eop421さんの映画レビュー・感想・評価

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(1959年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦末期のドイツのお話。子供まで徴兵しなくてはいけないほどの窮地に立たされたナチスドイツ。国のために戦えると喜び勇んで出兵する子供達の姿を見ると、洗脳って怖いなと思いました。大人達の思いとは>>続きを読む

ベリッシマ(1951年製作の映画)

2.0

昔のイタリア映画に出てくるお母さんて、なんであんなにわめくんだろう?わめくのを観てるとウンザリ…。なんなんだろう?昔のイタリア女性ではこれがスタンダードだったのかしら?イタリア人に聞いてみたいです。ヴ>>続きを読む

リトル・ワンダーズ(2023年製作の映画)

4.5

パイを作るための卵を手に入れるだけなのに、ここまで話しが膨らむって凄い…。風邪をひいたお母さんのためにパイを作ることになった悪ガキ3人組。材料を買いに、じゃなくてくすねに行った先で最後の一パックの卵を>>続きを読む

リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

5.0

デジタルリマスターで上映ということで観に行きました。やはりとても好きな作品だな、と思いました。T-RexのCosmic Dancerから始まるとこで胸が高鳴りますね。踊っている時、体に電気が走るのだと>>続きを読む

プリンセス・ブライド・ストーリー(1987年製作の映画)

4.0

病気の孫におじいちゃんが本を読み聞かせるのが『プリンセス・ブライド』というお話です。物語の合間に孫とおじいちゃんのやりとりが入るのですが、おじいちゃん役はなんとピーター・フォークです。こういった役もな>>続きを読む

シュトロツェクの不思議な旅(1977年製作の映画)

3.0

主人公シュトロツェクは今でいうところの知的障害なのでしょう。今は社会で彼のような人達を支える体制と理解がありますよね。ですが映画の中ではまだまだの時代。アウトサイダーが生きていくには過酷だった時のお話>>続きを読む

四月(1962年製作の映画)

3.5

音と音楽だけでセリフの無い実験的な作品。色々と近代化に進む様を極端な感じで表現しているのでしょうか。近代化により生活が便利になるけれど、本当に良いのかしら?と観る者に問うている印象を受けました。物が増>>続きを読む

ヴォイツェック(1979年製作の映画)

3.0

観たかった作品。クラウス・キンスキー演じる兵隊ヴォイツェクが、情婦マリーに対して嫉妬が募り…、という簡単に説明すればそんな話しです。ヴォイツェクの嫉妬から来る狂気がだんだん強くなっていくあたりのクラウ>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

3.0

ルイーズのような人間てある意味可哀想な人種なのかもしれません。自分は何をしても愛されるべき人間だという思い込みがあるのでしょう。また自分を愛してくれる人に対してないがしろにしておきなが、気まぐれに勝手>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

2.5

なんだろう?犯人が娼婦達を殺す動機に深みがないので面白みが薄いかなと思いました。ブリーダーなのはいいとして、獣臭いと言われただけで殺すかな?もう少し犯人の異常性など描いていたらもっと怖さが増しただろう>>続きを読む

歌うつぐみがおりました(1970年製作の映画)

3.0

見終わってから題名の悲しさに気が付くのでした。鳥のようにあっちこっちでピーチクパーチク、ということなのかなと思いました。とにかく落ち着きがなく忙しい主人公ギア。オーケストラの打楽器奏者なのですが、自分>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

あの名作のリメイクと聞いて正直大したことはないだろう、なんて思ってしまいました。ですが脚本がカズオ・イシグロというのでこれはある意味オリジナルには無い良さがあったりするかも?とグルグルする思いで鑑賞で>>続きを読む

ア・ダーティ・シェイム(2004年製作の映画)

2.5

ジョン・ウォーターズ監督作。これ観たことないな、と思い観てみることに。あらすじからして大丈夫かなぁ?と思い恐る恐る観てみました。Breakeawayの可愛らしい印象が強いトレイシー・ウルマンが『体はっ>>続きを読む

星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.2

エミリオ・エステヴェス監督作です。いつの間にか監督業をやっていたんですね。お父さんを主人公に、息子を亡くした父が代わりに巡礼の旅に出る、というお話です。本当の親子だからでしょうか、演技じゃない感じがし>>続きを読む

ノストラダムス(1994年製作の映画)

4.0

こんな作品あったんですね。ノストラダムスの予言よりも人としてのノストラダムスを中心に描いた作品です。F・マーリーやルトガー・ハウアー、アマンダ・プラマーなども出演しています。科学が発達していない時代に>>続きを読む

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

2.5

変わり者のユロ伯父さんとそれを取り巻く人々のコメディです。画面は伯父さんを中心にして、人々が翻弄されたりして常にドタバタな感じです。無声映画のような感じもしますね。昔のフランスの街並みや人々の暮らしが>>続きを読む

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.0

そういえば観てなかったな、ということでなんとなく鑑賞。エンタメとしてハラハラドキドキ感とダレることなく上手い展開で飽きることなく観れました。話しに無理があるのは否めませんが…。公開された後の世界を考え>>続きを読む

ゴリオ爺さん(2004年製作の映画)

3.0

映画ではなくテレビで放映されたドラマのようです。子供の育て方を間違えるとそれが自分にも嫌な形で跳ね返ってくる、という見本のようなお話です。結局お金を基本に人生を考えてしまう人の末路、という悲しいお話。>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

2.5

面白そうかな?と思って観てみたがなんかさほどでもなかった。アメリ風の作品作ってみたくて作ってみました、な感じが凄くしてモヤモヤする映画。話しの構成や映像の質は高いのだけど、なんかヘンテコにしようしよう>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

怒りのデスロードから約10年経ってからの新作。もうそんなに経ってしまったのね…。フュリオサが子供の頃にさらわれてから、大隊長になるまでの道程を描いたお話です。話しの性質上、前作と比べて迫力には欠けるも>>続きを読む

俺たちは天使じゃない(1955年製作の映画)

3.5

3人の脱獄囚が偶然入ったあるお店。そのお店の家族が経営不振やら色々で不憫になり、彼らを助けてあげるというお話です。根っからの悪者ではないようで、3人とも優しいのです。3人が格好良く思えてきます。昔の映>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

不思議な作品。169分もあるのだが、あっ!と驚くようなことも起きず淡々とした作品。だけど飽きることなく観れてしまうのです。アルフォンソ・キュアロンのローマみたいに心地良い時間が流れる映画だな、と思いま>>続きを読む

狩場の悲劇(1978年製作の映画)

3.0

美しい森番の娘オルガ。彼女をめぐって二人の貴族と一人の検事が身を滅ぼしてしまうお話です。行き着く先はお金持ちに嫁いで豪勢な暮らしをし、一番好きな男と楽しく遊ぶ、という浅はかな考え。そんな思考しか持ち合>>続きを読む

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.5

中学生の時だったかな?夜中のテレビ番組で映画の特殊メイクの特集をしており、そこで初めてディック・スミスを知るのです。ゴッドファーザー、ハンガー、エクソシストと並び、彼の技術力の高さを見れる作品の一つに>>続きを読む

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

4.5

ビデオ屋の店主が市場調査にお出かけ中、バイト君がお留守番をすることに。しかしバイト君のお友達のせいで店中のビデオの映像が消えてしまうのです。さてどうする!?というお話。面白くて、有り得ない展開でも気に>>続きを読む

ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

3.8

友達に観にいかない?とお誘いがあり観に行きました。私なら映画館で鑑賞する作品ではチョイスしなかったろう作品です。なかなか無い機会なのでちょっとワクワクしながら観に行きました。子供向けかな?と思いました>>続きを読む

新・三茶のポルターガイスト(2024年製作の映画)

4.0

角さんのヤバイ帝国、デニ怖などずっと横澤スタジオの怪奇現象を見てきた人間にも、まだこんな映像あったのか!と思うほどの撮れ高。前作は消化不良な感じでしたけど、今作はちょっとビックリでした。本物と信じたい>>続きを読む

プリンス ビューティフル・ストレンジ(2021年製作の映画)

1.5

楽しみにしていたのてすが…。冒頭、プリンス側公認ではないというテロップが出てきて??になりました。嫌な予感がすると思ったら的中…。プリンスと関わりのあった人達へのインタビューとプリンスが愛する街、ミネ>>続きを読む

ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.0

ビートルジュースの続編が公開すると知りまして懐かしくなりました。公開当時観たきり再度観ることなく今に至るため内容はボンヤリ。ウィノナ・ライダー演じるメンヘラ女子とクチバシお化け、マイケル・キートンのゾ>>続きを読む

フランチェスコ(1989年製作の映画)

2.5

アッシジのフランチェスコのお話。裕福な商人の家に生まれたけれど家を出て修道士に、という有名な話しですね。清貧の彼にしては体つきが筋肉質で違和感しか感じませんでした。演技力があっても役柄的にミッキー・ロ>>続きを読む

ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

2.5

真贋があやふやな『サルバトール・ムンディ』。公にしっかり調査し公表してほしいな、と。ただそれだけ。ダ・ヴィンチ作でもそうではなくても気にいるか否かは個人の問題で。もし本物でなかったら…、という恐れで絵>>続きを読む

三茶のポルターガイスト(2022年製作の映画)

3.5

ヤバ帝で『手』が出現するのを観て気になっていたのですが、映画館で観る程のものかなぁ?とズルズルしてたら配信されたていたので鑑賞。確かにYouTubeやNetflixでの配信くらいが丁度よい作品かな。本>>続きを読む

不実の愛、かくも燃え(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

リブ・ウルマン監督作というので興味があり観てみました。内容が内容なのと150分超えの作品なので躊躇していたのです。身も蓋もない無い言い方なのですがしょうもない不倫のお話です。自分が不倫しておきながら妻>>続きを読む

ロストボーイ(1987年製作の映画)

2.5

観たことある作品だと思ったら勘違い?何かとゴッチャになってるのかな?取り敢えず鑑賞してみました。チンピラヴァンパイアの血を飲まされた人間はヴァンパイアになってしまうというあまりお目にかけないタイプの吸>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.0

有名なアモルト神父の回顧録の映画化だそうです。亡くなった時ニュースになっていたのでそこまで有名なのか、と驚いたものです。ハッキリ言ってあり得なさ過ぎる内容でまったく恐怖を感じず…。ここまでやり過ぎると>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.5

残虐異星人が子供に翻弄されるお話です。ルークとミミの兄妹はお庭で宝石を見つけるのですが、その宝石はなんと悪魔の大公と呼ばれる残虐異星人を復活させてしまうのです。ですがその宝石をミミちゃんが利用して、異>>続きを読む