どらみさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.2

モロッコ発の日本初劇場公開作

心を閉ざし生きてきたシングルマザーアブラが
招き入れたイスラーム社会ではタブーとされる未婚の妊婦サミア
共にパンを捏ね
触れ合い
アブラが助けたサミアによって
夫亡き後
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.3

2015年5月に地元シネコンで観ている

最近の私が好んでやっている事
年数を置いての再鑑賞
まずは当時の感想ツィート

博士と彼女が過ごした永い年月を想い泣けた
彼女が博士と添い遂げなかった事を批判
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KKKをぶっ飛ばせ!(2020年製作の映画)

3.5

『ゲット・アウト』『アス』超え
全米上映禁止とかデカイ煽りがトカナっぽいな~って思ってたら
エクストリームに名前変更したトカナ作品でした!笑

原題”DEATH RANCH”から漂い捲るB級感が思う存
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.9

ガイ・リッチーの長編2作目
ブラピ
べニチオ・デル・トロ
そしてそして公開当時は然程騒がれていなかった
ジェイソン・ステイサム!!
豪華メンバーの大粒ダイヤを巡るクライムコメディ

スタイリッシュな映
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ニワトリ☆フェニックス(2022年製作の映画)

4.3

2018年4月名古屋のセンチュリーシネマ2で観た
”ニワトリ★スター”
まさか4年後に地元シネコンで
続編のロードムービー”ニワトリ★フェニックス”が観れるとは
驚きだしめちゃ嬉しかった😊

”ニワト
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ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

4.3

昨日地元シネコンでニワトリ★フェニックスを観たので
2018年の4月のニワトリ★スターの感想ツイートをこちらにも書いておきます🐓

大好きです
ず~っと好きな女の子への純愛映画で有り
男同士の友情物語
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夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.9

原作者恩田陸の母校茨城の水戸一校の名物行事
昼夜を通して70キロ歩く歩行祭(映画では80キロ)の1日を
実際に水戸一校で撮影した青春群像劇

特筆すべきは著者が
”アイドルっぽくない俳優を使って欲しい
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ブラス!(1996年製作の映画)

3.9

炭鉱夫たちによるブラスバンド
”クライムソープ・コリアリー・バンド”の実話もの

イギリス北部の閉鎖騒動渦中の小さな炭鉱町での
ブラスバンドメンバーの人間模様を
全英選手権と社会風刺を交え描く

人間
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北風アウトサイダー(2022年製作の映画)

3.9

コロナ禍の中
エンタメの火を灯し続ける為
人と人を繋ぐ為
入江監督と設立した劇団野良犬弾主催の崔哲浩監督、脚本、P、主演
監督自身の体験を基描く
大阪生野の朝鮮人街に暮らす家族の群像劇
とにかく熱量に
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白いトリュフの宿る森(2020年製作の映画)

4.2

世界で最も希少で高価な食材”白トリュフ”ハンターの
愛すべき頑固爺ちゃん達と
トリュフを嗅ぎ分ける相棒である愛犬達の暮らし
トリュフの在処は妻にも親友にも絶対黙秘!笑
一緒に風呂に入り
口移しや同じ食
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白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

4.2

見応えのある熱量が感じられる力作でしたが
あさイチ鑑賞にはキツかった
観て良かったとは思うものの
翌日同じ映画館での同じく梯子鑑賞予定のほしママさんには
”ブルー・バイユー”の方を薦めてしまいました笑
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.3

若き日に良い作品を沢山観た
ゴールドシルバー劇場で公開時に観て
今日のBSプレミアムお昼のロードショーで久々の再見

感性の鋭い時代に観たので
大筋と共に
ウズラの姿パイは印象的だった
その頭を美食家
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バーニング・ダウン 爆発都市(2020年製作の映画)

4.1

左足を失い
激しいリハビリで身体機能を回復させるも
現場から外され姿をくらませた
元爆弾処理班のエースが
ホテルの爆破現場で記憶を失い発見される

男(アンディ・ラウ)は
警官なのかテロ組織のメンバー
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

4.2

どんなテーマでも美味しく料理する
職人監督城定監督に対する信頼感半端ない
”アルプススタンドの端の方”
”愛なのに”
と最近は地方小都市の地元シネコンにも城定監督作がかかる様になり嬉しい限り
”愛なの
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

4.4

これは最高に楽しい、大好き💕
夢かうつつか
妄想か現実か思い出か…

おもちゃ箱をひっくり返した様
何が飛び出すか
何処へ向かうのか?

素晴らしい楽曲に導かれ
私達は不思議でartな世界へ誘われる
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.1

面白かった!
IQが高く人当たも良い魅力的な
稀代のシリアルキラーに冤罪捜査を頼まれる大学生

面会室でマインドコントロールされそうになる攻防がスリリング

底知れない阿部サダヲ
狂気に取り込まれそう
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モービウス(2022年製作の映画)

4.1

周回遅れで夫と楽しんだ🦇
サクサク進む展開が夫の好みだったらしい

私的には中村モービウスと
親友マイロ杉田の吹替が最高過ぎ!

調子こき捲る杉田の可愛さよ
そりゃ調子こいちゃうよなと
うちら夫婦も憧
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スプリー(2020年製作の映画)

2.0

予想の展開越えてこないし
胸糞で退屈
Twitterでは呟かない案件だな…

トカナのゆるゆる作品みたいに笑えればね…

ミルク(2008年製作の映画)

4.1

ガス・ヴァン・サントには
『マイ・プライベート・アイダホ』で魅せられた
だから『ドント・ウォーリー』のTwitterの感想投稿で
監督のサイン入りプレスいただいたのは嬉しかった!

自身もゲイだと公表
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ハラがコレなんで(2011年製作の映画)

4.1

ここんとこwowowの粋な計らいというか
ま~ただの偶然なんですが
10年くらい前に劇場で観た作品を再鑑賞してまして…

麦子さんと
キッズ・オールライト
あぜ道のダンディに続いて
あぜ道と同じ石井裕
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あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)

4.1

この作品も前売り買ってセンチュリーかな?
公開時観に行きました

wowowの石井裕也監督特集で久々の再見
娘の友達の援交女子高生が
仮面ライダーWのスリッパヒロインあきこだった~!!

光石研さん主
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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

4.0

始めて前売り持ってセンチュリーシネマへ出かけた作品
wowowにて超久々の再見

同じ精子でそれぞれが出産した二人の子供を持つ
レズビアンカップルと娘と息子の家族
子供が精子提供者の生物学的父親に逢い
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英雄の証明(2021年製作の映画)

4.2

キャラクター設定、ストーリー展開が見事
教え子のプロットを盗んだと訴訟されているが
ここでも真実はどうなのだろう?
(インディーズ邦画のアイデアをハリウッドにパクられたなんて話もよく聞くし、いいプロッ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

子供には大人の想像を遥かに超え
無垢な瞳で冷静に世界が見えている

叔父と甥が戸惑い衝突しながら
世代を超越し魂で触れ合う瞬間の煌めき
分断が進む社会で個と世界が繋がる奇跡

ドキュメンタリー部分を含
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麦子さんと(2013年製作の映画)

4.2

地元シネコンで上映していたのだ
気になりながら見逃した

2015年9月にwowowで観ている
そして吉田監督特集で久々の再見
その時にtweetした感想
今話題の堀北さん主演(何、結婚引退発表の頃?
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.2

第71回ベルリン国際映画祭銀獅子賞受賞作

映画好きに人気の高いホン・サンス
淡々とした映画が好きな私ですが
若い頃観てあんまり合わなくて
何となく敬遠し
本作もミリオン~刈谷日劇と見逃し
wowow
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アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.9

名門校教師のエミと夫とのプライベートセックスビデオがネットに流出

猥褻とは?
個人の小さな猥褻より
歴史的、社会的、政治的な猥褻が見逃されているのでは?

エッジと風刺の効いた
スクラップブックを捲
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.1

素敵なラリー先生の操る煌びやかな魔法にうっとり
助手バンティも地味にしっかりと母の様に
おっちょこなニュートを支えてるなぁ
キレキレなラリー先生と母性が漂う笑顔のバンティ
タイプが違う二人の女性が目立
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.4

冒頭の高層住宅が連なるもモノクロの俯瞰映像から心を掴まれた
4人の拗らせ気味な不器用な男女が
すれ違い迷い間違えたまには体も重ね
恋にのぼせて走ったり踊ったり喧嘩したりしながら
自分を見付けてゆく姿は
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.2

wowowのアカデミー賞特集で鑑賞
脚本賞とお爺ちゃんのアラン・アーキンが助演男優賞を獲得

なんともチャーミングな作品、好きです
田舎町に住む家族の普通に子供らしいぽっちゃりで愛くるしい末娘が
都会
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.1

冒頭からデル・トロ監督の真骨頂でもある
妖しい見世物小屋(カーニバル)に私自身も迷い込み
醸される匂いにどっぷりつかって楽しんだ

野心を持ち成り上がり欲に取りつかれ自ら破滅の穴に堕ちてゆくスタン(ブ
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ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.9

結局、最新作~第1作と観て最後に鑑賞
最新作でも登場の死神が活躍する地獄へ行き
現世のコンサート会場へ戻ってくる

ビルとテッドを狙うそっくりロボットコンビ
ビルとテッドが作ってもらうポンコツチックな
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自虐の詩(2007年製作の映画)

3.8

中学時代、故郷で虐げられてた仲間の親友
熊本さんが逞しくて彼女とのエピソードは全部良かった

ちゃぶ台ひっくり返す阿部ちゃんに何故そんなに尽くすのかって思ってた前半
後半二人のなれそめを知り
一番苦し
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

本日のBSプレミアム昼のロードショー
久々の再見

実体験をもとに
惰眠性脳炎の患者を救おうとする医師が体験した
復活と無邪気と奇跡に満ちたひと夏を描く

誠実に真摯に患者を覚醒させようとする医師ロビ
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愛国女子ー紅武士道(2022年製作の映画)

2.0

仮面ライダーヒロインふみかす
息子と舞台挨拶上映に何度か行った
はやぶさくんの唄作って歌ったり
天才的に巧い子だった
トークで若干不思議ちゃんだった
期待してた
突如、入信してしまった
幸福の科学2世
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

4.1

今も紛争が続くイスラエルとパレスチナから集めた若者達でオーケストラを結成し和平コンサートを開こうとするプロジェクト

実在する1999年に中東の障壁を打ち破ろうとイスラエルと対立するアラブ諸国の若者た
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