんと
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ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑(2015年製作の映画)

3.6

“時々、自分が抑えられない”

ジェニファー・ロペス主演(そりゃそうだ、笑、)ブラムハウス製作のストーカーものです。

邦題で女優名が先につく作品ってなんか怪しくないですか?
駄作が多いっていうか、内
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.6

“7年の情熱と狂気”

うわっ、うわっ、これは凄い!
久々に鳥肌立ちました、いや、立ちまくりました。

なんといっても唯一無二なこの世界観!
これはヤバいっす!(語彙力皆無、笑)
しかも、このディスト
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.2

“真実と信じたくて真実にしてしまった”

エヴァンは自分のついた嘘に救いを求めてしまった。
勿論、嘘がバレたら全てが元の木阿弥だと分かっていただろう。

エヴァンのついた嘘はヘヴィなもので、とてもじゃ
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ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)

3.7

“史上最高の女性スナイパー”

第二次世界大戦でナチス兵309人を射殺し、“死の女”と呼ばれたソ連の女性スナイパー、「リュドミラ・パヴリチェンコ」の生涯を描く。
 
Wikiを観てみますとこのパヴリチ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.5

“夜の町の最後の夜”

よし、西野亮廣、どんな主義、主張でも受け止めてやる!バッチこーい!

ぐらい、気合入れて鑑賞したんですけど、そんなに速い球は投げてこなかったですね。
もっときてくれて構わないの
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

2.8

“渋滞したタイトル”

死んだはずのヒトラーと東條英機はガーナで生きていた!
カンフーを修行中のアデーは師匠をヒトラーに殺され復讐のためヒトラー主催の武道会に参加する。

途中、毒盛られたのかっ!てぐ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.2

“私の臆病だった心を解き放ってくれた”

オープニングのmillenium parade の楽曲「U」で震えました!
そこだけでもう5.0あげたいぐらい格好良かったなぁ。

映像と歌唱シーンはほぼ満点
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.0

“生き延びたければ野獣になれ”

闇サイト「スキズム」を荒らし憂さを晴らしていたマイルズ(ダニエル・ラドクリフ)、住所を特定され手に二丁拳銃をはめられ強制的にデスゲームに参加させられる。

とにかくテ
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バイバイマン(2016年製作の映画)

3.1

“設定が既にチート”

「言うな 考えるな」なホラーです。

言うな→まだなんとか
考えるな→絶望的じゃね

というチートな怪人が襲ってくる。
幻覚や幻聴まで繰り出してくるから、厄介この上ない。

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空白(2021年製作の映画)

3.9

“空っぽの世界に、光はあるか”

一体、誰に責任があるのか?
冒頭は、そんなテーマの作品かと思いながら観ていましたが、それだけではない重厚な作品でした。

この作品は“答え”を描いていない。
いや“答
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コーラスライン(1985年製作の映画)

3.9

“five!six!seven!eight!”

ブロードウェイの売れっ子ディレクターのザックは新しくオープンするショーのためオーディションを開催する。
何人採用されるかわからないまま夢を追う大勢の若
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

“最後に彼女の名前を聞いたのはいつ?”

ポップな映像とお洒落な音楽、軽いタッチの演出でブラックコメディかな?と思っていたらテーマはなかなかに重くて、途中から姿勢を正して鑑賞。

冒頭に書いたセリフが
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セデック・バレ 第二部 虹の橋(2011年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

“野蛮とは何か?”

第一部と比べて脚色感が強くてそこはちょっと残念ポイントでした。
史実に沿っているだけでは、ドキュメンタリーになるので致し方ないですけどね。

日本人は高潔な精神を持っているのは自
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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

“我らは真の人 セデック・バレ”

日本人は台湾の先住民族セデック族の“尊厳”や“魂”を傷つけてしまった。
その代償はあまりに大きく、結果、日本人132人が虐殺されるという事態に発展してしまう。

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欲望(1966年製作の映画)

3.3

“終わらない不安”

1967年のカンヌ国際映画祭のパルム・ドール作品です。

売れっ子写真家のトーマス。気晴らしに行った公園で中年男性と若い女のカップルに興味をそそられ写真を撮る。
すると、その女に
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バーディ(1984年製作の映画)

3.8

“鳥になりたい”

鳥になり空を飛びたいという夢をもつバーディ、ベトナム戦争に従軍しPTSDになり今は精神病院で隔離治療をしている。
一方、親友のアルもベトナム戦争で負傷し帰国する。アルはバーディのも
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.7

“父方がイスラム、母方がユダヤ”

ジャケを見て勝手にグルメ映画かと思い込んでいたので鑑賞してびっくり!
重厚なテーマを孕んでいる社会派な作品じゃないですか。とはいっても、ポップな演出で見易いですけど
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.6

“見事なツイスト”

何せ文章力がないものですからネタバレしないで感想を書けるかどうか…。

オカルトチックな前半で伏線を張り巡らせて、後半、ミステリーな展開へ転調します。
後半で伏線を回収する巧みな
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ジョニー・マッド・ドッグ(2007年製作の映画)

3.5

“死にたくなければ、生まれてくるな!”

リベリア内乱。反政府軍として戦う少年達を描く。少年達はコカインをキメて、手にライフルやロケットランチャーを持ち政府側の住民たちを虐殺し金品を奪っていく。

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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

“何があろうと愛するべきだった”

前半、ちょっと退屈かなぁー、なんて思いながら観ていたんですけどね。
後半、凄いっすね、笑。

設定の説得力とかリアリティーとか、もうどうでもよくなりましたね。

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ありふれた事件(1992年製作の映画)

3.6

“殺しのノウハウ”

連続殺人鬼ブノワに密着取材をしているという設定のフェイクドキュメンタリーです。

冒頭、列車内でブノワが女性を絞殺するところから物語が始まります。
シーンが替わるとブノワがインタ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.4

“ニホンオオカミ”

狼は絶滅していなかった。本作での孤狼は日岡(松坂桃李)ではなく、上林(鈴木亮平)だった。

だったとか書いてますけど勝手なこじつけです、笑。

それぐらい本作の鈴木亮平は圧倒的な
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巨大クモ軍団の襲撃(1977年製作の映画)

3.2

“デカくないじゃん、笑”

アリゾナ州で獣医を営むラックの元に子牛が急死したと連絡が入る。
大学からきたアシュリーとともに子牛の血液を調査すると原因はクモの毒だと分かる…。

タイトルから勝手に数メー
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