『ワンダー 君は太陽』。子供版『ラブ・アクチュアリー』と言われるのも納得。これ、韓国で作るとまた感動ひとしおかも。
軽快な音楽、登場人物のモノローグ。あれよあれよの101分。さまざまなジャンルを手がけるウディ・アレンが今回、手がけたのは、まだまだ自分はイケてるはずと信じ込む不倫主婦の自己愛映画。リトル・チルドレン』>>続きを読む
『恋は雨上がりのように』。苦手なはずの女高生が主人公のコミックの映画化。なのに見入ってしまったのは、キャスティングの見事さ。ヒロインが恋する歳上の中年男性に大泉洋。これが大正解。告白されてもマジメに戸>>続きを読む
『犬ヶ島』。いやはや想像を遥かに超える規格外の作品。プレスには、黒澤、小津、本多猪四郎らの名が連なるが、ぼくはむしろ60年代アンダーグラウンド・シーン、とりわけ横尾忠則を筆頭とするカウンターカルチャー>>続きを読む
『万引き家族』を観た。観るまでは、珍しく今回はコメディなのかなと思っていたのだが、これは「家族」をモチーフに「擬似家族」の可能性を探ってきた是枝裕和監督の集大成的な作品。その中で日本社会が抱えるさまざ>>続きを読む