藍住さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

藍住

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The Most Dangerous Year(原題)(2018年製作の映画)

5.0

トランスジェンダー当事者やその家族、そしてトランスジェンダーに連帯する人達にフォーカスし、トランスジェンダーに関するあれこれをひとつずつ丁寧に紐解いていくドキュメンタリー映画。
私達だって「普通」の暮
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N号棟(2021年製作の映画)

2.0

『ミッドサマー』が作られた数年後に作られた時点で完全に武が悪いというか、やりたいことはなんとなく分かるが、全体的にあんまり上手くできていないという印象が強かった(だからはりきって考察しよう!と思えない>>続きを読む

エンドレス・エクソシズム(2018年製作の映画)

1.0

死体役の俳優の関節の柔らかさは凄かったが物語自体はそこまで面白くなかったものの、恐怖体験に向き合った後トラウマを克服できる映画は何遍でも合っていいと思っているのでその辺は貫き通していて良かった。
映画
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.0

ぶっちゃけ元素の物語なのに出てくるキャラクターは皆んな男女で分けられるようなデザインのせいで異性愛至上主義みたいに見えるところが気に食わなさ過ぎるし、ウェイドの家族にノンバイナリーがいるならむしろその>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

レベッカ・ファーガソンが続編に出ないことが確定したので評価は確定した。
駄作です。
ローグネイションは偉大。
以下は映画を観た当初の感想。

イルサ退場でガン萎えしてしまってストーリー全然頭に入って来
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

2.0

モトーラ世理奈と吉岡里帆のカップルがめちゃくちゃ素敵なのにキスシーンをちゃんと撮ってないところ駄目だなあと思う。
オシャレに全振りしてちゃんとしたところ撮らないの本当に駄目。
レズビアンロマンスを撮る
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

想像していたよりもずっと良かった。
日常のあちこちで起こる小さな幸せや奇跡を丁寧に描いていて、全体的にミニマムでなんてことないんだけど、それが逆にグッとくる。
刺さる人には刺さるのだろう。
私は後者だ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで以上に説明が無く、丸投げ状態なので好きに考察できるのだが、本当に説明が無いのでこれは一体どういう世界観でどういう物語なのか?と疑問符だらけのままエンドロールを迎えていた。
多分観終わった直後は情
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.0

実は観てなかったシリーズ。
そこまでハマらなかったがハムナプトラが大好きな人間なので概ね楽しかった。
テーマ曲を連発し過ぎて若干飽きのターンは来ちゃったのが惜しい。
恋愛があんまり得意ではないインディ
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

4.0

リー・ワネル、天才????????????????と天を仰がずには居られなかった。
ホラー耐性がある私でも珍しく終始怖くてジャンプスケア来る度にあ゙ーーーーーーーーーッッッッッ!?!?!?!?!?!?
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

ハリー・ベイリーがアリエルで本当に良かった……!!!!!
序盤でアンデルセンの『人魚姫』から引用を持ってきている辺り、製作陣の決意の強さを感じた。
これは『リトル・マーメイド』の実写化であり、『人魚姫
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

私はトムホのスパイダーマンが辛い目に遭って終わるところが大嫌いでスパイダーマン=必ず辛い目に遭わなければいけないのか?とずっと怒っていたので、運命に抗うために戦うマイルスと友人たちという構図が最高だっ>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

ミーガンよりもミーガン作ったジェマの倫理観が1億倍まずくて「まあそうなっても仕方ないよね……そうしちゃったの貴方だもんね……」となるし同情の余地なしなのだが、ジェマに救済ポイントがちゃんと用意されてい>>続きを読む

老ナルキソス(2022年製作の映画)

3.0

散々現実を見てるので分かりきったことだけど今の日本で同性の恋人と家族になるための選択肢が少な過ぎるということに触れつつ、年老いた絵本作家が若い男と時間を過ごすうちに未来のことを見つめ直していく(逆も然>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.0

皆んな怒りや悲しみを抱えながら生きている。
人生ってままならないし、辛く苦しいことも多いけど、正直で真っ直ぐな言葉は、自分にとっての幸せな瞬間は、いつだって人を奮い立たせ、前へ導いてゆく。
好きな映画
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

試合で拳を交わしたライバル達と友好的な関係を築いているところ、リングでは全力で戦うけどそれが終わったら「お前は俺の友達だ」の意のフィストバンプやるところ、全てめちゃくちゃNARUTOじゃん……!!と思>>続きを読む

ピーター・パン&ウェンディ(2023年製作の映画)

3.0

なんかテンポが全体的にもったりしてるのは気になったけど圧倒的に美しいカットの数々(光の撮り方がエグすぎる)と夢と希望溢れる脚本に泣いてしまって自分でもびっくりしている。
優しい映画だ〜!!
タイガーリ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

映画館のトイレで泣き崩れた。
幼い娘は知らない父親の背中。
あの頃には分からなかった父親の表情、言葉、気持ちの断片を思い出から拾い上げていく。
どうか、どうか、終わらないで。
この時間がずっと続いて欲
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

話の進め方がONE PIECE(ここで言う話の進め方がONE PIECEというのは「増えすぎた仲間を一回離散させてそれぞれが戦ったり成長したりして話を個々で進めていって最終的にはそれらが全部集結する」>>続きを読む

ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

2.0

アイディアは良かったのに肝心の結末の後味が悪くて全く好きではなかった。
なんなら序盤のお風呂のシーンで主人公の乳首がギリギリ見える撮り方をしてる時点で「あ、この映画好きじゃないな」と思っていた。
その
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帰れない山(2022年製作の映画)

4.0

人間は世界が広いことを知っているし、何処にも行けるけど、その場所でしか生きられない人生がある。
永住できない場所を想いながら別の場所で生きてゆく人生もある。
この感想を打ちながら、私はこうして今日も変
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.0

祝!デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニング再共演!
ということでなんだかんだ言って数年積んでいたこの映画をこのタイミングで観た。
後半の展開よりも二人が一緒に過ごす時間をずっと観ていたかったな……!
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.0

それぞれが選ぶ道。
ここが終わりで良かったんじゃないですかね。
シリーズものとして大円団だったと思う。

ただ台詞の言い回しとか製作陣の姿勢とか細かいところが相変わらず引っかかりまくるので、こういう結
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

今回も全然犯人が全く分からなくて面白かった!
前作とは異なり我々の世代の女の子が主人公ということで、彼女のフットワークの軽さや切り替えの速さが全部上手く噛み合っていて観ていて気持ち良かった。
前作のジ
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ゴーステッド Ghosted(2023年製作の映画)

3.0

そこまで良いとは思わなかったが、主演の二人とヴィランのブロディとカメオ出演の面々のおかげでなんか面白かったな〜の気持ちにさせられるの悔しい……!!
カメオ出演が豪華すぎて叫ぶフォロワー多数だと思うんで
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

5.0

とてもとても楽しかった〜!!
旅の仲間が増えて、成長して、冒険して、こんなに王道なのに面白い!!
脚本も上手く練られていたし、キャラクターも魅力的だし、アクションも格好良いし、良いところがいっぱいあり
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

5.0

自分が加害する側になってしまうかもしれないという葛藤と向き合い、差別や暴力が蔓延る世界を生きる私たちの傷に触れる。現実とリンクして泣いてしまう私をこの映画は抱き締めてくれた。

原作は読了済み。
時系
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.0

新作が観たくて遂に手を出した!!
ドリュー・バリモアが襲われる最初の場面がショッキング過ぎて声を失う。
彼女が端役だった時代でこれは凄い!!

ストーリーも普通に面白かった。
犯人当ても死んでしまうメ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.0

セリーヌ・シアマ監督ってこういう優しいファンタジー映画も撮れるんだ!と感激しっぱなしだった。
基本的にサントラ無しで進むのだが、とあるシーンでドラマチックな音楽が流れて思わず泣いてしまった。
考えてみ
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

多分こういう(ゲイは世界を滅ぼすという陰謀を信じたい人たちに向けたカウンター的な)物語をゲイカップルがメインでやること、最終的にゲイが世界を救うという結末に意味があることなのは十分分かるけど、世界を救>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.0

最後まで気が抜けなかった。
これ映画館で観たら結構やばかったな!?と思うくらい、久しぶりに背筋が寒くなるような良いジャンプスケアがあった。
カメラワークもこだわってて面白かったな。
怖がらせまくった後
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

これからを生きる人達に託すバトン。
報われなくても、いつか忘れ去られるとしても、自分が正しいと思ったことを。

ビル・ナイ、終始抑えた演技なのに人間ってここまで演技で魅せることができるの??????っ
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私はゴースト(2012年製作の映画)

3.0

除霊される幽霊の視点で真実を紐解いていく。
低予算だからこそ、画面の端から端まで拘りがあって面白い。
でもやはりあそこで終わらなくても良かったのでは?
真相が悲しすぎるのと結末を放り投げて締めるところ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.0

後半の重い展開に落ち込んでいたら、双子の辛い事実と対峙した後の、あの晴れやかな顔。
静かに流れる涙。
こういうのを救いと言うんだなと思った。
一緒にいることが大切だ。
そうしたらきっと辛いことも乗り越
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.0

「スーパーパワーを持っているからヒーローじゃないんだよ」が「そのままの貴方で良い」「そのままの貴方が大好き」にダイレクトに繋がってきて大分泣いた。
ファイトシーン良かったし、ジャイモン・フンスーはぶっ
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