どらさんの映画レビュー・感想・評価

どら

どら

映画(23)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

思いっきりコメディなんだと思ってみたら、全然違った。でも楽しめた。

ちょっと不勉強で、現在のドイツの社会情勢を知らない部分が多かったけど、イギリスのEU離脱やトランプ現象なんかと繋がる難民・移民の問
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

これが実話と言うんだから恐ろしい。映画としても、とても面白かったんだけど、実話というところに驚愕。

聖職者とはいえ、禁欲の生活を続けるのは、どこかに歪が生じてしまうのか。全然、解決してない問題なんだ
>>続きを読む

モンスター(2003年製作の映画)

4.0

まずは、シャーリーズ・セロンの変貌ぶりにド肝を抜かれる。女優さんって本当に凄い。

娼婦は、安易な道を選んでると世の中からは思われがちだが、選びたくてその道を選んだ訳じゃないってのも真実。事情は人それ
>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

香川照之の狂人っぷりがいいなぁ。ホントに怖い。ホラー映画的な怖さも感じた。

サイコパスの話なんだけど、ちょっと強引に感じた。ドキドキハラハラしながらも、「そんなに都合よくいく?」って想いが払拭できず
>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

3.5

普通の映画と同列に点数付けるのは、なかなか難しい。極限状態での心理描写が生々しくもリアルに感じる。

何度も見たいものでは無いけども、見てよかったと思う。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

無実の罪で20年服役。それでも希望を持ち続けるなんて自分には無理かなぁとかも考えてしまうけども、やっぱり映画を見終わると言いたくなる。「希望は良いものだ」

レッドが言う「希望は危険」ってのも、ホント
>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.5

子供にしか見えない不思議な生き物たち。そんなのがいたらいいなって願望も相まって、妙なリアリティがある。

大人になって見てみると違った味わいだなぁ。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.5

クドカン監督作品らしいバカバカしい映画。ずっと笑いながら見ていました。途中、「これは何を見せられてるんだ」って思いながらも、笑わせられっぱなし。

Charとよっちゃんのギターバトルや、マーティーフリ
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

4DXにて鑑賞。空間が歪みまくるこの映画には、4DXは向いてるかも。風がちょっと寒かったけど、かなり楽しめた。

カンバーバッチが大好きなので、期待していましたが、期待通りの作品。派手なアクションやグ
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

ああ、子供の時はバカだったなぁと笑いながらも、共感しホッコリする。意味の無いこと、今となっては理解出来ないことに、夢中になってたよなぁ。でも、やっぱり子供の時は楽しかった。

言うことを聞かない「子供
>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.0

樹木希林さんの演技なのか、素なのか分からない感じはたまらなく好き。でもセリフなんだよなぁ。不思議な感覚。

無知は罪であること、痛感する作品。知らないことだらけの世の中だけど、あらゆることを、偏見なし
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

人に嫌われるのが怖くて、人を遠ざけてしまうウィル。愛する彼女に「愛してない」と言ってしまうシーンは胸が締め付けられた。

「君は悪くない」と繰り返される言葉に、泣き崩れるウィル。僕の涙も止まらなくなっ
>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

10数年前の社会問題を詰め込んで描いたような映画だけど、残念ながら2017年の今も変わってないなぁ。色々と考えさせられる。

自分も子供なのに、毅然と兄として振る舞う柳楽優弥が時折見せる子供っぽい笑顔
>>続きを読む

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.0

ファインディング・二モの続編ってことで、ピクサーらしい楽しい作品。

大人になると、マーリンのように、ついつい考えすぎて行動出来なくなることが多々あるけど、時にはドリーみたいに、大胆に行動していきたい
>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

史実に基づいたフィクションということで、説得力のある重厚なストーリー。苦しんで、苦しんで、苦しみ抜く2時間半。でも、不思議と長いとは感じなかった。

脇を固める日本の俳優さん達も、主役級がズラリと並ん
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.5

1日1日を大切に生きたいと思わされる映画。

メアリーの可愛らしさもさることながら、優しく賢いお父さんが素晴らしかった。あんな大人になりたいな。

誰しもが追い求める「幸せ」は、実は日々、普通の暮らし
>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

初っ端から、ジャン・レノの殺し屋が怖すぎて、一気に引き込まれた。そこから、12歳の少女に翻弄されるギャップに萌える。

ナタリーポートマンは、この頃から美しい。少女なのに美しい。スターウォーズの頃も今
>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

3.0

理由なき尾行をする哲学専攻の大学院生というキャラクターに門脇麦ちゃんがピタッとハマってる。

悪い顔してるハセヒロさんもいい。シンゴジラのようなキャラよりも、悪人のハセヒロさんが好きかな。

テーマが
>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.0

映像はド迫力、アクションはカッコいい。「ヒーローの人間味」みたいなものを描くのを、面白いと感じるけども、簡単に騙されて感情的になってしまうのは、ちょっといただけなかったかな。

深く悩んで苦しんでもが
>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.5

登場人物(ドロイド)がみんな魅力的で、この映画だけで終わらせるのが勿体ないと感じた。

特に座頭市キャラは、めちゃくちゃカッコよかった。賢くて強い。大好きなキャラクター。彼のスピンオフ映画は地味すぎて
>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

のっけから、殴る蹴る殴る蹴るのオンパレード。

暴力に対してはネガティブな感情しかないんだけども、見続けていると、だんだんカッコよく見えて来てしまう。

決して暴力は肯定出来ないけど、「楽しければそれ
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

ハリポタは最後まで見てないけど、大好きなエディ・レッドメイン主演ということで、見てみた。

エディのシャイな雰囲気好きだわぁ。役柄にぴったりハマっていると感じた。

キャラクターの中では、心を読める子
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

描かれてるのは日常。現代とは全く違う時代背景ではあるが、そこにも現代と変わらない日常があったんだと気付かされる映画。

戦時中の人達も、僕達と同じように恋をして、僕達と同じように愛し合い、僕達と同じよ
>>続きを読む