おだんごぱんさんの映画レビュー・感想・評価

おだんごぱん

おだんごぱん

好き、気に入った、気になった映画のみレビュー書いてます。評価は感覚で。
登場人物の細やかな仕草や言葉から心の動きを読み取るのが好きで、好きな映画は何度でも見てとことん追求します。
このアプリのお陰で、観る映画の幅が広がりました。皆さんのレビュー、とても参考になります。突然のフォロー、コメントなど、ご了承ください。

映画(167)
ドラマ(2)

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.8

シェークスピアの作品でも特に有名なロミオとジュリエットのお話が作られる過程を、シェークスピア本人の恋愛の発展とシンクロさせて進めていくのが、テンポも良く面白い。

シェークスピアに、ねっとりとしたジョ
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

憎しみと嫌悪の連鎖。

何らかの論理や主張に傾倒し過ぎると、人としての感覚を見失うのかもしれない。ただ目の前にいる他人を理解しようとすることが出来なくなるのは、とても悲しいことだ。

主人公が純粋で真
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パーフェクト・プラン(2014年製作の映画)

3.0

ある事で、他人の大金を手にしてしまった夫婦。

「必要な分だけ借りるんだ」そう言いながら、何気に贅沢しちゃってました。大金を手にして気が大きくなってる感にクスッと来てしまった。

訴えんとしてるところ
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ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

3.8

自己中で何をやっても失敗ばかりの主人公ブルースが、自分が住んでいる町のエリア限定で神様と同じ力をもらい、神様のお手伝いをすることになるのだけど…。

ジムキャリーの底なしの明るさと芸達者ぶりが堪能でき
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

スパイダーマン3で現れたヴェノム、その実態はあまりよくわからないままだったけど、今作でヴェノムにも人格があって、個性がある事がわかり、とても新鮮だった。

アクションは十分楽しめた。バイクチェイスも高
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

現代社会を憂う年老いた保安官の語りのもと、麻薬がらみの金をめぐった追跡劇が繰り広げられる。

バナナマンヘアーのハビエルと、カウボーイスタイルのジョシュブローリン。ジェイソンボーン張りの道具の使いこな
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.8

時代も場所も違う、3人の女性それぞれの1日。場面が小刻みに変わり、少しずつ人間関係や登場人物の性格や抱えているものを見せてくる。

どこか不安定な女性たち。今から何が起こるのかとスリリングな気持ちにさ
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.8

ルーニーマーラは、幸薄いが芯の強い女性の役がよく似合う。

舞台はアイルランド。カトリック派の多い土地柄にあって、古くからの圧政者であるイギリスの肩を持ち、プロテスタント派である者に対する風当たりは厳
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.3

いつも同じ時間に同じ道を通っていると、大抵同じ人とすれ違う。そのうち、どういうわけか親近感を覚え、時には名前をつけたりして、その人の生活を想像したりする。

冒頭の電車の中での主人公の語りはとても共感
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.9

なかなかに複雑なお話。

ローラの存在が全てのバランスを取っていたのに…。
セリフもなく、登場は冒頭の僅かなシーンのみ。なのに、主人公の2人にとっては偉大で大切な存在だった。

そんなローラが亡くなっ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

子供と一緒に楽しめた。

所々下ネタあり。ジャックブラック演じるべサニーがアレックスに感謝されて「反応する」シーン。保育園児の息子から、「何が反応したの?」と聞かれ、答えられず😅も少し大人になってから
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光をくれた人(2016年製作の映画)

4.0

ファスペンダーが灯台守という情報だけで鑑賞したため、話の展開に動揺してしまった。

女の人が観るなら、大まかなあらすじを知った上で観た方が良いかも。

安定感のある役者さんたちの演技に魅了される。
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.6

今更ながら鑑賞。

男と女の、セックスでの快楽の求め方の違いが上手く表現されてるなぁと感心した。女が抱いた妄想(願望?)と、男が抱いた幻想(願望?)の違い。そしてそこから起きる結果と罪の意識。リアルで
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

お別れを出来ないまま突然両親を失った男の子イーノック、余命3ヶ月と宣告された女の子アナベル、特攻兵として若くして命を落とした青年ヒロシ。

イーノックを中心に、3人の青年たちが死をテーマに繰り広げるド
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ある子供(2005年製作の映画)

3.5

ブルーノというダメ男くんの数日を、ただひたすら追いかける。

さてさて、この放置映画をどう処理すれば良いのだろう。

このダメ男を社会のはみ出し者として切り捨てるのか、それともジミーを第2のブルーノに
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.8

こころの無いウィショーくんは嫌だーっと思いながら観ていたが、ラストはやはり魅せてくれた。

「あぁ、そうだったんだね」と。

見聞色の覇気どころでない、超能力並みの嗅覚を堪能あれ。


それにしても、
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

あー、すっかりやられたな〜。アイボリー作品にまたしてもやられたなー。

思えば中学生時代に「モーリス」を観て、すっかり心を鷲掴みにされ、以来アイボリー作品には一目置いてきたが、ここへきて再び青年同士の
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夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年(2017年製作の映画)

3.6

日本の精神科医療界では有名な精神科医、呉秀三氏のドキュメンタリー。

きょうされん結成40周年を記念して制作された。

今からちょうど100年前、精神病患者がまだ適切な治療を受けられず、私宅監置(いわ
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マザー!(2017年製作の映画)

3.5

いろんな方のレビューから前情報があったので、訳がわからずモヤモヤというのはなかったけれど、とにかく人間の性(さが)をこれでもかと言うほどつきつけられて、苦しい、苦しい。

前半は特に、不穏で意味深なシ
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.8

若くしてガンを宣告された青年のお話。

告知を受けてからの、治療を通した心の変化と、周囲の人々とのやり取りと関係性の変化がリアルに描かれる。

山あり谷ありのこころの変化。徐々にやつれていく主人公。病
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.2

すごく高く評価されている作品。


差別的意識や態度を随所に散りばめ、違和感と不穏な空気、その中であくまでも感じのいい青年であろうとするクリスの健気な態度が良かった。

徐々に明らかになる真実。ぞわぞ
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マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

3.8

あるアフガニスタン帰還兵の、ひとつの物語。

「観る」より「体験する」映画だ。

クライマックスでは「砂の器」を思い出された。

前半のモヤモヤを我慢して、ぜひ最後まで観て欲しい。最後のテロップまで。
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.7

経験豊富な年寄りの言葉には重みがある。

動きも鈍くなり、よろけることすらある老体ながら、チンピラを前に堂々と向かって行く。そして放たれる言葉がなんともカッコいい。

人生観がしっかり出来ていて、面と
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

-

原作読了。

篠原涼子がはまり役過ぎると思う。

どんな風に映画になるか、楽しみ。

紅の豚(1992年製作の映画)

4.5

先日会話中、「ジブリ作品で1番のお気に入りは?」という話題になった。私の1番は断然、この「紅の豚」。

風景や音楽、世界観がとにかく好き。

説教くさくなく(かといって他の作品が説教くさいから嫌いとい
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

アカデミー賞受賞作品。

観たのは1週間ほど前だけど、感想がまとまらなくて…。

なんというか、ストーリーは特に意外性もなく、ひどく感動することもなく、私の中でスーッと終わっていった映画だった。

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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.3

ラブロマンスでファンタジーだし…と思って避けていた作品だけど、イメージと違ってすごく好きな映画になった。

ラブロマンス的な部分も、出会いから親密になっていく様、葛藤などありすごく良かった。

でも特
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.6

ジェイクはポリススタイルがよく似合う☺️

ペーニャさんとのコンビも最高だった。何気ない会話がとにかく面白い。ラストの自撮りフィルムがいい感じに効いていた。

よく民放でやってる、なんとか警察24時間
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普通じゃない(1997年製作の映画)

3.4

いや、ホント、ユアンの可愛らしさよ。

ストーリーはありがちだけど、とにかく主演の若い2人を観るだけで価値のある映画ではないか。

ユアンが、人質にしたヒロインに朝食を作る場面。丁寧に、丁寧に作って、
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.8

タイトルは「アバウト・レイ 16歳の決断」とあって、レイがメインのお話かと思うところだけど、この映画の面白いところは、女ばかりの3世代同居生活にまつわるあれこれの部分。

レイのジェンダーの問題を、本
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.6

ベン兄さんが無敵すぎる。

主人公が心情を語らないので、掴み所がないという面白さがあり、だけど分かりにくくもないバランスの良さ。

興味深いキャラクターだった。
続編の話も出ているようなので、次回作に
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ある戦争(2015年製作の映画)

3.6

これは、アメリカ人のお話でなく、デンマーク人のお話というところがミソだなぁ。

「この任務に意味があるのか?」
序盤に、そう問いかけた兵士の言葉がスタートだ。

後半の裁判の様子はオマケに過ぎない。
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

紳士的で親切、マイペースだけど憎めない可愛いクマちゃん🐻心が洗われる。

何事にも誠実な姿勢で周囲の人の心を溶かしていく様は、観ていて微笑ましい☺️

そして何より、愛らしく憎めない敵役ブキャナン氏を
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

これはもう、マーリンが最高すぎる。1作目の時から、情に熱い教官であり、最高の後方支援メンバーであった彼が、今作では可愛くもあり、男らしくもあった。

思えば、ハリーとマーリンは「裏切りのサーカス」のア
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

2度目の鑑賞。

コリンファースのアクションとか、スタイリッシュな造りとか、イギリス紳士とか、この映画の好きなところを再確認した。

特に、最初のカフェでのハリーの立ち回りと、ラスト3人のチームワーク
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.2

皆さんから酷評されてるキャッチコピーのせいで、この映画、ずっと脱出ゲームのお話だと思っていた。

あまりにイメージと違っていたので面食らった。

ポイントは1950年代という時代背景。精神科医療が大き
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