実務において時々身寄りのない人と関わりを持つ事がある。強烈なエピソードを持ってる人からボタンのかけ違いで孤立してしまった人まで多様だ。
ピークエンドの法則に従うと、その人を語る時、どんな時代に生まれて>>続きを読む
こういった感受性を刺激する作品に関して、感受性がどんどん薄れていく今日この頃。
異物を飲み込み、過去に囚われ、悦に浸る。あぁ、ロマンチスト。
オトンが言う、俺は神だと思ってだけど只のクソ野郎だったとは>>続きを読む
だんだん物理学とかけ離れて推理一辺倒になっていくシリーズ最新作。最近、SFしか小説読んでなかったので、久しぶりに推理物に触手が伸びるきっかけになった事はそれだけ本作が良作だったということか。良質じゃな>>続きを読む
思わず最後まで観切った現実を裏垢にしたくなるような、終始小っ恥ずかしくなる内容だった。生きる意味とは何だ⁈何て考察している時点で僕には不向きな内容でしかなかった。
ラストのランニングに関して物申すと,>>続きを読む
岡田君のアクションは既に演技の域を超えて武術として成立している。女子高生好き設定には苦笑いしかないが。
後半にかけての銃撃戦がクライマックスだった。岡田君、あともう少しタッパがあればと思うと。カメラマ>>続きを読む
ナチスの陰謀によって迫害されるユダヤ人の悲劇かと思ってたらもっと人間が持つ深い闇というか、生きる為の、生き残る為の本質的な何かが描かれていた。
叔母の死から、いや、もっと前から圧倒的な悲劇が少年を襲う>>続きを読む
序盤の流れ、チャプター設定はタランティーノのソレ。何だかわからない何かの、見えそで見えないゲシュタルト群化原理の応用をうまく使って恐怖を煽る。
チンパンジーとアーノルド坊やの皮肉。
コントロールされた>>続きを読む
古今東西の猟奇殺人事件や逃亡劇やらを興味本位で数珠繋ぎにした感。使い方間違ってる感が最後まで拭いきれない。
卓球ラリーも狙いが透けて見えて残念だった。
本作のレビューを見ているとラストは胸糞っていうフレーズが多い。
確かに主人公がとった行動は非道だし一切同情の余地なしだ。しかしよくよく考えて見ると少年の取った最後の行動に因果律が生じていて、冷たいよう>>続きを読む
半グレ男とやさぐれ女のコラボレーションの行き着く先はやっぱりというか何というか。半グレのテンプレみたいな主人公が体張り過ぎの演技で、監督も兼任してるって言うから凄い。瓶ビール頭で割った瞬間に飛び出す血>>続きを読む
『ドライヴ』のキャリー・マガリンをイメージしてると、度肝を抜かれること必須。
冒頭からのやさぐれキャリー。中盤持ち直してきたかな〜って油断してると後半からまたもややさぐれキャリー。
テーマは多岐に渡っ>>続きを読む
さて、6作目。個人的はソロモン奪還までの流れが秀逸すぎた。『007 スカイフォール』『ダークナイト・ライジング』『ヒート』を掛け合わせたかのような展開に痺れる。アクション・シーンはまさしく怒涛。比例す>>続きを読む
どこかで観たことがあるデジャブ感。
何だ。ミニオンだ。ミニオンに似てると思ったらミニオンだったっていうぐらい王道の展開だった。子供達の笑い声が劇場で炸裂してた。夏休みはミニオンズで決まりですなぁ。
本作はチーム色が一番出ている感じがする。小道具も奇抜で前半はかなり楽しい。トム・クルーズの立ち位置が一歩引いた感じの演出でシリーズの中でも好き嫌いが分かれそう。
レア・セドゥがハリウッドに本格参戦。>>続きを読む
冒頭の飛行機にしがみつくシーンが殆ど物語と関係ないところが最高。
オペラでの一連の流れはレベッカ・ファーガソンのつま先から脚の付け根の美しさに集約される。
ショーン・ハリスは当たり役だな。真っ黒な瞳が>>続きを読む
ピーク・アウトの法則と若くして死去したアーティストとの相性。ギリシャ悲劇は繰り返すのですなぁ。
バス・ラーマン監督の作品観ると毎回サントラ聴きたくなる。ギャツビーのサントラはクオリティ高め。
前作のヒロインとはしれっと別れていきなり新しいヒロインが大ピンチからのシーンで幕を開ける。
ここからシリーズのメンツが揃いだす重要な3作目。トム・クルーズの一歩間違えば大事故になりかねないアクション・>>続きを読む
2作目には『男たちの挽歌』のジョン・ウー師匠が監督。リンプが演奏するメインテーマ曲は当時大ヒット。ミクスチャー・ロック全盛期だったなぁ。オルタナに最接近した頃のメタリカの楽曲も聴きどころ。
ガンアクシ>>続きを読む
本作の天井からロープでぶら下がってるやつとマトリクスのイナバウアーは真似したくなる選手権の上位に食い込むのは間違いない。
監督がブライアン・デ・パルマなんだ〜ってびびる。
最高機密データがフロッピー・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トム・クルーズは初老の星になった。
ヴァル・キルマーが全てを掻っ攫う渾身の演技。ジェニファー・コネリーの撮り方が上手いな。この監督は!
このレビューはネタバレを含みます
ゼットンがゼットンしてる。
ゾフィーの優しさも再現されている。
そして何よりウルトラマンがウルトラマンだった。
フェルミのパラドックスに対する一つの解答まで用意されている壮大なSF感をベースとした人類>>続きを読む
某大手レンタルビデオ店で働いていた頃、密かに下心を抱いていた女子が本作を推していたので観たら、クソつまらなかったのだが年を重ねて今観ると傑作すぎて参った。光の使い方が印象的だしリアルに戦国時代ですかっ>>続きを読む
佐藤亜紀の『スウィングしなけりゃ意味がない』を彷彿とさせる。
踊りたいから踊る。イデオロギーも人種も越えてタップを踏む彼らの姿に熱いものが込み上げてきた。
あゝ、早く大規模なエンタメをマスクなしで楽し>>続きを読む
元祖脇役。殿山泰司を竹中直人が演じきる。そして竹中直人を喰いまくる、ある意味主役の荻野目慶子。圧巻である。
Filmarksでタイちゃんの作品一覧を見たら、凄い作品数だ。どうもどうものタイちゃんの愛さ>>続きを読む
仕事場で横の席に座ってる陰謀論者のオッさんが「ブルースリーがヌンチャクで卓球してるユーチューブ見つけたわ。凄すぎや。流石、北斗の拳のモデルやな」とか言ってたので見たら、どう見てもCGだったので、「コレ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
という事は、ベネディクトとトムハとジャレッドが一同に会する訳ですな。中堅どころの実力派俳優がこぞってアメコミに参戦とは。凄すぎやしませんか。贅沢感極まるってね。
しかしあれだなぁ。このシリーズは観てす>>続きを読む
斜め後ろからベッドに横たわるアデルの尻を軸にしたショットが冒頭から要所要所で使われる。腰のラインから尻の引き締まった、それでいて弾力性のありそうな肉感は同時にアデルのチャームポイントとも言える甘え上手>>続きを読む
『シェイプオブウォーター』の世界観の延長上にあるのかな。前半の前振りからの後半の展開が通好みというか、全盛期のノワール作品に通ずるオッさん好みなオチに馳星周ですか、新堂冬樹ですか、ジェイムズ・エルロイ>>続きを読む
陰謀論蔓延る昨今。みなさんご機嫌いかがでしょうか。海老蔵さんも窮地に立たされている模様。僕も仕事場の隣の席のおじさんがガチの陰謀論者でウクライナでの出来事も裏でロスチャイルドが暗躍しているといって、皆>>続きを読む
小学生の頃、社会の教科書にカンボジア難民の子供達の写真が掲載してあって、顔が似てると言う理由で『カンボ君』というあだ名をつけられて中学校卒業するまでカンボ君呼ばわりされた僕は大人になる頃には目鼻立ちが>>続きを読む
吹き替えで観ました。
この手の作品は映画館で観てナンボだと再確認。劇場に広がる子供達のクスクス笑いが、何でまあお行儀の良い事。
こんなご時世だからこそエンタメは必要。子供達の笑顔が世界を救うと信じたい>>続きを読む
バットマンにやられる雑魚キャラがバットマンに言い放つ一言あるある。「何だ。コスプレ野郎」
そうなんです。バットマンはコスプレ野郎なんです。コスプレ野郎ワールドにどれだけ浸れるか。ここが楽しめるか楽しめ>>続きを読む
前作よりエンタメに寄せてきた感は否めないものの、鈴木亮平の存在感にはびっくりどっきりクリストファー・ノーランだ。
暴対法でアングラ化している現代ヤクザのリアルを是非是非次作があるのであれば描いて欲しい>>続きを読む
我が青春、心の拠り所。ガル様がクソ野朗にもてあそばれ、淫らなダンスで立ちバックスタイルまでとらされる。
なんで不愉快!はしたない!
『1917』や『キングスマン ファースト・エージェント』、そして本作>>続きを読む