RYUPさんの映画レビュー・感想・評価

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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

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何人倒したかでは無く何人救ったか。
知られざる真の英雄の物語。
凄惨な戦場の描写を見せる事により、デズモンドの行動が如何に過酷で困難であったのかを僕達は理解する。
巷で”たるい”と言われがちな
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

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時折インサートされる当時の映像も然り、
ひとつのドキュメンタリーを観ているかの様な緊張感。
これは2013年4月15日世界が震撼した実際の事件の記録でもある。

監督PバーグとMウォールバーグ
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

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韓国本国にて
にわか囁かれる ”韓国ノワール”への心離れ。
国民も殺人や復讐を描く事への倦怠感が加速しているらしい。

しかし今作はそんな頭打ちの背景を
ある意味新たな手口で映し出すノワール。
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コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝(2016年製作の映画)

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エディ・ポン、ラウ・チンワン、ルイス・クー、ウー・ジン。
香港映画の顔とも言うべきゴールデンアクターズが善と悪に分かれて揃い踏み!

勧善懲悪をベースに小さき正義が腐敗権力に立ち向かう姿は万国共通、
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

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「大体ねぇ 火葬場や斎場って聞くだけでね、なんか背筋がすぅーーーって冷たくなるんですがねぇ そこに運び込まれてくる身元も分からない外傷無しの美しい女性の死体… なんかやだなぁぁ 雰囲気から怖いんだよ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

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息子に掛かる母の愛。
”男子”である自分自身も思春期に経験した
この”ウザさ”の共感。
当時、監督自身に影響を与えた立場も主張も変わりつつある”強き女性達”。
『人生はビギナーズ』では父を、
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

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名作『シェーン』の断片を軸としたヒーローの終幕と生き様の物語。
西部劇、ロードムービー、父と子の群像。
今作に根付いているのは懐かしき良きアメリカの精神。

元よりあれだけの世界観を演出して来た
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

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人々の想いに反し
一向に無くならないテロや戦争、
発展の歪みの格差に日々抗えない普通の人々。
そんな鬱屈が国や政府に届く事は無く、
皆の想いは”ヒーロー”の誕生を待ち望む。

監督自身の幼少期に目に
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

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感想の中に「置いてけぼりになった」とか「話が荒い、破綻してる」と目にするけど、ノリが合うか合わないか別として良くできた大人の為の”絵本”だと思えば納得。
自身は『マインド・ゲーム』も好きだし
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帝一の國(2017年製作の映画)

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原作漫画も未読で黄色い声援が飛び交う完全女子対象の作品だと思っていたのだが
こりゃヤラれた。
非某男性アイドル事務所のキャスティングで大入りの今作。
これはある意味業界にも一石投じたのでは?
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メッセージ(2016年製作の映画)

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今年、
イチSF映画がなぜオスカーの候補に挙がったのか?
今作を観るとその意図が明確に理解出来る。

正体も目的も不明の異星人が地球に接触するというある種の有事に対して人々が取る行動。
それ
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スプリット(2017年製作の映画)

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『シックス・センス』等で
一躍”天才”や”鬼才”の名をほしいままにしたM.N.シャマラン。
一時期の低迷期を乗り越え、前作『ヴィジット』に続きこの怪作を世に送り出す。

通常以上に「ネタバレ厳禁」の臭
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

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”タレンタイム”というパフォーマンスコンクールを巡る青春の葛藤と軋轢。
宗教や民族の問題に翻弄される若者達。
ベースは恋物語だがマレーシアの社会問題も背負っている。
主題となる二つの物語は
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

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主演は盟友ホウ・シャオシェン&後の妻でもあるツァイ・チン。
Eヤンファミリーが描く悲哀。

現実を見据える女と過去に捉われる男。
一人は上を見上げ、一人は下を俯く。
見ている先が異なる幼馴染
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タンジェリン(2015年製作の映画)

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そうだと言われても疑いを持たない
”ドキュメンタリー”の様な仕上がり。
トランスジェンダーの娼婦達を演じる女優等も実際に性同一性障害と向き合い生きている。
セレブの街L.Aの裏側に生きる
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

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冒頭。
家族の喪失から始まったVOL.1に対し
仲間との結束力から始まるVOL.2。
続編としても見事な滑り出し。
監督Jガン。
今作も全編通して自身の家族の記憶の象徴でもあるのであろう80sの息吹
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

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これだけメガホン手にしてくると
作品の出来に関して浮き沈み有れど
とにかく”ブレない” Wアレン。
今作もシニカルとユーモア、甘美と残酷、セレブとギャング、夢と現実…
この対極。
軸は恋が
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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自身を嘆く拗らせ女子高生のもがく姿に泣笑い。
自らを知り人生を知り、
少しづつ大人の階段を上るネイディーン。
亡き父、教師、クラスメート、兄。
彼等は多くを語らないが、
「君はイケてなくなんかないよ
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

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バイオレンスやハードボイルドが
ピタリとハマる70sを舞台にアウトローなヤツらが撃ちまくるバトルロワイアル。
”ワンシチュエーション”の中で
Sコプリー、Cマーフィー、Aハマー、Sライリー、峰
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

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2010年4月20日
実際に起こった最大級の原油流出事故。
これは「実話」である。
冒頭。これからの悲劇を暗示するかの様な演出の数々…
爆発、火災、失われる命。
数多の”災害”を描く映画の
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

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ドニー・イェンのカリスマが
本家イップ・マンのカリスマを超えたんじゃない?
この瞬間を見逃すな!

戦後からの好景気に沸き立つ『香港』とは対照的に静観の様、
何処となく不器用に生きるしかないイップ・
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グレートウォール(2016年製作の映画)

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製作費1億5000万ドル!
業界を牛耳るハリウッドに対抗心を燃やす中国資本がそのハリウッドと手を結び製作されたスペクタクルファンタジーアクション。
中国の映画への意欲を感じせざるを得ないこのスケール
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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実に王道で普遍なテーマは納得なのだが、
アプローチが極端且つ曖昧過ぎる気がする…
ラストの転調までの違和感。
こりゃ美談一声では終われない。
反物欲主義。
大自然の中で生きる中、火は石で起
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

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かつて大金を持ち逃げしたレントンは20年振りにエディンバラに、仲間の元に帰って来る…
同時に自身の青春の代名詞だった今作。
幕が上がると俺の心もここに帰って来た。

正直前作よりも受ける衝撃は
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ハードコア(2015年製作の映画)

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一人称と言えば
自分は『エンター・ザ・ボイド』を思い出すが、こちらはより過激に描かれるバイオレンスアクション。
ステージクリア、ミッションクリア形式はゲームその物の臨場感。
しかし我々が目の前で体感
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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天から人生を照らす光は燦々と輝く太陽の陽光だけとは限らない。
静寂を深々と照らす月明りも存在する。
光が示すこの愛は夜という比喩的裏舞台を照らす静かな月明り。

リトル、シャロン、ブラック
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

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久々に笑って泣いた。
子供向け?と侮るべからず!
1966年コスプレバットマンを筆頭に
数々の小ネタを積み重ねた後に完成した普遍的な感動。
新旧バットマン、DCコミック、WBファンも 拍手喝
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

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『地獄の黙示録』を筆頭に
「映画」「アニメ」「ゲーム」「特撮」へのオマージュ。
オタク道を極める俊英監督が世界のオタク達に贈る至極のモンスタームービー。

かなり序盤でコングがパワー全開で登場
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SING/シング(2016年製作の映画)

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日々家事や育児に追われる人。
ダメ男を支え続ける人。
自分に自信が持てない人。
家族の柵に捉われている人。
自分は特別だとエゴに生きてる人。
何事にも周りを振り回わす空回りな人…
そんな
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ホワイト・バレット(2016年製作の映画)

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患者、同僚、仲間。
それぞれが自分の信念に基づき”救う者”。
それぞれの思惑が交錯する中、命を救う筈の現場は戦場と化す。
この皮肉な矛盾を描くアクションノワール。
傑作多きジョニー・トー作品
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アシュラ(2016年製作の映画)

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「登場人物全て悪人!」の触込みにどれ程のカオスな展開が待受けるのか?
が、まず先に。
鑑賞中ずっと思ってた事がある
「これは”阿修羅”と言うより”修羅場”やな…」
それを踏まえて後々パンフに目
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お嬢さん(2016年製作の映画)

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本当に「エグい」のは描写ではなくそのストーリーw
エロさやグロさの中にもシャレを忘れないパク・チャヌクの十八番。
英国小説の原作有りきらしいが、この淫靡で謎めいた空気。
日本統治下の韓国に塗り
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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静かな地方の農村に起こる一つの惨殺事件。
物語は怪異なサスペンスからいくつも
『何なんだ?』『誰なんだ?』を経過して悍ましいホラーに変貌して行く…
石を投げる謎の少女の行動や鶏が3度鳴くラストシ
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

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漫画や格ゲーの雰囲気そのままに!
全国の厨二の心を熱くするカンフー&ムエタイアクションの競演。

刑務所内での暴動の長回しやラスボス(香港の成宮寛貴ことマックス・チャン)VS若干ポッチャリトニー
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

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成る程…
鑑賞前には『不幸から立ち上がる再生の物語』だとばかり思っていた。
しかしこれは自我以外には無関心。
自分の事すら解っていなかった
”子供大人”が自身を分析→構築して創造して行く物語。
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クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

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あの『JFK』から25年。
KGTの三大大物俳優揃い踏みで贈るSFサスペンスアクション巨編。
脚本が悪いのか?
はたまた原作が悪いのか?
戦犯は監督って可能性も…
目まぐるしく変わるご都合主
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