みそらしどさんの映画レビュー・感想・評価

みそらしど

みそらしど

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

以前映画館で予告を見て気になっていたところ、よく拝見する某酒飲みYoutuberさんが絶賛していたので鑑賞。久しぶりに友人と映画館へ行った。

映画館内の気温がやや高く、これは寝てしまうかもしれない…
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「僕は、正しく傷つくべきだった」

このセリフが出てくると聞いて、その意味や背景をしりたくて鑑賞。

正直自分で観ただけでは整理しきれない部分が多く、鑑賞後もやもやしていたので、YouTubeでおまけ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

歌って踊るティモシー・シャラメの供給助かる〜〜〜‼️‼️

っていうのがまず第一の感想。
実は2回観に行きました。
ティモシーがこの映画に出演すると聞いてからずっと楽しみにしていたけれど、なんてく浮き
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

-

ごめんなさい。
数ヶ月前に劇場まで足を運んだものの、疲労か寝不足か薬の副作用かわからんが、途中から意識が大分薄くなってしまいまして……。
はい。率直に言うと寝ました。
これは本当自分のための記録用に書
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.3

話題になっていたので映画館へ行ってきた。特典は終わっていたのでちょっと残念。

ゲゲゲの鬼太郎は昔アニメをいくつか見たけど、忘れていたのでとりあえず墓場鬼太郎1話だけ観てから行った。これから行く人も観
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

テレビ放送されていたとき、チャンネルを回していたら偶然目について鑑賞。

ユアン・マクレガーが主演なのでいつか観たいと思いつつ後回しにしていた作品だったけれど、もっと早く観ればよかった。

とても個人
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスター監督がコメントしていたので鑑賞。
Twitterで予習しておいた方が楽しめるというツイートを見て、Netflix「コロニア・ディグニダ」を途中まで見てから劇場へ。

まず画にかなり力があ
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.8

誰にとっての「うまくいく」だったんだろうか。

**

「Summer of 85」がとても心に残る作品だったので同じ監督の作品ということで興味を持ち、尊厳死についても以前から関心があったため鑑賞。
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.3

若かりし頃のレオナルド・ディカプリオを観たい!という動機のみで鑑賞。

そしてその目的は達成。
何をしていても、どの角度でも、どんな表情でも、とにかく見目が美しい。正直にいうと、顔が良すぎて台詞とかが
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.0

劇団四季版のノートルダムの鐘を観てから、ずっと観てみたかったディズニー版。

ディズニー映画の中では、差別や軽薄さなどの人間の綺麗では無い部分や、どろどろとした感情の描写が多いかな。
この歳になったか
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.4

数ヶ月前から福山雅治さんのラジオ番組を度々聞くようになり、番組内でも何度も話題に上がっていたので気になって鑑賞。
同シリーズは、テレビドラマと容疑者Xの献身だけは視聴済み。

まずキャストが豪華で、そ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.3

つい先日テレビ放送されていたけれどそれら見逃した私。そういえばちゃんと見てないかも、と思い立って鑑賞。

Twitterでみかけた「無償の愛に泣いた」というような感想をみかけて少し期待していたけど、そ
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さがす(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

SNSで人の感想ツイートを何度か見かけ気になっていたので鑑賞。

終盤になるにつれ、「あぁ、そういうことか」と「どうしてこんなことに…」という気持ちが忙しく湧いた。
登場する登場人物それぞれの心の動き
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.9

主人公のハンターは、夫、夫の家族、自分の家族など様々な人の抑圧を受けながらいろんな気持ちや意見を飲み込んでいた。
その「飲み込む」を異食症の「飲み込む」とあわせて描いたことで、観ている人に抑圧に苦しむ
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.4

ここ数年自分がオタクらしい推し事もできておらず、人が推しに心ときめかせている姿が見たい!と思って鑑賞。

簡潔な感想としては、単純にオタクの様子を映像化しているのではなく、ハロオタを通して人間関係だっ
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

原作も知らないし、実写化だしなぁ…と思って観ずにいたけれど、知り合いが良いよと教えてくれたので鑑賞。

たしかに実写化作品としてはかなりクオリティ高いと思った。
アクションや衣装、小道具とかも含めて、
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his(2020年製作の映画)

3.7

少し前に観て、感想を書いた気でいたら書き忘れてた…。

家族って何か。愛するってどういうことか。考えさせられるけれど、とても温かい気持ちになれた作品。

藤原季節さん演じる渚のこと、最初は「都合のいい
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

家族が鑑賞しているのをチラ見したことはあったけど、実はちゃんと観たことがなかった作品。

約2時間半とのことで長尺だなぁ…と思っていたけど、観始めたらあっという間だった。
ストーリー展開も早く、次から
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blank13(2017年製作の映画)

2.7

作品全体としてあまり個人的にはヒットしなかったけど、
高橋一生さんとリリー・フランキーさんの出す独特な雰囲気や表情がよかった。

どのキャラクターにも共感できなかったからはまらなかったのかもしれない。
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鼓動(2019年製作の映画)

3.7

藤原季節さんを観たくて鑑賞。

親子って、お互いに期待があるから難しいのだと思う。
別の個体なのに、根拠もなく期待してしまう。

でも「別の人だから」ってサッパリ諦められる人は少ないんじゃないかな。
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.6

職場の方がオススメしてくれたので鑑賞。
思っていたよりよかった。休日の午後3,4時ごろに観るのに良さそう。

10年ほど前の映画ということで、何気ないシーンが、私の記憶が鮮明な時代と重なって絶妙な懐か
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バンブルビー(2018年製作の映画)

-

いつ見たか、どんな内容だったかは忘れちゃった…。

バンブルビーが可愛いい!と思った記憶はある……
あと主題歌のサウンド感が好きでちょくちょく聴きます。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

ウルトラマンの関連作品は見たことないし原作ファンではないけど、庵野さんが携わってるので鑑賞。

第一印象として、昨年の庵野秀明展を思い出した。彼が昔から変わらずやりたかったことなんだろうだなぁと思った
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

歪んでるけど、きれいな青年だったな。
特に踊っているとき。

躊躇いなく人を殺していく彼にとって、殺人という行為はどういう意味があったんだろう。
人を殺すことは、誰かが自分から離れていかないためや、自
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.5

性差を映画や書籍のテーマにしている人が韓国にはちゃんといる。日本はどうだろう…。先日ミン・ジヒョンさんの「僕の狂ったフェミ彼女」を読んだこともあり、そんなことを考えた。

これまで長年「当たり前」とし
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.2

子供の頃に読んだ「カラフル」が原作の映画と聞いて鑑賞。

「カラフル」の内容に関する記憶がだいぶ薄れていたので、「こんなんだったっけ」と思いながら、割とサラリと観れた作品。
映画だから展開が早かったの
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

繊細。

マティアスはずっと言葉が足りないので、見ているともどかしくて仕方ない。
表面に出す部分は少ないけど、実際は感じていることや考えていることは沢山あって、それをうまく外に出せないうちに心が固くな
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

公開されてすぐの映画を観に、映画館へ行ったのは少し久しぶり。

やっぱりウィザーディングワールドの世界観はワクワクする。
前2作のように、今作でも観客が入り込めるような工夫がたくさんなされていたのだろ
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嵐電(2019年製作の映画)

2.0

私の力不足かもしれない。
よくわからなかった。浅いのか深いのか。伝えたいことはなんなのか。そもそもストーリーがうまく追えてなかったかもしれない。ごめんなさい。

でもハッとしたのは、「会話を否定で組ま
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劇場(2020年製作の映画)

4.0

永田に感情移入しても、沙希に感情移入してもキツイ。

2人は全然違うようでとても似ているような気もして、どちらの気持ちに共感しても観ている人は「うわ〜〜〜」となりそう、というか私はなった。
永田を見て
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.2

人に勧めてもらって鑑賞。

自分とはなにか。何をもってすれば自分は自分であるといえるのか。

身体に互換性のある状態では、
記憶や感情、人格なんかがその答えになるのだろうかと思いきや、それらはあくまで
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人にお薦めしてもらったので鑑賞。

Pay It Forward =次へ渡す

この考え方は好ましいと思ったし、それに基づく行動は良いことだと思うけれど、この映画を最後まで観て、素直に「自分も見習いた
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.4

シリーズ最新作公開に向けて、まだ観られていなかった今作も鑑賞。

前作同様、演者やセット、映像などの力であっという間に世界観に引き込まれた。

ストーリーとしては、人々の心の揺らぎやすれ違いに焦点が当
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.3

シリーズ最新作が公開されるということで、復習のために鑑賞。

やっぱり、ファンタジーは、というかハリー・ポッターシリーズの世界観は気づいたら引き込まれているなと思った。

特典映像の中で、エディ・レッ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

原作の小説を少し前に読んでいたけど、内容をあまり思い出せないまま鑑賞。

「大人になれなかった」というのは「前に進めなかった。変われなかった。」ということなのかな。
主人公の佐藤は、若い頃に付き合って
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

予告で観た煌びやかな世界観に惹かれて鑑賞。

まず、ヒロイン2人自身の可愛らしさ美しさと、彼女たちのファッションが素敵で、それだけでも観る価値のある作品だった。60年代のロンドンに憧れる気持ちがマシマ
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