ヤマさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヤマ

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ピクセル(2015年製作の映画)

4.6

個人的に面白くないなーと感じる暇がほぼ無かった!好きすぎる!

ただのコメディ映画なだけではなくしっかりと宇宙人侵略モノの演出を踏襲していて、さらにその宇宙人がゲームで勝負してくるというこの無茶苦茶さ
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

サミュエルLジャクソン演じるボスの台詞。
「昔のスパイ映画は悪役が魅力的だった」
「これが映画ならお前は非現実的な方法で逃げる」
「これは映画じゃない」
従来の映画をぶち壊してやろうという意図が明らか
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BORUTO NARUTO THE MOVIE(2015年製作の映画)

3.8

『才能溢れる天才エリート2世』
っていう普通の少年漫画の王道をあえて外してきて、
努力は嫌い、父親も嫌い、技も使えない、ズルをして楽しようとする、といったマイナス面だらけのボルト。
サスケや仲間との交
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死霊高校(2015年製作の映画)

3.6

「絞首台」と「演劇」がテーマのホラー作品。
基本的にはベタベタ演出でよくあるPOV作品。だけどこれが意外に…!

暗闇でビデオカメラのライトが必要という理由付けがあるので、POV特有のあざとさをあまり
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.3

主人公が10日目くらいにしていきなりルールを破ってしまうあたりでおかしくなってくる。1日1個のルールを無視し、何日分も溜めて後日一気に持って帰りだす。
別にそんな難しいことじゃないんだからちゃんと全う
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映画 みんな!エスパーだよ!(2015年製作の映画)

3.8

ドラマ版の続きなのかと思ったら、リブート版だった。
当然だけど2時間しかないので駆け足すぎてキャラの魅力半減だし、ドラマ版を観た側にとっちゃ前半はほぼ焼き直しなので退屈。
マキタスポーツも尺が足りない
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メタルマン(2008年製作の映画)

1.1

確かに。
確かにパッケージのメタルマンは赤色だった。
でもそんなことは関係無いのだ!

博士に呼びだされた主人公はメタルマンスーツとマスク(完全に紫色)を装着させられる。
なんとこのスーツ、一度着けた
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.6

シリーズ物ってのは卑怯で、テーマ曲が流れるだけで一気にもってかれる。オープニング格好良すぎる。

巷で最高傑作だと話題になってますが、個人的には1作目には及ばず…。さらに前作ゴーストプロトコルにも及ば
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.2

「ジュラシックパーク」の良さは「テーマパーク感」にあり。
架空の恐竜テーマパークに擬似的に遊びに行ける。これ以上のものが必要だろうか?
正直恐竜が暴れ出してからはオマケっす、面白いけど。でも1が名作で
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.1

クライマーズハイの原田眞人監督によるノンフィクションドラマ。

8/14正午から8/15の玉音放送までの一日を描く。
のかと思いきや、実際はその十日前くらいからの出来事を描いている。
専門用語はかなり
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映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

3.8

実は「ウォレスとグルミット」をこよなく愛している僕です。スピンオフのひつじのショーンは初見。

やっぱりクレイアニメは良い!!
この手作り感、質感、たまりません。指紋とかたまに映り込む感じめちゃ好きで
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.6

冒頭の超大型巨人の襲来シーンからの一連の流れは非常に心を掴まれた。
これはかなりの迫力で、正直観ていて「おおお!」と唸りました。
巨人がグチャグチャ人間を貪る描写も良い。音響と血糊がだいぶ助けてはいる
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猛獣WARS(2012年製作の映画)

1.1

世間の恐竜ブームに負けてられない。そこで紹介するのはこの猛獣WARS!

犬が!猫が!兎が!鳥が!馬が!熊が!ワニが!カメが!ゴリラが!次々と人を喰らう!
動物たちの反乱が始まる!

開始1分でいきな
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野火(2014年製作の映画)

4.0

映像の圧に潰されそうになるほどのパワーのある作品。

血が蒸発するほどの灼熱の地。
仲間のぶちまけられた脳髄を踏み潰して走る男達。
今日は清々しい日だ と微笑みながら自爆する名も知らぬ兵士。
食べる、
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劇場版プロレスキャノンボール2014(2014年製作の映画)

-

あのテレクラキャノンボールシリーズの健全なオマージュ作品。
プロレスの知識はかなり弱いのですが観に行きました。

で、やっぱりいきなり置いていかれる。
しかも場内ではプロレスファンらしきおっちゃんが爆
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南の島のラブソング(2015年製作の映画)

4.0

なんでこんな評価低いんや!大好きですよこれ。
Lava(溶岩)とLoverをかけたタイトルも洒落てる。

まず火山男が唄うハワイアンミュージックが物凄くいいんですよね。ピースフルだけど哀愁が漂う感じで
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

電気スタンドに命を吹き込んだ短編アニメから始まったピクサー。
人間以外のモノに「感情」を吹き込むことはピクサーの真骨頂ですが、今作はその「感情」に感情を持たせる、という究極の表現に出ます。

本作で「
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東京無国籍少女(2015年製作の映画)

2.5

衝撃のラスト15分(まで何も起きない)

押井守が実写をやる必要はない…。
まずリアルドラマ系の演出なのに、台詞回しだけがやたらとアニメ調。
これの融和しなさっぷりったらなく、まわりくどい喋り方がいち
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

4.2

アジア映画のハリウッドリメイクはだいたい合わないので敬遠してましたが、非常に良かった!

まずキャスティングが抜群。
シャルトコプリーを変態役に持ってきてるのは素晴らしい。
サミュエルの使い方もサイコ
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

3.4

じじい「私は思った、人間はもともとセイウチだったのではないかと」(意味不明)

キャッチボールが成立しない相手と会話するのは怖い。

人間をセイウチにするというなかなかに狂気じみてる内容ですが、
Mr
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.3

好きな人は好きなんだろうけどハマらなかった…シュールすぎる。シュールの間が長すぎる。
とある事件により一つの夫婦に亀裂が入っていくストーリーなのだが、見ていてイライラしてしまった。特に嫁。これはヒステ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.4

細田守監督が描く、現実と異世界が交錯するファンタジー。

本作の一番の魅力はやはり熊徹ですね。
豪快で不器用な性格が最後まで一貫していて、感情を汲み取りやすい。
その背中を見て育った九太が、逆にまた熊
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悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46(2015年製作の映画)

4.3

このDOCUMENTARY OFシリーズ、評判はいろいろ聞いていたけど初見。
そもそも乃木坂46自体、生駒里奈と有名な数曲だけ知ってるくらいの知識しかなかったけど、良かった…泣いてしまった。

アイド
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海街diary(2015年製作の映画)

4.0

もう定点カメラで撮ってるだけでいいんじゃないかって思うくらい、ずっと見てたくなる美人4姉妹のキャスティング。
原作漫画で多用されているモノローグを撤廃していて、役者の演技力に委ねている。見た目も実力も
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

-

近頃三池崇史監督と比較されがちだが、完全に自ら歩み寄って行った(もしくは喧嘩売りに行った)感じ。
園子温監督ばりの無差別テロ。
リアル鬼ごっこの原型が無さすぎてファンは怒りと虚無感に襲われるでしょう。
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.1

3も4もガラッと作風が変わったのは、キャメロン監督が撮った前2作に対しての恐れ多さや、ハードルの高さがあったんだと思う。
自分はキャメロンが撮らなくなった以上、1からの系譜は2で完結したと思ってます。
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.2

ストリートアートの鬼才・バンクシーのドキュメンタリー映画を撮ろうとした男が、逆にバンクシーに撮られて映画にされてしまったドキュメンタリー。

この設定からしてかなり面白い。
撮られた男の絶妙に痛いキャ
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

4.6

定期的に観ているフェイバリットムービー。
テレビ版以上に終始下ネタと差別用語しか言わない。
こういうのを観てるから趣味がおかしくなったと自負しています。

大体この映画を楽しめる人とはウマが合う。けど
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

4.1

待望の!待望のヒックとドラゴンの続編。
あまりに劇場で観たすぎて渡米を考えてしまったくらい。こんなに大画面3Dマストな映画無いのに、DVDスルーとかFOXはアホかと!

前作から5年経ったバーク島。
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.7

開始30秒であの時の興奮を一気に思い出させてくれる。これを観る為に2015年という年はあった!
この3年間自分の中で蓄積されてきたハードルを軽々と超越してきた。

おそらく、現アベンジャーズメンバーで
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

4.0

ロビンライトが本人役で主演。
これは現実なのかフィクションなのかと考えてしまう面白い設定で引き込まれる。
映画業界と俳優の未来を皮肉るメタ的内容で、さらにSFチックという非常に好みな展開。
こりゃ年間
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涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

3.6

とある巡り合わせで旅をすることになった、国籍も宗教も生き方も全く異なる2人。
生きる意味を探す男と、死に場所へと向かう男。
2人は旅の中で、なぜ生きるのか、何に命を捧げるのかの答えを見つけ始める。
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インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

壮絶。
津波の描写が凄すぎる。流されて行くシーンなんて本当にどうやって撮影したのか。
ナオミワッツの痛々しい姿と嗚咽はリアルすぎて辛い。
音響も半端なくて、劇場で観るには息苦しいものだった。
スマトラ
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図書館戦争(2013年製作の映画)

3.4

岡田くんがカッコいい。背が低い設定をしっかり使ってるのも好感。軍服似合うな。
榮倉奈々はあんま好きじゃないと再確認。演技があかん。この映画は栗山千明が可愛いので勝手にヒロイン認定。
そしてなぜか続編決
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

1.0

ただでさえ酷い脚本に、さらに戸田奈津子の字幕も相成って究極の駄作が生まれた。

「なんでおらぁまたこんなついてないんだ〜」って全く言ってないのにそんな訳。
正しい翻訳より、なっちの「私の中のジョンマク
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.6

映画を撮ってるふりして、実は現実。
っていう映画を撮ってる、現実で。

こんなに映画(偏屈)愛に充ち満ちた作品はなかなかない。
あのラストの数秒だけで、全部ひっくるめて、映画を撮るってことを最大限に表
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