どなべさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

どなべ

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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

5.0

修論でボロボロの脳みそに、目から摂取したチョコレートが染み渡るようでした。
こんなときに見る映画は何でも満点です

クンドゥン(1997年製作の映画)

3.0

シナリオはどうでも良かったが、音楽が良かった
音楽の心地よさだけで見ていられた

永遠に愛せよ(1935年製作の映画)

3.0

幼いうちに母が死んだことで幼馴染の女の子と離れ離れになってしまった男の話
展開が早いのはまあ良いのだけど、予想したオチに中盤で到達した後はファンタジー映画になってしまった
「素晴らしき哉、人生!」とか
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パッション(2004年製作の映画)

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カールドライヤーとかベルイマン、ブニュエルなど歴代の名監督たちは高度に抽象化したキリスト教と戦ってきたというのに、この映画はよくあるコスプレお遊戯会に終始していておよそ知性を感じない
この映画は宗教映
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渦巻(1945年製作の映画)

2.0

マイケルパウエルはもう10本近く見た気がするが、「老兵は死なず」が結構見れた思い出以外はそりが合わない
これだけ有名な監督だからいつかハマると思って見続けていたが、もう代表作は全部見てしまったな、、
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青春一座(1939年製作の映画)

2.0

「雨に唄えば」がこの時代(というかもっと前の20年代)すでにMGMでコスられていたことに感動した そりゃ名監督名俳優カラーの大予算使われるよな
この映画じたいはまあ面白くはないな 旅芸人一家の設定と
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

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白人って"未開の野蛮人"vs"白人"の構図を描くときに"未開の野蛮人"サイドの味方する白人登場させるのホント好きだよな〜
インディアン映画しかり、ユダヤ映画しかり、アバターとか架空の星にすら同情する白
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大通りの店/大通りの商店(1965年製作の映画)

3.0

チェコスロバキアはプラハの春以降ソ連崩壊までbanされ続けた映画も多いなか、この時期はニューウェーブという名までついて特にのびのびと映画製作が行われたらしい
内容は今ではありふれたユダヤ人同情モノだが
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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この映画のいったいどの部分に評価を見出せばいいのか全く分からなかった
インフィニティ・ウォーっていうタイトルだけ面白かった

ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

2.0

資本主義は奴隷制!白人は敵!という思想が濃く出ている
すでに資本主義vs共産主義みたいな構造は時代遅れだし、今更こんなステレオタイプな資本主義批判に支持が集まることに驚き
映画業界で"逆赤狩り"が起き
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サランドラ(1977年製作の映画)

2.0

砂漠で立ち往生した一家を遠くから撮る序盤の雰囲気はプレデター感あるが、その上がりすぎたハードルを、悪役がいざ登場したときに越えられていない
他の映画にないほど女の叫び声が不快(そういう演出?)
「サラ
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.0

電車の中で痴漢に間違えられた時のこと思い出したし、歩いてる女の人のリュックが全開なの教えてあげたら睨まれたの思い出したし、歩いてる女の人のコートのポケットからイヤホンが出て引きずってるの教えてあげたら>>続きを読む

無気力症シンドローム(1989年製作の映画)

3.0

ロシア人がキチゲ解放する映画
"今ここでいきなりこれやったらやばいだろうなあ"をたくさんやるので気持ちいいです
こういう映画は70分か80分でいいです

ドライヴ(2011年製作の映画)

2.0

獄中の夫を持つ人妻と仲良くなった自動車修理工の話
60年代には「男と女」における車内の映像がオシャレだったのに対し、どうやら2010年代はこの映画の車内の撮り方がオシャレらしい
50年経ってダサくなっ
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ブロンドの殺人者(1943年製作の映画)

2.0

拳銃でほっぺ殴られて気絶したのが笑った
ウッとか言って

駅馬車(1939年製作の映画)

3.0

登場人物多いわりに各個人のエピソードが薄いので、持て余してる印象
あと大オチがあまりにあっさりで拍子抜け
インディアンとのアクションシーンはすごい、マジですごい
特に前半とかだるいけど、アクションが爆
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ナチュラル(1984年製作の映画)

2.0

野球ってマジで意味わかんないんだよな
なんで得点源たるボールを敵の打ちやすい位置に投げるんだろう
ピッチャーがボールを投げるモチベーションが自然に設定されていない(例えば三振アウトで守備側に一点入る、
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.0

70年代のこの時期のアメリカって、フワフワしたつかみどころのない映画が多いような気がする
好みってことだけど
タクシードライバーとか、狼たちの午後とか好きならハマれるかな?知らんけど

キッスで殺せ!(1955年製作の映画)

3.0

放射性物質がほのかに温かいスーツケースに入ってることにも笑ったし、ちょっと開けたら眩しくてアチッてなるのも笑った
全開にしたら大爆発するのも笑うし、放射線から走って逃げるのも笑った

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.0

俳優も監督もロケ地にも一切カザフスタンが関わってないのにこんな描写するの、"白人"って感じでセルフアイロニー完了ですね

男性・女性(1966年製作の映画)

3.0

以前はゴダールの描写するパリの若者が写実的とはとても思えなかったが、「パリ20区~」を見て本当にフランス人は議論好きというのを知ったので、この映画の男女もマジで実在したのかもしれないと思うと急に価値が>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

5.0

こんなにシリアスな映画なのに笑ってしまうのは、骨組みT800のストップモーションに代表されるチープな映像技術のおかげであり、この緊張と緩和の笑いが80年代アメリカ映画の娯楽性を支えていると思う
"頑張
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.0

これな〜 なんか惜しい気がするけど何が惜しいか分からないし、そもそも惜しいのかわからなくなってくる
叔母さん、見た目おばあちゃんなのに声が高いのは笑った

民衆の敵(1931年製作の映画)

4.0

少年2人がギャングとして成り上がる話
同時代のシカゴのギャング映画は「暗黒街の顔役」が今思いつくが、あっちはギャングの恐ろしさをそのまま伝えたような印象であるのに対し、こちらは少年2人がギャングになら
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太陽の中の対決(1965年製作の映画)

2.0

おれは細身のスーツを着たクレバーなポールニューマンが好きなのであって、粗野なインディアンコスプレをした彼には対して魅力を感じないことがわかった
顔が都会的すぎるわ

走り来る人々(1958年製作の映画)

3.0

フランクシナトラが結婚相手を選ぶ話
頭の弱い女の子が健気に追うのだが、相手にされないのが悲しい
シナトラ好きじゃないから他の俳優ならハマれたかもしれんが、シナトラじゃないとカラーで撮れなそう
ちょっと
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ナチSEX残酷物語〜ゲシュタポ強制収容所〜(1997年製作の映画)

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ナチス収容所での性の乱れというシチュエーションもののアダルトビデオ
当然画面のほとんどはモザイクで覆われていて若干不満
しかしよくよく考えればむしろ本来のモザイクってこれだよな、とも思わされる
女優が
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.0

ダンスがいいのではじめはオヤッと思うのだが、そのあまりに特徴のない上に進まないシナリオ、かわり映えのしない画面にだんだん飽きてくる
翌年「雨に唄えば」を踊るジーンケリーのダンスは本当にダイナミックで見
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黒蘭の女(1938年製作の映画)

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アメリカ人が思うほどアメリカ映画って優れてないんだけど、この時代の映画をたくさん保存できてるのがアメリカくらいだから強いんだよなあ
30年代の映画で感心しないのってアメリカ映画くらいだよ、ホントに
(
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

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良いシーンも悪いシーンも存在せず、ただ2時間が過ぎてどんな映画だったか全く思い出せない
コーエン兄弟の映画は10本近く見たが、どんな映画か思い出せるものはひとつもない
このシーンどうしても撮りたかった
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.0

中学生がノートに書いてそうなプロット
子どもを真っ先に殺しちゃうサイコパス(笑)の映画
何より演技の白々しさが邦画みたいで、恥ずかしくて直視できなかった

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.0

こういう映画を楽しむのは意外に難しく、最初にハマれないと最後まで乗れないんだよな
多分吹き替えで見たら違ってた、と思う
字幕を読む映画ではない

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

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まさにミュージカルの映画化といった作風で、歌以外のシーンでも演劇感が強い(常に斜め上を向いて大声でセリフを言う)
大抵のミュージカルと同じく歌の間は完全にストーリーの進行が止まるので、"長いなあ"を1
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