ドントさんの映画レビュー・感想・評価

ドント

ドント

七つの弾丸(1959年製作の映画)

3.8

 1959年。う、うわぁ……なんという……。追い詰められた挙げ句に警官の拳銃を奪い、2件の強盗を成功させている男。いま彼は東京の銀行に押し入ろうと計画を立てていた。そんなことは当然露とも知らずタクシー>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

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 2021年。台湾からこんにちは! 感染狂暴化系血みどろ虐殺まつり。ちょっとした風邪くらいのはずだった感染症が突然変異、人間の理性が壊れて食欲、性欲、暴虐欲が暴走するどえらい症状を呈する病と化して大変>>続きを読む

メガ・パイソン 人間捕獲(2019年製作の映画)

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 2019年。わくわく爬虫類アイランドへようこそ! ナイジェリア沖に浮かんでいた中国人向けのクルーズ船が謎の巨影により転覆。娘と父親、女性に告白できずに悩む青年、借金に苦しむ父子、なんか世をスネたおじ>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.2

 2020年。これはよかった。相当に好き。こういう暗くてアナログで内側に折れ曲がるようなSF(すこし・フューチャー)映画が好きだ。しかも人が無残に死ぬ。脳にプラグを差し込んで他者を乗っ取り殺人を決行す>>続きを読む

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

3.5

 2018年。やったね!! すこし・ふしぎをグツグツ煮詰めて異常世界を作り上げるメキシコからの刺客、アイザック・エズバンが英語圏進出。平行世界と繋がる鏡を見つけてプチ成功した青年たちだったが当然ながら>>続きを読む

実録外伝 ゾンビ極道(2001年製作の映画)

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 2001年。昭和の極道史にその名を刻む狂犬(小沢仁志)の葬られた「仁義」と彫ってある墓に、現代極道社会で鉄砲玉として使い捨てられた弱腰のヤクザ(小沢仁志)が埋められた結果、小沢仁志の怨霊パワーで小沢>>続きを読む

機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー(2022年製作の映画)

3.5

 2022年。これはかなりよかったのではないか? 集まると願いを叶える4つの石を巡って、キラメイ&ゼンカイが海賊の先輩や怪盗の先輩と共闘し、焼肉を無限に食べ続けるなどする毎年恒例・戦隊vs映画。
 ト
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お色気SL大暴走!アメリカ横断ウルトラハイホー(1984年製作の映画)

3.6

 1984年。再々見。義父である鉄道王の遺言によって旧式の汽車を直し、ニューヨークからテネシーまで24時間で走らせないと遺産がもらえなくなった小悪党のオッサン(ジョージ・ケネディ)と、汽車に乗ったその>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

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 2022年。水墨画の会場設営の手伝いに行ったら水墨画の大家(たいか)からいきなり「弟子になってみないか?」と言われ、教え方の下手な当の大家、その孫で新進気鋭の女流絵師らと共に、「なんで僕が……?」と>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

 2022年。約100年前の英国占領下のインド、さらわれた村の少女を助けんと街へ来たビームと、英国の兵士として任務に就くラーマ。出会うはずのない、出会ってはいけないふたりが出会い、育まれる友情、美しき>>続きを読む

ホワイト・バッファロー(1977年製作の映画)

3.7

 1977年。いやこれ面白くない? 面白いですよこれは。白い野牛と雪原で戦う夢に突き動かされるようにシャイアンへとやってきたお尋ね者ビル・ヒコック。野牛は全て狩られたと言われていたがしかし、信じがたい>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.1

 2022年。ワー。大変に面白かった。18世紀、いまだヨーロッパ人の手が覆っていない「北米」。一人前と認められる狩りをいまだ達成したいないコマンチ族のナルは空に不可思議な飛行物体を目撃する。そのあと、>>続きを読む

ザ・カラテ3 電光石火(1975年製作の映画)

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 1975年。視力が戻ったタダシは、空手道に邁進していた。「おのれの頭をビール瓶で殴り強さをアピールする沖縄兄弟」「撲殺十字架とソード十字架を振り回す神父」「エッヘッヘ、イッヒッヒと笑うカラテ黒人」な>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.6

 2022年。おもしろかった。アメリカの街中で観光用の先祖崇拝寺院を営む家、そこの13歳の娘メイリンは学校の悪友3人と共にアイドルユニット「4TOWN」に夢中。厳しい母親の目を盗みながら夢女子生活を送>>続きを読む

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.6

 2021年。1969年に開かれた伝説のロックの祭典ウッドストック・フェス。それと同じ年の初夏に開かれながらも現在まで日の当たらなかった黒人音楽・ハーレムミュージックの祭典、その映像が甦るドキュメンタ>>続きを読む

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

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 2021年。キリスト教のテレビ伝道によって名声と富を成したフェイ夫妻の栄光と転落を描く実録映画。
 アカデミー賞をもらったジェシカ・チャスティンの(ご本人寄せメイクも含めた)演技はもちろんなのだが、
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BTS:PERMISSION TO DANCE ON STAGE –LA(2022年製作の映画)

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 2022年。そういえばこの人たちのライブって観たことないな、と再生したら40分くらい溶けていた。
 いまだコロナ禍のさなかにLAで開かれた、彼らの久しぶりの有客ライブ。名前を覚えていないレベルの前知
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

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 2022年。正気か? 福島の山あいにある小さな村、ミカンを栽培して生活している男の元に東京から息子がやって来る。母親とケンカをしたらしい。転校を済ませた初日、早速できた友達と山の森へ分け入る息子。し>>続きを読む

ザ・プリンセス(2022年製作の映画)

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 2022年。父たる王の悪しき弟に襲われ、塔のてっぺんに囚われた姫。囚われてしまったわ……舐めとンかこんクソ! こんな部屋いられッかい! おんどりゃあブチ殺しちゃる!
 ディズニーに買い取られたFOX
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七人の刑事 終着駅の女(1965年製作の映画)

4.0

 1965年。青森行きの列車のホームで若い女が刺殺された。バッグは盗まれたらしく遺留品はなし、身分証も持ち合わせていない。身元の特定にすら時間がかかる中、刑事たちは東京という町や駅を歩き回り捜査を開始>>続きを読む

ノット・オーケー!(2022年製作の映画)

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 2022年。悪い映画だ。「私9.11を本国で観たり体験してないんですよぉ。あれって私たち世代の共通体験じゃないですかぁ」などと言うネット記者。バズりと承認欲求をこじらせた結果、写真合成でパリ旅行に行>>続きを読む

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.6

 2019年。ターミナルケアの看護師・モードは元ダンサーの家へと派遣される。タバコを吸い酒を飲み、男とも女とも遊ぶダンサーに優しく向き合い、ケアをしつつ信仰によって安らぎを与えようとするがモードさんち>>続きを読む

夜の第三部分(1972年製作の映画)

3.5

 1972年。ナチス占領下のポーランド。レジスタンス活動、治験、血、死、そっくりな者、妻と子、親子、繰り広げられるひとりの男の苦悩と彷徨、その果ての絶望を描く。
 冒頭の、黙示録の朗読と共にはじまる一
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リターン・オブ・ザ・キラー・トマト(1988年製作の映画)

3.9

 1988年。10年前のあのトマトの襲来が風化しつつある今明かされる衝撃の真実……あのトマトを開発した博士がいた! 博士はトマトを人間へと変換するシステムを開発、世界征服を目論む彼の屋敷から逃げ出した>>続きを読む

天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

4.2

 1955年。ちょっとびっくりするくらいよかった。上流階級(いや中の上くらい?)の寡婦と、庭師の青年の恋愛物語。ご婦人と溌剌としたハンサム(ハンサムである。イケメンではない)の恋路というメロドラマなの>>続きを読む

タフ PART 1 誕生編(1990年製作の映画)

3.7

 1990年。「外国人が撮った日本映画」といった感触、センス、「俺の考えるかっこよさ」がスパークしていて、ちょっと間違うと台無しになる世界観やキャラをギリギリの緊張感で保っていてすごい。5対5のデスゲ>>続きを読む

ザ・カラテ2(1974年製作の映画)

3.0

 1974年。前作で盲目となったが父の記憶、祖母の言葉、あと気合とかでどうにか勝利した山下タダシ。カラテ世界王者となった彼を世界各国の格闘家たちがとにかく襲う!
 あらすじ、オープニングを済ませ、屋台
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.2

 1973年。教会が「高齢化社会や老人虐待に警鐘を鳴らす短編映画を……」とオファーを出したのがゾンビの夜明け映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』、住民発狂『ザ・クレイジーズ』の監督ロメロだったから>>続きを読む

団地妻 昼下りの情事(1971年製作の映画)

3.7

 1971年。日活ロマンポルノ、記念すべき1本目。あなたが「ゾンビ」と聞いて思い浮かべるそれを作ったのがジョージAロメロ『ゾンビ』であるように、あなたが「団地妻」と聞いて「えっちなやつだ!」と思うのは>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.8

居場所も、行くあても、逃げ場もないロードムービー。女と男と車と銃、どうにかやっていけそうなのに、どうにもならない。なんとみすぼらしいことか。序盤は難しい顔で観ていたが時間を追うごとにメキメキとよくなっ>>続きを読む

ズームアップ 暴行現場(1979年製作の映画)

3.8

翌年『ズームイン 暴行団地』というロマンポルノ×ジャッロ×幻惑の怪奇映画を書く桂千穂、その前年の似たようなとりあわせの一本。ついでに主演女優と役回りも一緒。幻惑性が男が見る夢くらいで薄い(ただし夢のシ>>続きを読む

ミラノカリブロ9(1972年製作の映画)

4.5

 1972年。目の覚めるような素晴らしいマフィア・クライム・ムービー。「タランティーノ絶賛!」は新作においてはアテにならないが旧作には当てはまる。台詞のほぼない、厚みのある音楽と共に紡がれる冒頭6分で>>続きを読む

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.7

 2022年。社会になじめない女子6人が、東京の独立系殺し屋組織の面接を受けて合格。京都にお住まいの殺し屋3年目、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍するプロ・国岡さんを教官に山間合宿を行うガーリィ・キリング・ゆ>>続きを読む

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.5

 2021年。あなたは「殺し屋」という職業を知っていますか。簡単に言うと、依頼を受けて、人を殺す仕事です。女子アクション映画『ベイビーわるきゅーれ』制作取材のため、阪元監督とスタッフがプロ2年目ながら>>続きを読む

ズームイン 暴行団地(1980年製作の映画)

3.7

 1980年。これは……これは何だ!? 競輪選手の夫が地方遠征で長く家を離れるのをいいことに、5年前に別れたピアノ調律師の男の部屋にやって来る団地妻。団地に向かう途上の埋め立て地で暴行されたのはさてお>>続きを読む

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

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 1978年。あらすじ:トマトがおそってくる。何ひとつ真面目にやろうとしていない。そのくせたまにスリーベースくらいのギャグをかましてきたり、クラッシュ、爆発、風刺、音楽、人海戦術が何気にイケていたりす>>続きを読む

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