どなべさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

どなべ

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美の祭典(1938年製作の映画)

3.0

もちろん今見ると退屈であり得るが、ラジオや新聞でしかオリンピックを知ることができない当時の市民たちはこれを見て感動したのかもしれん
最後、飛び込みの構図はさすが、ただの記録映像との芸術性の違いを見せつ
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民族の祭典(1938年製作の映画)

3.0

最古のオリンピック映像でもなければ唯一のオリンピックドキュメンタリー映画でもないが、チョビ髭独裁者が開会宣言するのはこの映画でしか見ることができない
ドイツが優勝した種目しか映さないのかと思いきや、ア
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素晴らしき放浪者(1932年製作の映画)

4.0

いい意味で軽いコメディだが、その中にも近代化する社会への風刺を含む知性を感じるので飽きることなく楽しめる(個人的には30年代のコメディを楽しむことは普通は難しいと思う)

しかし頭をひねりながら見てい
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牝犬(1931年製作の映画)

4.0

はじめに"登場人物は悪党でも英雄でもない哀れな人間"という説明があり、もうすでにリアリズムが意識されていることがわかる
さっき見たリタヘイワースと異なり、ヒロインの肉付きがよくて時代を思わせるが、愛嬌
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ギルダ(1946年製作の映画)

3.0

特にいうこともないラブロマンス映画
リタ・ヘイワースがめちゃくちゃ下品でピンナップガールにふさわしい

ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

2.0

植民支配して圧力をかけてきた欧米が全部悪い、で力を合わせるのではなくていたずらにインドネシア人どうしの対立を煽ってるところが嫌だった
一生やってろとしか思わんわ

冬の光(1962年製作の映画)

5.0

本当に無駄なシーンが一コマもない
鼻をかむとか咳をする、生理的な人間の行為が丁寧に描写されていて、他の映画とは違う本物の人間がいて安心する

女は牧師を愛するが、死んだ妻の代わりにはなれない
牧師は自
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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987年製作の映画)

2.0

ストーリーはさておきに、セリフが全部吹き替えなのが気になった
音声の同時収録が難しかったか、なまりのある俳優がいたのか分からないが、中国人のセリフを中国語で全て吹き替えていて、この吹き替えの演技がゲロ
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ベルイマン監督の 恥(1966年製作の映画)

4.0

こんな地味なプロットを映画にできるのはベルイマンだけだな
全然リアリティないのにリアルだなあと思ってしまった

オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

-

金にも女にも困らないイケメンが、メンヘラ女の反撃にあって顔に大怪我を負い、精神崩壊する話
途中から夢か現実かわからなくなるとのことで顔が治ったり治らなかったりする展開が続く
この辺は好き嫌いかもしらん
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カラーパープル(1985年製作の映画)

2.0

登場人物は到底人間と思えないほどリアリティがなく、いい人は四六時中いいことを、悪い人は四六時中悪いことだけをしている
スピルバーグとやなせたかしの典型的な手法

チーチ&チョン/スモーキング作戦(1978年製作の映画)

2.0

大麻で飛んでる男がずーーっと抑揚なく悪ふざけ(というか犯罪)を見せる映画
面倒くさい先輩につかまって終電逃した1:30みたいな映画
やめときましょうよ、面白くないっすよ、先輩酔ってるから帰った方がいい
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-

この監督の他の映画見たときもそうだったが、ギャグが寒くてみてらんない
途中までしか見られなかった

主婦マリーがしたこと(1988年製作の映画)

2.0

女性経験少なすぎて、女性がテーマの映画になると一切感想が浮かばないの笑うわ

約束の旅路(2005年製作の映画)

2.0

ユダヤと黒人難民が不幸の頂上決戦デュエルをする話

白いリボン(2009年製作の映画)

-

重厚な映画を撮りたくて撮りたくて仕方ないバカの映画って感じ
とりあえずモノクロにしちゃうのが分かりやすい例のひとつ
長くして暗くして戦争が云々とか言えば名画だと思ってるシネフィルの怨念の具現化みたいな

わらの犬(1971年製作の映画)

2.0

争いを好まない数学者のダスティンホフマンが妻とイギリスの田舎に移住するが、村社会の嫌がらせを受けまくって最後にはブチ切れるという話
どんな人間にも暴力的な欲求があることを撮りたかったのだろうけど、出来
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エル・ノルテ/約束の地(1983年製作の映画)

5.0

グアテマラ独裁政権(当然アメリカの子分)の圧政により農村に居られなくなった兄妹が夜逃げして、メキシコ経由でカリフォルニアを目指す話
ストーリーはお話って感じでサクサク進むので見やすいぶん、いくつかドキ
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クール・ワールド(1963年製作の映画)

3.0

60年代のハーレムをロケ地に使い、トランペットジャズをバックに流してギャング少年の破滅的な生活を撮影している
60年代前半のニューヨークは自主製作映画がたくさん残ってるおかげで汚い路地をたくさん見られ
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スウィート・スウィートバック(1971年製作の映画)

3.0

色々あって追われる身となったスウィートバック君を見つけるため、刑事は周辺の黒人を次から次へ拷問する 人違いで半殺しもする 要は白人警官による黒人へのやりすぎ捜査の告発ということなんだが、そんなことより>>続きを読む

ラストムービー(1971年製作の映画)

3.0

もちろん「さすらいのカウボーイ」と比べないわけにはいかないが、より「イージーライダー」っぽいのはこちらだった(いや当然なんだけど)
といってもステッペンウルフはコンドルは飛んでゆくになってるし、チョッ
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さすらいのカウボーイ(1971年製作の映画)

4.0

劇中では具体的な年代は語られないが、いわゆる西部劇より最近に思える
普通の西部劇の刹那的なシナリオはまあ昔だしそんなもんかと思えるけど、この映画のシナリオは病んでると思った そんなに凝ったもんでもない
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ツォツィ(2005年製作の映画)

2.0

「存在のない子供たち」とほとんど同じ話だった
が1番重要な違いは子供の入手方法が真逆であることで、その点でこの映画はどうしても好きになれんかった
あとはスラム一般の話というより主人公の(リアルとは到底
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ローラ殺人事件(1944年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ嫌いなジャンルだし、今まで嫌いだと思って批判してた演出ばっかだったのにおもろかったわ
ラストとかすげえ怖かった
なんでだよ

楢山節考(1983年製作の映画)

4.0

長々とレビューを書いたが、まとまらなくてやめた
悪口の方が書きやすいわ
おすすめです

蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

2.0

まず英語なのがかなり謎
ブエノスアイレスの話なんだから、スペイン語?でやれや混乱する

最後はスリリングだったが、それまでの110分が長いのなんのって

そもそもホモ要素いるかねえ

ピアニスト(2001年製作の映画)

2.0

単純に性的な映画が好きじゃないので
どうでもいいです

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

2.0

ほら、メタネタ面白いでしょ?がいちいちウザくて疲れた

フェイシズ(1968年製作の映画)

3.0

中年夫婦が大喧嘩した挙句、それぞれ好き勝手に一夜を過ごす話
タイトルのとおり登場人物は喋るたびに顔がドアップで映され、嫌でも際立つのは中年男女の醜さと、若い女性の美しさ
表向きの物的豊かさとは裏腹に歪
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.0

モノクロのゴダールはうるさくなく、ロケの良さだけに溢れていて好き
ただすぐインタータイトルを入れて自己主張したがる癖はもうこの頃からで、シンプルにキモい

たそがれの女心(1953年製作の映画)

2.0

戦後でフランスもイタリアも疲弊して庶民は泥啜ってる時代にこの映画は完全におとぎ話だろうな
そりゃリアリズムの時代もやって来るよね

オペラハット(1936年製作の映画)

2.0

70分くらいにまとめろよ、というくらいズルズル長引くストーリー
野村克也が生まれたころの映画か、文句言うのも不毛かも知れんが

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

-

もしスコセッシが、この映画をこれ以上削らずに160分のままにしておくのがベストだと本気で思ったなら、本当に彼には映画を撮る才能が全く無い
こんな映像を見てられるのは15分が限界だね

神々と男たち(2010年製作の映画)

1.0

元々自分からアルジェリアを侵略しに行って好き放題現地民を虐殺しているのに、この映画ではフランス聖職者が"哀れな貧民に尽くしてあげた"歴史に完全にすり替わってる上、イスラム教をこれでもかと残虐に描写する>>続きを読む

セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

2.0

女の人が英語をピチャピチャ言わせながら喋るのが本当に本当に無理だった