ちゃんいよさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃんいよ

ちゃんいよ

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

思春期特有の危うさやどうしようもない状況に対する苛立ちや不安、葛藤がわかりやすく視覚化されている。

親の心配もよそに、最後には変化を受け入れ進んでいく清々しい姿は荒々しくも逞しくて美しい。

人魚に
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

ストーリーはいたってシンプル。
なんなら結末は予想さえできる捻りのない展開。

それでも見応えがある作品になっているのはブラピとモーガンフリーマンの演技、湿った重い空気を纏った映像。

最後までどうな
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.5

AIがメインというよりも、家族や友達の幸せがテーマとなっている。

AIはちょっとうざいけどちょっとした青春モノって感じでわかりやすく見やすい。

悪者立場の研究者を津田さんが演じてるけど、やっぱいい
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トロール(2022年製作の映画)

3.0

Netflixオリジナルということでやたらと持ち上げられてたので鑑賞!

コンセプトは面白い。
トロールが現れるところまではドキドキワクワクしていたけど、姿が見えたところからもうお決まりの展開で…
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世界一初恋 プロポーズ編(2020年製作の映画)

3.1

映画ジャンルなのに20分?という謎尺。

シーズン2から8年も経ってるからか
作画が綺麗になっている…

結婚とかいうBLにつきものな話ならこのアニメならもっと突っ込んで描けたやろからシーズン3とかで
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映画 佐々木と宮野 卒業編(2023年製作の映画)

3.7

BLのストーリーでは避けて通れないカミングアウトのシーンはやっぱりジーンとくる。

やっぱ佐々木先輩イケメンやなーという再認識とともに、同じスクリーンを鑑賞している人たちが悶えてる姿を見て楽しむという
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

曜日ごとに人格が入れ替わる主人公。
字幕の名前はは全て曜日で呼ばれている。
24時までの入眠と薬の服用を定められているけどそれがなかったらどうなっていたのか気になる。

所々に事故のシーンが入れられて
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.0

新たなプラネットを求めて旅立つ5,000人の旅客たち。それを運ぶのは大きな宇宙船だった。宇宙での旅は120年続くはずだったが、まだ90年を残した旅の途中で隕石との衝突による船の故障によりたった1人、ジ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.6

今回も出てくる魔法生物たちが可愛い。
ちらっとしか見えないところにもちゃんと色んな生物を登場させてる。

やっぱハリウッドのCGは素敵だなと思わされる。

ハリーポッターの中ではリチャード・ハリスのあ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

成程、色褪せない作品という意味がわかった。

リマスター版のキャプションに『時代がようやく追いついた』と書かれてあるけど、頷ける。

1982年に連載スタートした作品であり、1988年に映像化というが
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

2.0

全てが中途半端で映像も暗めで志尊淳も眼鏡をかけてるし顔面もあんまり楽しめない(笑)

っていう感想書くくらいに薄い内容。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

あらすじを書くのが苦手な私でも書きやすい内容。

人里離れた山間にポツンと建つ一軒家に住む羊飼いの夫婦のインクヴァルとマリア。ある日2人が羊の出産に立ち会うと、産まれてきたのは頭は羊、体の半分が人間と
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劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編(2022年製作の映画)

3.7

リムル=正義が、ご都合主義だっていいじゃない!
な転スラ好きの人のための映画。

私はリムルが大好きなのでリムルを見届けるために見ました(笑)

なんでもアリなところは変わらず、
でも単純で短すぎると
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天気の子(2019年製作の映画)

3.4

瀧くんと三葉出てきたね。

私たちが日常で妄想しそうなテーマ。そこに中高生の恋愛物語がちょっと入ってる。

これ、須賀さん視点で描いたらもっと奥深くなりそうだけど…感情移入しづらいキャラばかりだった。
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.4

蒼井優さんのお姉さんの喋り方が人間ぽくないなー、わざとかな?

そういうことかー!(わざとだよね?)


ほんとの研究者とかでてきてどんな謎だって途中まですごくワクワクして見れた。

理論的で難しくて
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.5

漂流団地と聞いて漂流教室を思い出す人は世代(笑)


主人公の航祐と夏芽が昔住んでいた団地に集まった小学生たち…雨が急に降りだし気づけば団地と自分たちだけが海の上に残されていた…


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紅き大魚の伝説(2016年製作の映画)

3.5

みんな思ってるかな…中国版ジブリ。というか千と千尋臭。
船に乗ったおしら様っぽいの出てきたね(笑)

初めに語り手のおばあさんの声が主人公のチュンであり、海底の世界に住んでいる人間と心と自然界の秩序を
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

ティザーをみたときから気になっていた作品。映画のタイトルであるコーダとは耳が聞こえない両親を持つ子どものことで、本作の聾者役は実際に耳が聞こえない俳優さんが演じている。

聾者である家族のために幼い時
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

とてもリアリティーのあるキャラクターの行動や心情が描かれた作品。


西宮さんが将也のことを割とすんなり受け入れていたところが腑に落ちなかったけど、実例を知ってるし、原作があるとのことなので端折られて
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.9

サブタイトル通り。

好きな子のために必死になって何度も一日をやり直す中学生のひと夏の恋の冒険物語。


典道が後悔からガラス玉を投げると時間が逆戻りして同じ日が再びはじまった…

その“やり直し”の
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アルタラという過去データしかない世界より現実世界を優先するのは当たり前だろ…

という点でナオミに感情移入していたのに見事に裏切られた。

最近見たのが疑問符が飛び交う作品が多かったので本作品は設定は
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.7

絵のタッチが繊細で独特。それが儚さまで表現している。

結局抽象的で理解に及ばない表現もファンタジー映画では受け入れないといけないと思うけど…なぜ一度阻止したのに最後は飲ませた?というあの場面が気にな
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バブル(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

SF × おとぎ話。
ストーリーは単純だけど曖昧。


存在する全ては崩壊と再生を繰り返す。
爆発して塵となり、その元素は渦となって混ざり合い再び新たな星の一部となる。

その原因不明の破壊の一つとし
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

令和版、美女と野獣(?!)

前半にこれでもかと美女と野獣のオマージュが盛り込まれていて少し悪目立ちしてしまってる気もする。

そのせいかチープな恋愛アニメ感がすごくて…途中で見るのやめようかと思った
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

配役と描写が絶妙。

深瀬がもう両角ではなくてナチュラルサイコに見えて作品外の意味で怖かった(笑)

小栗くんってこんなによかったっけ。
刺された時の表情とかも上手くて(実際刺された人見たことも刺され
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.2

バカリズムの脚本とあってなんか納得。

芸人が集まってやるゴールデンタイムのネタ番組の延長線上のような作品。

永野芽郁ちゃん筋肉ない系の細っっそい腕が終始折れそうだった(笑)

広瀬アリスがチンピラ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

ティモシーシャラメの美しさと並んで
砂漠の静けさ、厳しさが感じられる圧巻の映像美。

何も知らずに本作で完結すると思ってたので半分くらいきたところで尺の心配をし出した(笑)

ストーリーは比較的ゆった
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.1

山崎賢人の顔面と猫の可愛さを楽しむ映画。

少数精鋭できちっと作られた印象のタイムループ映画。
そこまで捻りのない良くある映画の一つ。
2、30年前だったらもっと面白いと思えたかもしれない…

TEN
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

2.9

お上品なB級映画。
気軽に見れるのがこういう映画のいいところ。

巨大生物が地球に蔓延って7年…
地下で隠れて暮らす主人公が無線で見つけた離れ離れになった彼女に会いに行く話。


勝手な想像、スターシ
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脳男(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

展開に意外性はなかったけど結構面白かった。

実際なら江口洋介演じる茶屋刑事の仕事ぶりは当たり前なんだけど、このストーリーの流れ的にうざくて(笑)鈴木一郎殺される流れかと思ったけど殺されずそこは予想外
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初の10分くらいはシリアスな作品だと思って見てたけど、ジェニファーローレンスが吐いたところで流れるオープニングクレジットの音楽があまりに陽気だったので察した…笑

『豪華キャストで盛大にギャグ映画を
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

まさみの演技すごー。
最後の表情とか…

綺麗なはずなのにめちゃめちゃ憎たらしくて酷い母親を見事に演じてる。

母なる証明を思い出した。

この親子の共依存は簡単に解けるものではないし
それは人殺しに
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海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

3.7

若い主人公の男の子2人の可愛い恋愛模様だけでなくて、脇役中の脇役の同居人の女の子2人もナチュラルに恋人同士でそれがなんか素敵だなーって。

普通に可愛い甘酸っぱい恋人同士の恋愛物語。

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.7

この映画のよかったところは、おそらくマイノリティな恋愛の人たちにとって壁になるであろう両親への恋人の紹介シーン。

両親役が大御所で固められていて、松下由樹さんの泣きの演技さすが。

2人が幸せでよか
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性の劇薬(2020年製作の映画)

2.0

友達にあんまお勧めしないと言われたので逆に気になって。

結果、チープなストーリーに激し目の性描写が入った映画です。
けどそういうフェチ的なのがある人にはささるのでは。

1.5倍速で流しました。笑

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