りさんの映画レビュー・感想・評価

り

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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.7

エレメントの話だけれど人間味がある。自分とは異なる人間への敵対心、恐怖心、親からの期待。それらをアニメーションを通してポップに押し付けがましくなく描けるのがさすがディズニー。火や水、煙などのエレメント>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

辛かった。無知は恐ろしい。知らないから差別感情が起こる。加害者も正義感で動いているから、集団心理が働けばなおさらそれを覆し止めるのは難しい。福田村事件の被害者は日本人だけれど、映画の中で瑛太が叫んだ、>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

難解な映画だった。ストーリーや感情を細かく読み取ろうと前半集中して見ていたけれど、「君たちはどう生きるか」のタイトルから想像していたイメージを超えるファンタジーな展開についていけなくなり、途中からはあ>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アリエルのキャスティングについて色々言われていたけれど、正直作品を楽しむ上での阻害要因には全くならなかった。曲はやっぱり素晴らしかったし、陸の世界と海の世界の映像の接続も自然でこの世界観を実写で表現で>>続きを読む

ペーパーシティ 東京大空襲の記憶(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Twitterでたまたま流れてきて、私は今戦争について知らなきゃいけないんじゃないか、この機会を逃してはいけないんじゃないか、そう思って観に行った。

上映後のトークショーで、監督は東京大空襲について
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

4.0

結婚するなら日本人とアメリカ人は駄目だ、と言う아버지の堅物さと済州の唄を歌う愛おしさに始めはクスッとしていたけれど、それらがどんな背景の元にあるのか徐々に知ることとなった。日本と北朝鮮と韓国、この歴史>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

目を澄ませるのは私だった。私は手話ができないから、字幕がなければ理解できない。ふと一瞬気を抜いたとき、字幕を見逃してしまった。同じものではないけれど、じっと目を澄ませていないといけないとはこういうこと>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

新年1発目の映画に相応しかった。バイクで2人乗りする夜のシーンは良かったな。人生にYESと言ったらそんなドキドキだって起こり得る。当然全てにイエスマンではいられないけど、形から入って身体に染みたらそこ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

何かひとつが刺さった訳ではない。最後にかけてずっと涙を堪えていた。草太さんが要石から元に戻って良かったねの気持ちなのか、地震で大切な人を失った人々に思いを馳せた同情なのか、あの時代の大きな悲しみを思い>>続きを読む

幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダビナとミンジュナの怯える様子が本当に子どものそれで、心えぐられる作品だった。
この話では最後、裁判でダビンがアジェシを信じて本当のことを話してくれたけど、あれだけ大人に裏切られ、話せば自分も弟のよう
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怖面白かった〜!!!
予告で2人の共作ってあったから、先生も殺人事件の黒幕なのかと思ってたけど結果的に共作になってしまったのね
自分にはキャラクターを生み出す才能が無い先生と、戸籍もなく自分が何者か分
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

労働して生きることが、大したことも成せないのに必死になることが無意味に思えて、生きるモチベーションが底を尽きた今日、仕事をサボって見に行きました。
結果、駆け込みでたまたま今日見ることができて本当によ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「始まりには終わりが内在している」みたいなセリフがあったけど、ドラマチックで運命的な出会いをしたときから、その言葉が効いてなのか、あと冒頭イヤホンのくだりもあってか、ずっと終わりを意識させられて、全て>>続きを読む

銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

笑って泣いて感情が忙しくて、最後まで銀魂らしくてああ大好きだなあとしみじみ思いました。
中学生の頃から見ていたアニメ銀魂。映画という形ではあるけど、始まり方から最後の銀八先生まで、いつもの銀魂で最高で
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二重生活(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルの「二重生活」は、
・自身の生活と尾行対象者の生活
・順風満帆に見える生活と不倫生活
・表向き妻との穏やかな生活と真実は孤独な生活
・彼氏との共同生活と秘密を抱えた生活
これらのように二つの生
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

涙涙。
煉獄さんがとにかくカッコいい。無限列車編が映画として作品になって良かった、煉獄さんの死も報われる。。
炭治郎が最後あかざに、煉獄さんの勝ちだと叫ぶあのシーンで大号泣。
映像が美しくて心掴まれる
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

原作を途中まで読んだけど挫折して映画見た。

感覚的には青春のちょっと手前、まだ世界の事を何も知らない、小さな世界で自分自身の漠然とした将来に悩んでいた自分の過去とどこか重ねて苦しくなる、愛しい話だっ
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

寧子と津奈木の喧嘩が、自分と元彼の喧嘩に似ているからと、友達がおすすめしてくれて観ました

観たらなるほど本当に似てる
私が津奈木のように言葉少なく、彼氏が寧子のように怒り狂う感情の表し方をしていまし
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ぐちゃぐちゃだけどメモ代わりに。

忘れられない映画になった、この映画に出会えて良かった

何が心に残ったかって、格差って、絶対に覆らない壁があるから格差なんだって、今までどこかで自分も感じたことのあ
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.0

KingGnu の「どろん」を映画館で聴きたいという不純な動機で観に行きました。

前作も観たけど、犯人と捕まえた刑事を中心にストーリーが引き継がれるのが、前作の壮大なサイドストーリーを見てるみたいで
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