U-NEXTに唐突に大量入荷していたチャップリン初期作品。
何気にチャップリン作品をちゃんと観るのは初めてな気がする(どんなものかはぼんやり知っていたけど)。
超ドタバタな、ブルジョア家庭の休日の過ご>>続きを読む
松本清張原作映画は多分観んの初めて。
こう言うの避けてきたから。
桃井かおりが容疑者で、岩下志麻が弁護士。
タッグではあるが、「愛と喝采の日々」を意識したとも語られるとこから分かるように、実質「VS>>続きを読む
現実では見たことないけど、非現実では割りとよく見る「この距離感で付き合ってないとか嘘だろ!?」って男女の、何か変わるかもしれない予感がしまくる趣な短編。
灰色の青春を過ごした自分に言わせりゃなんても>>続きを読む
最後まで観て「なるほど!」と正直思いました。
今ではそんなでもないのかもしれないけど、製作からもう20年も経っているもんだから、当時としては自分以外も多分そうなったと思う(出てくる機械が全部微妙に古い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ロビーに出て喰いもん買ったらもう案内開始。
忙しないわね。
まあ、こう言う時間割だからこそ今日出てくる決心着いたんだけど。
シナリオ構成段階で成田良悟氏の手が加わったらから、前作と比べてキャラの立ち>>続きを読む
スチームパンク×大正ロマンとでも言うべきこの独特な世界観にノれるか…いや、曳かれるかどうかがすべての映画だと思う。
自分はノれなかったからこんなスコアなわけですが。
これ書いてる時点では同時公開だけ>>続きを読む
今週はマジで映画観なかったなあ、と述懐する日曜の昼。
やや遠出して、アニメ映画を三本観るつもりです。
これは一本目、挑戦的な極彩色タッチで描かれた、朧気な記憶の中にある想い出の料理に辿り着くためのコメ>>続きを読む
久々に平日に風邪引きました。
このところの気候は本当に体に堪える。
それはそれとして、本作は今回で三回目の鑑賞。
体調が悪い時に観るもんではないなぁとは思っていたが、逆に今かな?とも思ったので観た次第>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
好きか嫌いで言えば、嫌いな部類に入る映画だけど、それはそれとして完璧な前日譚ではあると思う。
「オーメン」一作目は当然観たことはあるが、正直円盤を売り払って大分経つからそんなに内容も覚えていない。
そ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
鉄の爪ことアイアンクロー、その技自体は当然知っているし、フォン・エリック家についてのことも、観るにあたってざっと調べた。
本当に悲劇に満ちた、“呪われた一家”だ。
それを、唯一今も存命な長男(夭折した>>続きを読む
スティーヴン・スピルバーグを時代の寵児へと導いた最古ではないが最高のサメ映画。
最早その、サメ映画と言うカテゴリで括るのが失礼まであるようなド名作で、今回で4回目くらいの鑑賞だがやっぱりめちゃくちゃ面>>続きを読む
キャリア初期のレオス・カラックスって、ガチのマジで「革命児」そのものだったんだなって痛感させられる、異質も異質な映画。
ただ、この時点でめっちゃ好き嫌いがハッキリ分かれる映画だなあ…ともどうしても思っ>>続きを読む
「ハリー、見知らぬ友人」のクセ強感が絶妙だったドミニク・モル監督最新作。
実際の未解決事件を題材にした、フィクションが原作のため、登場人物の意志はともかくこの映画が到達できる地点は「未解決のまま」と言>>続きを読む
ゴッドファーザー三部作の完結編としては圧倒的に不評でオスカーにもノミネートこそされど受賞はならなかったIIIの再編集版。
自分は人の評価と言うのに流されて映画を観るクチの人間だから、IIIを観ずにこの>>続きを読む
合ってないようで最終的に合っているような気もしないでもない、そんな感想に落ち着く、イングマール・ベルイマン最初期の監督作。
現代の意味はそのものズバリ、港町であるらしい(捻りがなァい!)。
「不良少>>続きを読む
今日はもう何かドッと疲れたので、ローカル局で放送していたのでおとなしく帰って観ました(鑑賞するのは二回目)。
ワンシチュエーションもの、の元祖と言っていいスリラーだけど、衝撃を受けるシーン自体は(当時>>続きを読む
機械トラブルで「オッペンハイマー」が観れなくなり、チケット買った数分後に払い戻してもらう事態になったんで、急遽一番近い時間にやってた本作を観ました(言っちゃあ悪いですが、今週観るつもりはなかったですが>>続きを読む
アマプラにサイレント追加されててビックリした。
恐らく、今日本で一番観づらいアルトマン監督作品。
昨日の夜に眠さで意識が朦朧とする中観ました。
ホラー色がかなり強い、幻覚もの。
音楽の露骨さも相まっ>>続きを読む
恐らく10年以上未開封のまま放置していた円盤を、今日漸く観ました。
ロベール・アンリコ監督の、日本未公開サスペンス作品。
序盤の意味ありげな閉鎖施設の描写と、エンニオ・モリコーネの“不敵”とさえ評せ>>続きを読む
物凄く、単純なパワーダウン感ばかりが目立ち、5年しか経っていないのに同窓会的な側面も強いような続編。
それから前作をなぞり過ぎ展開と、序盤のバスターズの雌伏も(続編ものにおけるこういう展開には飽き飽き>>続きを読む
先週PART1を途中までしか観なかったから、今日のBSでの放送も最後まで観るつもりはなかったけど、若かりし頃のヴィトのパートが抜群に面白かったもんだから、それを追っていくうちに何やかんやと最後まで観て>>続きを読む
今週はアニメを多く観たので締めもアニメで(長編を今から観る体力が無かっただけですが)。
一昔前のアカデミー賞を獲った、短編アニメーション。
海面上昇によってジャンジャン水没しつつある街で、水位が上が>>続きを読む
浅野いにお作品は全くと言っていいほど知らないので、キャラデザの癖は強い方だなーってファーストインプレッションだけだったが、それ以上に癖が強いのは作風だなあ。
陰謀論とか人の心の弱さとか、女子同士の生々>>続きを読む
84年版の、ホームズや各キャラの声優やキャラ名等が微妙に違うパイロット版2話と、テレビ放送から切り抜かれた86年版の2話を抱き合わせたリマスター版(スコアは平均点)。
「青い紅玉の巻」が4.1点
「>>続きを読む
うる星やつらはほとんど知らんのです(基本の設定は流石に知ってたが、フリーレンがミミックに喰われた時の元ネタが本作とは知らなんだ)。
世代ではないし、最近新たにやってたアニメの方もスルーしていたので。>>続きを読む
ああ、タイトルのトラウマってそう言う……。
流れは大分緩慢ではあるが、最後まで観てそう言う感想に行き着いた、月初ごろに密林から届いたホラー・マニアックスの新録吹き替え付きBlu-rayで鑑賞。
アル>>続きを読む
キッショ。なんでそこまで出来るんだよ。
フランス映画にはヴァカンス映画って多いですよね。
山に行ったり海に行ったり川に行ったり、そんなヴァカンス映画と言うジャンルに声高に物申す、ドミニク・モル監督の>>続きを読む
アキ・カウリスマキのデビュー作。
ドストエフスキーの原作を、現代のヘルシンキを舞台に翻案した作品だが、ロシア文学に一切興味がない身としては純粋にカウリスマキ作品として楽しんだ。
そして、DVDジャケか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まず一言。
マジもんじゃねえじゃねえか!
はい。
多少の地雷だろうなぁとは思っていましたが、思ったよりは観れた、と言うのが雑感です。
でもその感想に行き着いた所以は、原作も雨穴氏も何も知らないからだ>>続きを読む
トルナトーレ監督作は実はあまり観ておらず、「ニュー・シネマ・パラダイス」さえも何だかんだで未見なのだが、多分本作は、その延長線上にある作品なんだろうなと個人的には思った。
完全版から40分以上カットさ>>続きを読む
不朽の名作ではあるし、比較的円盤も入手しやすい映画ではあるが、今まで未見で、今日のBS松竹東急での放送で初鑑賞。
暖かみのある映画を描かせたら右に出る者はいないだろうと勝手に確信しているピーター・ボグ>>続きを読む
昨日かなり無理してレイトショーで観てきた作品。
帰ってきたら日を跨いでて、連日の多忙も相まって疲労困憊でしたが、それだけの価値はある映画でした。
この点数をつけるのは、直近にエリセ作品二本観たからだっ>>続きを読む
優しさと善意に満ちているが、それを押し付ける姿勢は取らず時に引いてくれる映画。
なかなか時間を作れなかったが、昨日結構無理して観に行きました(一番の目当てではなかったですが…)。
PMSでイライラを>>続きを読む
この作品が“郷愁”を示していることくらい、想像力のない自分にも理解できるが、それでもタルコフスキーの我の強さと、郷愁の表現方法が他者と大分違う様を延々と見せつけられたようだ。
不遇の死を遂げた作曲家>>続きを読む
ビクトル・エリセによる長編二作目。
次作がドキュメンタリーで、それ以降「瞳をとじて」までオムニバス参加しかしていないため、劇映画としては最新作以前では最後の映画である。
前作「ミツバチのささやき」で>>続きを読む
「瞳をとじて」を観るための、“必修科目”と断言していいことを、今日初めて観て確信させられた、ビクトル・エリセの長編デビュー作。
1940年代の、内戦が終わってフランコが実権を握って間もないスペインを>>続きを読む