シリアルキラーさんの映画レビュー・感想・評価

シリアルキラー

シリアルキラー

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.6

事前にアニメだけ履修済み。

結構ファンタジー感の強い世界観だったため実写はどうかなと思っていたが想像以上に違和感がなく見せ場もしっかり作られていた。

ただ元々アニメでは12話構成でやってた話を約2
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

原作を読んだのは数年前だが、ほぼ原作に忠実にアニメ化されてたように思えた。本のアニメ化は失敗することが多い中で原作の魅力がしっかりと伝わる内容になっていたのが良かった。

見ていて少し気恥ずかしく思え
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.9

すごい緊迫感と臨場感。あっという間に多くの命が失われて物語にも終止符が打たれた。

久々にすごい映画を見た。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.6

最初からかっ飛ばしまくりで掴みはOKのカーアクション。

その後は定番の血なまぐさい韓国ノワールで、そんな深い話でもないのだが、最後のバトルシーンは独特なBGMも相まって緊張感があり良かった。

市子(2023年製作の映画)

4.0

疾走した市子を追って様々な人と話すうちに物語の真相に近づいていく。構成が見事だしミステリー的な面白さがあった。

リアリティのある描写も物語の没入感を高めたし良かった。

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

タイを舞台にしたモキュメンタリーというのも目新しくて新鮮に映ったし、ややスローテンポな前半から狂気に苛まれる後半まで流れも良かった。

女神の継承という日本人には聞きなれないテーマながら、物語を見てい
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

緊張感もあって斬新な表現も面白かったけど、いまいち伝えたい事がわかりづらい映画だった。

自己解釈が必要なんだろうけど、もう少しわかりやすい方が好みだ。雰囲気は好きだった。

呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.7

ホラーとアクションが合体したような内容。呪術で戦うと言っても肉弾戦メインなのが目新しい。

戦闘シーンのインパクトもあったし、アメリカのホラー映画とも違った個性を感じられた。話の内容がそんなに深い訳で
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

皮肉が効いていて面白かったし、わかりやすい話で黒人問題に詳しくない自分でも話がよくわかった。

テンポもよくて飽きることなく最後まで見れた。

夏時間(2019年製作の映画)

3.5

ある家族の日常が徐々に変化しながらも、のんびりと描かれている作品。

デビュー作とは思えない完成されたカット。印象に残る場面もいくつかあった。

ホン・サンス映画に似ている印象で、日常的な場面に価値を
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パラミドロ(2021年製作の映画)

3.6

久々に面白いホラー映画だった!ロードムービー+SFという、ありそうでなかった展開。

始終不穏な雰囲気の中で進んでいく。基本的には馬鹿みたいな話なのだが、緊張感のあるシーンもあってメリハリが効いていた
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

憎めない感じの神父のキャラがいい味出してるエクソシストもの。

中だるみする所がなく堅実な作りだった。ただ特に目新しさも感じなかったので、個人的には可もなく不可もなくだ。

エクソシスト物が好きならお
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劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-(2013年製作の映画)

3.7

アニメ本編の続きにあたるオリジナルストーリー。

ヒーローをクビになったタイガーに哀愁が漂う。バトルシーンは圧巻。映画館のモニターで当時に見ていたら更に感動しただろう。

テンポもよくて見てて爽快だっ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

すごすぎて語彙がなくなる。シリアスとギャグが物凄いスピードで繰り返されて気が付けば置いてけぼり。

逆立ちしても日本人には作れない映画で、アメリカという国を強く意識させられる内容だった。

そして続き
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群山:鵞鳥を咏う(2018年製作の映画)

3.6

私の語彙では表現しにくいのだが、居心地のいい映画。

どこか遠出したくなるし、日常的な色々をもっと楽しみたくなるような話だった。

風の音がBGMになり、センスのいいカメラワークが1シーンを絵画のよう
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

3.2

評価されない理由もわかるけど割と好きだった。

薄暗い森が舞台で死人も出てるのに、どうにも怖くない内容。

どちらかと言うとSFや特撮ファンのが刺さりそうだ。スナック菓子でも食べながら友達とラフに見た
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.3

何をやってもうだつの上がらない2人のロードムービー未満のロードムービー。

ただ、どこかこんな日常?は幸せだったなと思えた。囁かな幸せを大切にしようと思った。

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow(2019年製作の映画)

4.0

一応アニメ本編の2期の続きにあたる話だが、急にイタリアに飛んだり北海道のSaint Snowが都合よく沼津に来たり、ちょっと現実味のない話だなと言うのが本音。

ただ難しいことは考えず外伝的ストーリー
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

4.3

改めて複雑な話だなとは思ったけどテンポもよくて飽きなかった。

アニメ本編の後半は話も複雑になって少し冗長な印象もあったが、劇場版のが内容がまとめられていて見やすく感じた。

随所で素晴らしい挿入歌も
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

キレッキレのヴィーガンへの皮肉が面白かった。シナリオ構成もしっかりしていて、思わず笑ってしまうような場面や、一転して怖い場面まで、よくできていた。

テンポも良くて最後まで飽きさせなかった。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.7

特撮もののSF映画。ホラー映画調で馬鹿みたいな展開だが、やたらと演出やら造形やらに気合が入ってて、特撮には詳しくないが高レベルに思えた。

サイコゴアマンは一応怖い役柄なのだが、主人公の妹のミミが狂っ
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

2.9

原作を読んでから見たのだが、原作の魅力が全然伝わってこない気がした。

話としては原作の本筋を2時間にまとめた内容で特に小説から変更点があるわけではなかった。

ただ原作には緻密な描写があり各人物の存
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.7

人間の嫌な部分をバーッと見せられる感じ。

生理的に気持ち悪いシーンも多くて、ホラー的なものとは違った怖さがあった。

ただ人間という生き物をリアルに捉えてると感じたし、映画として見応えがあった。

禁じられた遊び(2023年製作の映画)

2.9

悪くはないんだけど、どうも安っぽさが目立つ作品だ。

CGだけ浮いてるような違和感があった。CGなしで役者の演技だけにした方が鬼気迫る感じが演出できた気がした。

あと大門先生のくだりも悪い意味での胡
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悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

3.4

妙な男に目をつけられた女性の話。

シチュエーションスリラーだが、監禁されてる駐車場自体がそこそこ広いので他のシチュエーション物に比べると閉塞感はない。

韓国映画らしく残虐演出はやりたい放題。最後も
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.5

原作を読んだ直後に映画を見た。1本の映画として見た時に悪くはなかったけれど、個人的には原作を先に読む事を強くおすすめしたい。

映画の良かったところは原作の一部を端折ることでテンポがよくなりダレるとこ
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デモニック(2021年製作の映画)

2.0

映像も綺麗だし、話も起承転結あるのに何故だか面白くない。

テンポが悪いし、緊張感のある音楽は流れてるけど実際に怖いかと言われると別。

登場人物にも感情移入できないままラストを迎えた。設定自体は面白
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青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない(2023年製作の映画)

4.3

家族について考えさせられる内容。麻衣さんの存在が尊すぎて鳥肌が立つ。

前の映画に比べると劇場版らしい締まった内容に思えた。大学生編にも期待が高まる。

逃げた女(2019年製作の映画)

3.5

数年ぶりにホン・サンスの映画を見たけど相変わらずのカメラの長回しに、どこか安心感を覚えた。

人間模様を捉えるのが本当に上手い監督で、こんな見せ方もあるのかと改めて驚かされた。

昔はよくわからない作
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

4.5

アニメ本編も見たことあるけど、改めてこんな面白かったっけ?という印象。

全てが洗練されたクールなアニメ。内容はアニメ本編の総集編のようなものだが、古いアニメの再構築を見ているとは思えない。

シナリ
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.5

古典的なホラー映画を踏襲しており、目新しさこそないものの面白かった。

主人公の青年は少し悲劇的な人物で、全体的に暗い話ではあった。ゴア表現が地味ながらも味があって良かった。

物語としても一応完結し
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.6

飛行機が乗っ取られてテロに合うなんて話は映画では使い古されたテーマだ。

ただ、この映画では韓国映画らしく人間の身勝手さや、醜さが描かれており、シナリオで魅せられる内容となっていた。

勿論、醜さだけ
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.5

ほとんどタイトル通りの内容なのだが、息子や娘を持つ立場の人は、より家族というものを考えさせられるだろう。

気分爽快というよりはモヤモヤするタイプの映画。ただ訴えたい事はわかりやすく、誰が見ても何かし
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

シャマラン映画らしい相変わらずわかるようなわからないような話。

内容自体はそこまで奇を衒ったところはなく、わかりやすめの映画ではあった気がした。緊迫感が持続して最後まで飽きることはなかった。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

3.6

相変わらずバトルシーンの描き込みとカメラワークがすごい。今回は舞台もいつもと違って海外なので新鮮だった。

本編とは別の独立したストーリーでもあったので1本の映画として楽しめた。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.0

バトルばっかりで眠くなる。色んな技が次から次に炸裂するのでバトル好きな人には良いでしょう。

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