dozenさんの映画レビュー・感想・評価

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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

引き込まれる臨場感と、無情さ、悲しみ、あたたかさの感情を刺激される気持ちよさがあった
美しいとさえ思ってしまう戦場で、次の一歩がどうつながっていくのか期待感が最後まで続く
感動的な戦時ドラマがあるわけ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

悪霊も怪物もいない、純粋に人間が恐ろしく、死を強く意識することで生が見えてくる…のか?
日本人ゆえなのか、しょうじき奇祭のたぐいに見えてしまい、どこか滑稽な感じもする
もしくは名探偵の出てこないミステ
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プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

3.9

とても兄貴の愛を感じる、というか愛そのものな存在が素敵すぎる
ふいにピュアな行動をとってはグッとくる
これ終わり方むずかしいだろうな、という心配もあったけど納得のラストでした

ただやっぱり長い。特に
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劇場版 Gのレコンギスタ II ベルリ撃進(2020年製作の映画)

3.7

いきなりの熱い展開、かなり分かりやすくなっていてよかった
デレンセンとケルベスのキャラクターがよくなってて個人的には満足
周りの登場人物が魅力的になることで、そこに絡むベルリも映える

それぞれの思い
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BOY(2019年製作の映画)

4.0

記憶喪失の主人公、といえばその過去が気になるわけで、そんな期待は承知で作ってる感が面白い
だんだんと話が進んでいく中、そこからの展開を先読みしながら楽しめた
そして、「ああ。そういう映画なのね」とたま
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.1

戦車と戦車が殴り合うような戦いが熱かった
どこかで見たような着弾演出ながらも、戦車の中と外を描きながらのプラスアルファの刺激になっててよかった
意外によく動く戦車のわりに、スタイリッシュさがない泥臭い
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ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

3.6

見た目は現代なのに、中身がクラシックなちぐはぐさが面白いような、ちょっと気になるような映画
どんなドミノ倒しをみせてくれるのか、こうくるか?それともこうか?と鑑賞中は気になってしかたない
そして提示さ
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

アドベンチャー色の濃いロードムービーで、主人公たちの旅を観ているだけでも楽しめる
王道だけど道中で互いに心を通わせていく様が気持ちいい
立場とか生まれつきとかどうでもよくて、みんな対等な関係な感じもい
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

4.0

そっと心に語りかける美しい映画
最初は物語の構造を娯楽的に楽しむ作品かと思ってたけど、観ていくうちに流れる川をずっと眺めていたくなる感じになった
本当に人生について見つめ直すきっかけになる

男女の恋
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.6

ミステリー映画ゆえに多くを語れないけれど、単純明快に面白い
特に話の運び方が巧くて、どんどん引き込まれていく
ずっと会話を聴いてるだけでも眠くならないのは、それだけ話の内容がとても興味深いからだと思う
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Last Lover ラストラバー(2020年製作の映画)

3.8

直球なような変化球なような、奇妙なラブストーリー
序盤から色々とにおわせる描写が多く、どういう展開か予測しながら観るのが面白い
観ていて印象がころころ変わる

何はともあれ主人公のふたり、美優&光ちゃ
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his(2020年製作の映画)

3.9

同性愛とか親権とか、普通ってなんだ特殊ってなんだと考える
そして頭を使うほどに心が離れていってしまうんだなあ、と感じた映画
根っこにあるたいせつなものを思い出させてくれた

ゲイのカップルも男女の恋人
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淪落の人(2018年製作の映画)

4.2

いつもより暖かな冬の午後のような、優しく心がほぐれる映画でした
主人公ふたりの小さな優しさ、周りをとりまく人々の想いが透き通って見える
重い話ではなく、ときおりクスッと笑えるシーンもあるほっこりした内
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.1

ミステリー映画なんてオチを知った瞬間に鮮度を失うけど、この作品の最後まで楽しませよう精神はよかった
内容が内容だけに詳しくは書けないけれど、謎の部分の他で人物の描写、観てる側の心理の誘導は面白い

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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.2

格納庫を作る、という挑戦をバカにする笑いになってなかったのはよかった
ノリと勢いだけじゃなく、営業や技術者のノウハウや探求心の熱が感じられる
企業ドラマとしてはファンタジーなんだけど、リアルな会社すぎ
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.6

観る前から強烈なインパクトがあったボンドルドというキャラクター、その存在をいやというほど味わう映画
観てもいやな後味だけが残り、エピソード的な気持ちよさは皆無だった
可愛らしさと冒険の楽しさ、つらさ、
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mellow(2020年製作の映画)

4.3

とても面白い他人ごと
人の数だけ「好き」があって、なんてことないところからドラマが始まる
人と人があって話があって、笑ったり暖かくなったり、それがまとまる場の作り方がうまいと感じた

作品ぜんたいに押
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.9

少女たちの輝きと、大人たちの儚さがとても美しい
子供たちのしっかりしていて、活き活きしてる様が本当にまぶしい
手紙を鍵にした作品でありがちと思いながら、その使い方は個人的にはよかった

思い出は大切に
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

個人的に大好きなもの、心がかき乱されるもの、すべてが詰まってた
序盤の「かっるいなあ」という描写から始まって…
どこがどうだったか、どう感じたか、あまり話したくない

ただ、この映画を愛してる

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.2

法とか社会のルール、守らなければいけないものは守らないといけないけれど、その枠をこえる人間の言葉の強さを感じた
社会派で重たいドラマのようで、けっこう娯楽要素があって疲れずに観れた
場面ごとに感情移入
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

4.2

契約書にサインして、歌ってみたら大ヒットという外側から見た話じゃなくて、内側から描く心ある映画だった
音楽と人間ドラマ、どっちも欠けてなくて強く結びついた作りはよかった
歌声の向こうに人と、その生活を
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ロバマン(2019年製作の映画)

3.6

吉田照美さんがヒーローに、というかラジオ番組のやるまんリスナーだった人にとってご褒美のような作品
なつかし特撮&ラジオネタが分かる人にはたまらなく面白いと思う
特に吉田照美さん(のラジオがらみでの)ゆ
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音楽(2019年製作の映画)

4.3

ふざけてるようでちゃんと青春、いいかげんなようでちゃんと音楽になってて面白い
笑えるところは大いに笑え、色物っぽい印象を受けるけれど、押さえるところは押さえててストーリーに波があっていい

歩く姿すら
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あの群青の向こうへ(2019年製作の映画)

3.7

粗くて若い印象のフィルムで、ブルーメールという設定を持て余すと思っていたけれど…
何がしたいのか、どこへ向かっているのか、観ていていろんな意味で不安になりつつ、ところどころで主人公ふたりの笑顔に救われ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

車やレースの知識がなくても、人とマシンの熱を感じるアメリカンな映画が格好いい
ケンとシェルビーふたりの関係はもちろん、ケンの奥さん、ミスター・フォード、突っかかってくる人たちまで魅力的な人間だった
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.4

カイジを観てたと思ったらタツヤだった。って感想にならなけりゃいいけど…という悪い予感が当たっちゃったかなあ
俳優としての藤原竜也の姿を観るだけなら最高かも
とりあえずゲームじたいが微妙なのに、その決着
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.5

バイオレンス&クライムなどろどろを期待してるとすかされる
乾いた笑いを誘う演出、キャスティングの妙と演技、どれも面白い…けど
やっぱり、どうしてこの内容の方向性でがんばっちゃうかな、と思ってしまう

さよならテレビ(2019年製作の映画)

4.1

これは実際にこの映画を観た人にしか、どうだったかを言えない作品
ただ疑いの目で観ても、ありのままに身を委ねても、怒ったり笑ったりしても楽しめる

たぶん色々と聴きたくなる。話したくなる
鑑賞後の劇場内
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.1

男はつらいよ、このシリーズにふれたことがないままに観賞
人間関係とか分からないんじゃないか、という懸念は映画がはじまれば吹き飛んでいった
現在と過去をつむいでいくドラマは、総集編的な切り貼りじゃなくて
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ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

3.7

選挙戦で対立してる、とか主人公周りの立ち位置が見えてくるほどに面白くなってくる
だけど立場とかそれだけじゃない部分が分かってきて二段階で楽しめる感じ
シンプルに見えるジキ、けっこう複雑に考えてるケナ、
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私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

4.3

もう最初のエレーナの表情に一発KOでメロメロでした
言い回しやしぐさ、表情がキュートすぎて惚れざるえない
全体的に会話の妙が楽しすぎて、とぼけたすれ違い話っぷりがたまらなくいい

そうして大いに笑って
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

4.3

ふたりが仲良くするところも、ちょっとすれ違うところも、すべてが愛おしい
たくさんの幸せをこの映画からもらいつつ、影が差す展開にどきどきし、それでも大丈夫って思える安心感
エセルとアーネスト、それぞれ違
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みぽりん(2019年製作の映画)

3.5

ラスト10分を売りにしている(?)だけあって、クライマックスは一気に目が覚める
なんじゃそりゃ、とのけぞってなんとも言えない気分…というか、とりあえずわけ分からず盛り上がる
だけど、その状況にいたるま
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.6

さらにいくつもの、と細かいエピソードが追加されただけじゃなく、さらに深く掘り下げられていてよかった
そして、それぞれのピースが一本の映画としてうまくまとまっていて、さらにひとまわり大きな作品になってる
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.7

想いの強さと現実のギャップ、体の良い態度で割り切られたルール、大きな問題を抱えながら「何も起こらない」と感じさせるのが巧い
傷つけて、傷跡を残して治っていくような家族の関係はよかった
リアルな家族のや
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.2

実際の事件や人物を知っていても、知らなくても大丈夫、というか映画としての面白味に没入してしまう
ショッキングな事件を視点を変えて描く作りは本当に魅力的
テッドのことを信じる人を信じたくなり、疑う人のこ
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