もへあさんの映画レビュー・感想・評価

もへあ

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映画(377)
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.1

こんな友情、こんな人生は嫌だなあ、と冷静に思ってしまほど、リアルで救いのない暴力映画。つらい・・・

約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯(2012年製作の映画)

3.9

ひたすらに再審を拒否し続ける裁判官たちの醜さを実名で糾弾する、魂のこもったドキュメンタリー。彼らの醜さには、本当に胸糞が悪くなる。

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.9

容赦ないリアリズムとおとぎ話の融合。極めて凄惨な歴史を3歳で成長の止まった(自ら止めた)少年の目線で見続けるという独特な描き方。異端者としての彼を描きつつ、永遠のように続く戦争とそれによって人々が死ん>>続きを読む

2010年(1984年製作の映画)

3.0

キューブリックへのリスペクトは反動となり、優しく、暖かい現代地球人賛歌となった。冷戦の平和的終結という現実的なテーマは作品を矮小化しているようだが、当時の人々には真に迫ったものとして受け入れられたのだ>>続きを読む

俺たちスーパーマジシャン(2013年製作の映画)

2.5

笑えて泣けるスタンダードなコメディ。ライバルであるはずのジム・キャリーが、頭がおかしすぎて、対抗心が芽生えない。笑えるけど。

美女と液体人間(1958年製作の映画)

3.0

液体人間に食われてドロドロになる人の、ぐたっとして行く様子がリアルで恐ろしい。街が燃えるシーンはちょっとしつこいぐらいだが、やはり流石の迫力。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.5

特殊な撮影方法で背景がぼかされていることに加え、めくるめくテンポで状況が展開して行くので、何が起こっているかをつかむのがとても難しいのだけれど、それさえも、やはり極限状態で周りが見えなくなっているサウ>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.9

まるで現実とは思えない恐ろしい事実はもちろん、それを告発するに至ったスノーデンの心情や、彼の天才エピソードなど、充実した内容のエンターテイメントになっているのがすごい。
それにしても、彼の発言を信じる
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選挙2(2013年製作の映画)

4.0

前作から5年、原発事故を通して「こじれた」山内氏のキャラが立っており、「ゆきゆきて神軍」の奥崎謙三を思わせる。撮影を拒む、人を見下した態度の腐った政治家も含め、登場人物の強烈さが光る、楽しいエンターテ>>続きを読む

選挙(2006年製作の映画)

3.0

なんてアホらしい村社会。候補者目線で選挙の様子を垣間見ることができる、貴重な作品。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.9

すごく貴重な体験ができる、実験的な映画。それでいて、心地よくも切ない、あくまで平凡と言える家族の物語。人が生き、少しずつ変化することの素晴らしさを感じた。

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.5

町田康作品の心地よい馬鹿馬鹿しさを、石井岳龍が映像化する奇跡。そもそも映像化不可というか、映像化してどーすんだこれ、みたいな作品なのに、ちゃんと映画として成り立っているのがすごい。染谷将太と浅野忠信に>>続きを読む

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.4

可愛くてうざいサイコ野郎に翻弄されっぱなし!嫌ーーな気持ちになれます。

妖星ゴラス(1962年製作の映画)

4.0

「地球に向かって飛んでくる星を避けるため、地球を動かす」という、荒唐無稽でめちゃくちゃに聞こえる話だけれど、しっかりとした科学的考証を経て作られており、意外なほどのリアリティを持って描かれている。露骨>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.9

なんとも感じるのが難しい映画だけれども、こだわり抜かれたセットと撮影が素晴らしく、美しい。
気持ちよく終わったようで、やっぱりモヤモヤが残る。一筋縄ではいかない作品。

エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.1

かっこいい!いやダサい・・・やっぱりカッコいい!と、安定しない感情で観た。なんといっても合成シーンがいただけないのだけれど、そこに目をつむれば、世界観やビジュアルはやっぱりカッコいい。
キャラクターや
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大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

4.5

わーだまされた!タイトルと冒頭の雰囲気から、ゆるいドタバタコメディかと思ったら、めちゃくちゃクールな犯罪映画、かつサイコーに笑って泣けるエンターテイメント。
荒唐無稽なプロットでありながら、演出のリア
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.2

元になった現実の事件があまりにめちゃくちゃで興味深いので、あらすじはとても面白いのだけれど、映画の演出としてはあくまで普通で、現実を超えていない。
特に後半は観ていてしんどくなるばかり。
前半の疾走感
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.3

なんっって可愛さ!なんっっって楽しさ!終始ニッコニコ顔がおさまらない、とてもとても幸せな映画。

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

思ったよりずっとしっかりヒーロー物だったし、デップー本人が言う通り、ファミリー映画だった。もちろん作品の面を覆うのは、矢継ぎ早に現れるマシンガンのような笑いの嵐と血しぶき。ゲラゲラ笑って心がスッとする>>続きを読む

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

2.9

良くも悪くもヒッチコック。荒唐無稽で馬鹿馬鹿しいストーリーは、コメディとして楽しみたいところだけれど、今ひとつギャグが寒くて笑えない・・・
「ロマンス」の部分も、なんだか気取っててノレない・・・
ソー
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.9

前半から後半にいくにつれて状況が深刻化して行く様子が、衣装や髪型、部屋の様子で自然に表される一方、撮影は夏の自然光を使った美しい画面を見せる。その演出が、過酷で恐ろしい現実をかえって強調し、また同時に>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

4.0

いろんな人が真似したりオマージュを捧げたくなる気持ちがわかる、とってもカッコいいヒーロー像。あと、加東大介がバカで可愛い。

卒業(1967年製作の映画)

3.2

トチ狂った若者が周りの大人に迷惑をかけまくる、へんてこなブラックコメディ。笑った。

ウォー・ゲーム(1983年製作の映画)

3.5

今見ると、コンピュータの描写は馬鹿っぽいし、主人公に同情できない感じも辛いんだけれど、話のテーマ話すごくわかりやすく、おとぎ話として楽しめる。コンピュータ「ジョシュア」の最後の言葉がとてもいい。

キング・コング(1933年製作の映画)

3.5

怪獣映画の大いなる原点の一つ。それでいて、今見ても遜色のない特撮のクオリティにびっくり。脚本は割とあっさりしているが、コングのなんともいえず哀しげな表情が切ない行間を描いている。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.7

あまりにも凄惨な戦争の現実が、高度な臨場感と緊迫感で描かれる。決して戦争賛美の作品ではないが、主人公クリス・カイル(ブラッドリー・クーパーの肉体がスゴイ!!)の活躍に、かっこいい!と思うのも確か。そん>>続きを読む

弾丸特急ジェット・バス(1976年製作の映画)

1.7

キャラクター設定は面白く、映像の質も高いのに、いかんせんギャグがことごとく寒すぎる・・・もったいない

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

全編ほとんど(擬似)ワンカットという演出は想像の域を出なかったが、流れるようなカメラワークによる場面進行は、舞台劇のようであり、夢を見ているようでもある。
エドワードノートンは一見ヒールのようだけど、
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武器人間(2013年製作の映画)

4.0

ナチ、マッドサイエンティスト、怪人。キーワードだけで満足度が高く、その分中身で拍子抜けするかと思いきや、ものすごく完成度が高くて驚いた。
もちろんツッコミどころは満載だが、楽しく笑えるし、しっかり怖い
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

終始ニヤニヤとワクワクが止まらない、超超超ゴージャスなてんこ盛り映画。どうしようもない中学生の妄想のようなこの物語を、このクオリティでやられたら、だらだらとヨダレを流して走り回るしかない。
わあー、楽
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ビッグフットvsゾンビ(2016年製作の映画)

1.1

死者に貪られる赤い布。この詩的とも言える(言えない)独創的な演出があまりにも鮮烈な印象を与えるので、それ以外は安そうな着ぐるみと安い演技しか記憶に残らない映画。(というか半分くらい寝てた)
豊かな人生
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.1

ツッコミどころ満載だけど、おとぎ話と思って観れば、怨念と狂った愛情に満ちた、禍々しくも切ない物語だった。

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.5

静かだけれど、愛おしいバカバカしさと悲しさが共存する、切ない映画。主人公の弱々しい表情と、無意味な暴力のギャップが良い。

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