テアトル新宿
バンコクとイーサンは遠くて縁もゆかりもないけど
東京と地元を連想させた
空に浮かぶ月と水面に浮かぶ月
地面を歩く人々と水面を歩く人々
浮かんでいるのか沈んでいるのか
浮かんでいるつ>>続きを読む
目黒シネマ
疑い続けた142分
信じ続けた142分
目に見えるものを疑い
目に見えないものを信じる
広瀬すずの怒りが私たちの怒りでもあるのか
皆、もちろん信じたいし、信じられたい
その反面信>>続きを読む
武蔵野館
ミツコ感覚
友だちのパパが好き
ときて、この作品で確信に変わりました。
山内ケンジ監督と相性が抜群だということが。
出てくる人たちがどれも下衆で愛らしい。
そして言葉と言葉は言わずもがな、>>続きを読む
シネマカリテ
写真集として欲しいくらいに
一つ一つの画から空気が溢れて、息を吸って吐いて
呼吸をして、触れてみたくなりました。
あの中にいる、あの人たちが羨ましくもありました。
哲子の着こなしを>>続きを読む
TOHO新宿
光を失うことによって、輝きが増すことがある
人間だって、星空だって明るすぎるとよく見えないもんだ
光の側には影があるらしいが、
こんな暑い日々と周りがよく見えなくなった時は
影で一旦落>>続きを読む
武蔵野館
改めて、小市慢太郎さんの声は頭にスッと入ってきますね
同年代で同郷の監督さんということで
ケンとカズの小路監督と同様に追いかけてみようと思います
ツッコミたいところでツッコマない
それが>>続きを読む
シネパレス
鑑賞後も鼓動が鳴り止まず
渋谷の喧騒を音量マックスのイヤホンをぶち込んで
かき消す。あの世界にまだ浸りたいために
無音を爆音で感じる
どちらも善とした存在ではないけど
だからこそ、どち>>続きを読む
ポレポレ東中野
お互いのことを「さん」付けで呼びあう空気感
どこか付き合いたてのボーイフレンドとガールフレンドの様
恋人から夫婦へ 夫婦から恋人へ
酸っぱい?苦い?甘い?2人はたくさんの果実を味わっ>>続きを読む
シネパレス
映画をつくることは夢のようなことだと
夢が叶った瞬間から夢は夢でなくなる
夢が現実になり、必死にそこにしがみつこうとする
いつしか掴んだ手も力が入らなくなり
掴んだ瞬間が最高潮であった>>続きを読む
テアトル新宿
映画のポスターが好きで
グッズ化されていたら、大抵購入するが
これは手が伸びず。
物語が佳境に進むにつれて
購買意欲がみるみる消えて行く。
キャストはいいのに、キャストは。
映画の中>>続きを読む
角川新宿
そのキャラクターのことが好きになれるかなれないかが
映画を好きになれるかなれないかの要素の一つで
それは、優しく強く泣ける人だけではなく
冷たく弱く泣けない人も
良いとされるもの、>>続きを読む
テアトル新宿
がびがびになったエロ本が落ちている。
子供の頃は公園とかで遭遇していたが、
東京に来てからは未知との遭遇レベル。
これはインターネット普及の弊害だろうか。
これを体験しているのとして>>続きを読む
角川有楽町
ベストオブ東出昌大で賞
村山聖が思う羽生善治。
私たちが思う羽生善治。
思いは違えど、両者がみたこともないものを
目の前でみせてくれた。
ふれたことがないものに>>続きを読む
武蔵野館
特別いいやつでもないし、付き合いやすそうなやつばかりでもない
こんなムキムキなガタイとは程遠い自分、、
だけど、あのチームの一員になってみたい!!
でもキャッチボールすら、まともにしてく>>続きを読む
武蔵野館
アズミ・ハルコは失恋中 男は女の敵 やられたらやりかえせ
みたいな、単純明快なことが目の前で繰り広げられているのに
行方不明になってしまった。アズミ・ハルコは目の前にいるのに
平成も終>>続きを読む
ヒューマントラスト渋谷
もう、スクリーンの目の前にどかっと陣どって
視界に2人しか侵入を許さず(カラオケシーンは特別に侵入ありで)
ストーリーも飛び越えて、
ただただ、2人が吐く息を肌から飲み込んで>>続きを読む
テアトル新宿
爆弾や鉄砲等によって、血を流す戦争が
当たり前ではない時代の現代。日本
平和、恵まれているとされているこの場所から見れば
スクリーンの中は非日常
ただ、彼女たちにとっては
そこは日常>>続きを読む
武蔵野館
ReReRe,,,
孤立した2人がReの2文字に救いを求める
東中野から西荻窪、吉祥寺
人生の快速列車に乗れなかったものが
各駅列車に乗り、重ねあいに行く
その間に2人は何を思う
窓か>>続きを読む
TOHO六本木
何者かと他者に問われる。
何者かと自分に問われる。
自分から最も近い他者と最も遠い他者しか
相手(私)が何者のか意味を見いだそうとしない
それは親なのか初めて会った者なのか自分自身>>続きを読む
角川シネマ新宿
八坂を知るためには、予告編をみないで
臨むのがベスト。何も知らない方が、彼がみえる。
真っ白だからこそ、一滴で血肉となる。
真っ白ほど、不気味な色はない。白さは不穏でもある。
我が>>続きを読む
シネパレス
なんで、お母ちゃんはお父ちゃんの事を好きになったのか
具体的な何かを気にはなってはみたけど
それはナンセンスで
お母ちゃんのいいところは、お父ちゃんのいいところでもあり
逆も然り
お父ち>>続きを読む
ポレポレ東中野
確かに、阿佐ヶ谷はいい街だよな
次に住むとしたら、やっぱり阿佐ヶ谷がいいかな
うまくいかねぇなって言うのを許してくれそうな気がする
中野の地下で感じた、この震えは、まだ続いていまし>>続きを読む
早稲田松竹
目が隠れるほどの前髪、パーカー、大きめのヘッドホン
自分を内包する。他人の世界に半歩、自分を置く。
尾行と監視。
尾行によっての愛と。愛によっての監視。
同じ目で見ているはずなのに、>>続きを読む
早稲田松竹
部屋とへや
同じものだけど、一目で違う
ジョイとジャックにとってもそう
ジョイにとってはとても狭い場所で
ジャックにとってはとても広い場所
ジョイにとっては忌まわしい場所で
ジャックに>>続きを読む
早稲田松竹
つまり、衣服というのは脱ぐためにあるものでなくて
愛し愛されるためにあるのだろう
テアトル新宿
ひずみに満ちていた世界が
ひずみも希望となる世界に
遊園地のアトラクションよりも
高く上がった打球よりも
空を飛ぶ鳥たちよりも
自由で不器用に明日への空を見上げるだろう
あの笑顔を>>続きを読む
TOHO渋谷
あそこで抱くかね
築きあげてきた、バディ感が
目線と目線で愛撫して
あそこで抱くかね
築きあげてきた、バディ感が
築きあげても、あげてなくても
抱くときは抱くし、抱かないときは抱かない>>続きを読む
TOHO渋谷
西宮には、あの花火の音はどんな風に聴こえたんだろうか
2人が聴いている音は違うかもしれないけど
肌で感じる、音は同じはず
花火にかき消されないくらいの、柔らかな温度を
ユーロスペース
ここで終わればいいのにってとこで
終わらなくて
でも、そこで終わってたとしたら「喜」「楽」しかなかった
ちゃんと「怒」「哀」までを提示してくれた
終わり方に
青春って、人生って、うま>>続きを読む
ヒューマントラスト渋谷
君と歩こうが好きな者にとっては
この組み合わせ懐かしく嬉しく
漫才コンビの話しなのにそんな笑えない
だからと言って、シリアスだから
笑えないってわけでもない。
ベースのバラ>>続きを読む
ユーロスペース
低温火傷したかのように
男達のくすぶりがいつのまにか
身体の奥まで届こうと滾る
あの視線の先に自分がいた
この視線に抗うか飲み込まれるか、どちらかに一つ。
シネマシティ
ゴジラの咆哮と同じくらいに
人間達の咆哮もすさまじくて
それぞれの咆哮を聞き逃さない様に
闘うので必死な120分でした
もっともっと浴びたい
満腹すぎてはちきれてしまったので
次はよ>>続きを読む
ヒューマントラスト渋谷
音楽、ファッション、人間
カラフルを纏い放ち
ステージに上がれば、たちまちそこは
刺激的な場所となる
脳内じゃない、ここは現実
単音、和音、救い救われ、前に進み、さらに進ん>>続きを読む
渋谷TOEI
頭の先から、つま先まで
外見は変われど
一瞬、一瞬、その時が諸星要一の全てで
酒、タバコ、水、女、シャブ
飲み込めるものは全て、飲み込む
国も警察も正義も
悪を断つなら、悪にでもな>>続きを読む