ディーゴさんの映画レビュー・感想・評価

ディーゴ

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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

嫌いで好きな作品。
まず人の死で感動させる系は好きじゃない。
その上で病で死ぬ運命な上に通り魔に殺害されるという最悪の奇跡。人はいつ死ぬか分からない教訓としても、人に殺されるのは納得できなすぎる。
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.0

何となく、沢田研二の体型がだらしなく見えてしまい、山の中の質素な生活にそぐわないような気がしてしまった。
映像など良かったけれど、終わり方ももやっとしているように感じた。

群山:鵞鳥を咏う(2018年製作の映画)

3.0

中国系やら北朝鮮やら、日本も侵食していて、陸続きの国はルーツとかに差別があるのかな、と思った。
時系列を逆にした理由とか、いろいろと理解が追いつかなかった。
韓国映画はたんたんとストーリーが進んでも最
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.8

コヴェナントからのプロメテウス。この順番で見たのが良かった。頭にエイリアンと付かない通りに、コヴェナントにつながる始まりの話。
ショウ博士があまり美人ではないことと、アンドロイドぽいけど人間だったのか
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.0

全体的な色味が何となくバットマン・ビギニング。監督違うけど。
今作は宇宙船が舞台ではないので、少し違和感。アクション要素が多く、寄生される恐怖みたいなところも今回はなく、全作中で最もエイリアンぽくない
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エイリアン4(1997年製作の映画)

3.4

これまではエイリアンのリアリティを損なわないためのチラ見せが多かったけど、撮影技術の進化によるものなのか、4作目にしてエイリアンが完全に堂々と現れた気がする。
全体的に衣装美術が洗練されていて、これま
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エイリアン2(1986年製作の映画)

-

1作目と比較するとエイリアンは動きが素早く、未知という恐れの削がれた部分を補う怖さ。7年経って撮影擬似がかなり進化してしたか、もしくはかなり予算投資している。
軍隊vsエイリアン'sなのでアクション要
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

藤本タツキ推しということで?
後半はいよいよ貞子の呪いに伽倻子の呪いをぶつけるという相殺戦でもはやホラーではないアクションなのかコメディなのか、な世界。
ホラーてたぶん絶対的な脅威であって、対立する2
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.5

コヴェナントからの時系列正しい順番で鑑賞。
子供の頃に観ているはずだったけれどそうでもなかった。
どうやら2作目を1と思っていたようだ。79年作ということで、マザーコンピューターとか装置に時代を感じる
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ふがいなく男たちが死に、最後は1人の女性が倒すこと、アンドロイドへの不信などが盛り込まれるとやはり1作目を彷彿とさせる。
初代エイリアン、ブレードランナー、リドリースコット監督て何歳?
今回のコヴェナ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.1

撮影してるところを撮影してる設定は下手くそすぎる演技で最初からわかったけど、その茶番が終わるまでかなり退屈だった。
途中で退室する人も多そう。最後まで観たらなるほどなーとは思ったけど、もっと面白くでき
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カリブの白い薔薇(2006年製作の映画)

3.2

アナ・デ・アルマスてタイトル付いてて?てなったらタイトルになるほどの有名女優のデビュー作らしい。
古い時代背景で、映像もやけに古めかしいのに製作はわりと最近みたいで驚いた。
内容も荒削りで、理解できた
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

オススメとして借りたけど、なかなかの薄すぎる内容。
芸術とは人を幸福にさせる物みたいな締めの言葉あったけど、芸術が何だったのかは微塵も分からなかった。
結局はお金儲けで、それは家族のため。人を不幸にす
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ウンギョ 青い蜜(2012年製作の映画)

3.7

前から少し気にはなってた。あざとい女子高生に振り回される話かと思ってたらそうでもなかった。
意外にも完成度の高い作品。
ウンギョはどこにでもいる普通な女子高生。
女子高生と老人のプラトニックな話かと思
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キャロル(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

時代背景を美しい映像と音楽で魅せている。
ケイト・ブランシェットのちょっと宝塚ぽい頼もしいアネゴキャラのキャロルと、ルーニー・マーラがドラゴンタトゥーとは全く違う愛らしさ。
キャロルは年長者として身を
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あしたの少女(2022年製作の映画)

3.3

ネクスト ソヒ
機内で英語字幕で観て、しかもラストまでは辿り着けず。
後半、悲しい結末で終わるかと思ったら、まさかの女性刑事による内部調査。
地味な演出が余計にリアルに感じた。

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

前作の、記者ミカエルを主軸として際立つ魅力のリスベル序章という、閉鎖された村での過去の猟奇殺人を暴くストーリーと比較すると、今回は大掛かりな世界平和に関わるミッションインポッシブル的な組織に立ち向かう>>続きを読む

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.3

最初の1時間はかなり退屈だった。将棋だけの青春で薄味。奨励会の挫折から将棋を心から楽しむようになり、奇跡的に再び門が開かれる。
挫折があったからこそ、周りの支えもあり成長できたんだと思う。
何か見たこ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

アオサギからペリカン、インコまで全ての鳥が可愛くない。
ジブリの完成された世界観をなぞったような、ハウルぽさ、千と千尋ぽさ、風立ちぬぽさいろいろな作品の総括のようなキャラや背景描写。
何の知識もなく観
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怪物(2023年製作の映画)

3.7

怪物だーれだ。
何の前情報もなかったので、かなり話に振り回された。
最初からどーんと暗い気持ちへ。母から見て息子が分からない、教師が、学校が分からない。
不明なことはすなわち恐怖。
その辺からの視点が
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海街diary(2015年製作の映画)

4.0

キャスト陣は是枝だなーとやや思いつつも、広瀬すずの瑞々しさ。
綾瀬はるかが完璧な長女を演じ長澤まさみの男関係を叱りつつも結局はキレの悪い男に捕まってる。同じ穴のムジナ的な。
でも女世界の方が男世界より
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愉楽への手ほどき(2018年製作の映画)

3.0

原題は直訳すると、悪魔が私たちを連れていく。
ジャケットにしてもタイトルにしてもエロ路線に持っていきすぎ。
でもそれなしでは、やはり内容が薄いかな。エロくはなくて、フランス人にとってはハグの延長みたい
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熟れた快楽(2016年製作の映画)

2.8

邦題ダメダメパターン。直訳だとインパクトないと思われたのだろうか。
教授も婦人も快楽主義者ではなく、救いを求めている彷徨い人。
途中から、あ、ドイツなんだなーていう映像とか色味を感じた。撮影の仕方がセ
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原点(2016年製作の映画)

2.5

哀愁。何ともいえない渋い物語。分かったような分からないような。
誰の視線でも描かれていない、個性的な人たちばかりだけど誰にも焦点を当てていないので、それぞれがどういう過去の生い立ちなのかはかなり不透明
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

君の名は、は劇場で、天気の子はTVで観て、やっぱり劇場が良いと思って。
序盤からの圧巻の映像で引き込まれる。
震災、天災、神様、いつもながらの突拍子ない壮大すぎる話の設定だけど映像と音のクオリティでリ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

感動的な物語かと思って見ていたら、どうやらジャンルが違ってた、予想の斜め上の展開。
まさかのお魚ちゃんだったとは。

オートマターがどう話に絡むのかとか喫茶店の小人な女の子が操縦するのかとかの予想は完
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

2.7

わりと酷評が多かったけれど、櫻井君の振り回されるだけの教授役ははまっていた。
周りのキャストの演技が上手すぎて、ストーリーの荒唐無稽さがやや際立つ。
研究施設のスタッフや公安が黒ずくめでヤクザか殺し屋
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

自分の精神が異常なときって自覚はできなくて、むしろ自分を軸に回りが異常に見えるのかもなーとか思いながら、何だか難しいテーマと思いながら見ていたら、最終的には良い結びで映画としてすごく良かった。
主演の
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

2.6

前作プリンセス編のキャスト陣と比べるとどうしても薄く地味な展開、笑の要素も少なかった。ロケ地にコスト振った分、低予算だったのだろうか。華やかさに欠け全体的に地味というか暗めというか。もっとお祭りにして>>続きを読む

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.8

原作のイタリア映画?は観ていないけれど、スマホを使った現代版のアレンジはスリリングで笑いありで面白かった。
ほとんど予算使ってなさそうだけれど、それを感じさせない。
最終的な着地点で別の平和な世界線を
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ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

3.0

ブルゴーニュのワイン醸造の雰囲気が映像で伝わる。
ボルドーワインのシャトーの規模の大きさを馬鹿にしたり、アメリカのワインなんて価値がないという価値観、ブルゴーニュのプライドみたいのは、実際あるんだろう
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