attoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.4

二度目観て初めてドラン監督本人が出ている事を知る。
自分の世界観をしっかりと示すためにの自作自演なのかしらと。
まさに世界観という名の作品。
赤と青たまに緑がとても効果的に使われていた気がするし
ドラ
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

この作品はCODA(坂本龍一さんの作)を観た後に見るべきだろうと思う。
坂本龍一が最北の地に取りにいったあの音源がこのレヴェナントの中であの場面で使ったのか!
などなど色んな発見と二重に映画を楽しめる
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

captain Kのシーン、そして最後のシーンは何度見ても涙出てしまう。

見返すとキャプテンKが少年の軍服を脱がせる前から彼が少しずつその準備をしている様子が伺える。
帽子を取りはらったり敵国の様子
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夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

3.7

作中観ている間ずっと笑顔でいたんじゃないかな。
宮崎先生の純真爛漫さ、そしてプロとしての真剣さ、時折り捉える光の木漏れ日の美しさ。どれも作られたものでは無いけど、場面とエピソード相まって本当に美しく、
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

見終わってからも雨音の余韻のように心に響く作品

政治的要素に傾倒し過ぎず、音に真摯にただただ向き合っていた姿を見られた事は本当に光栄です。

先生が南極の氷河の狭間で音を録音した時の弾ける笑顔が、あ
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.7

ちょっと侮れない作品を観てしまった感。
完全に油断してたというか、私は本もそこまで読まないし、作家モノと知らなかったのが良かったのかもしれないのだけど、観る読み物と思えてしまったくらい展開とカメラワー
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

超強心臓の兄貴……

半分みて半分は明日にしようとしたら結局最期まで見切ってしまう程に展開やテンポが良かったのだと思う。

もしかして少しコメディ要素もありなのかな。

後半は皆とても勇敢すぎた。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

新しい映画体験の一つであると思う。

言葉を話せないからこそのあそこまでに情熱的な両親の人物像にしたのだと思う。

あの場面でミュートにする演出に肝を抜かれ新たな表現の一つを垣間見た。

サブマリン(2010年製作の映画)

3.5

こういう描写の映画は凄い素敵だと思う。

色んな面で君は勇気を出していたよオリバー。

青春はその中にいるときっと気付かない。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.4

トムハンクスのヒール役への傾倒凄まじい。

ストーリー云々あの曲の映画館で聞いたら自然と涙が溢れてしまうのだと思う。

パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.6

文句無く考える事もなく最後のエンディングは涙が出てくる。
まさに太陽の様な漢。
自分の才を知りそれを存分に活かした一人の生を観た。
理由も泣く泣きたい時はこれが効く。

ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

4.5

あのチームにまた会えた事が至極嬉しい。

あのチームの面子がまたそれぞれに、
そして顔つきも変わり名前もしっかり紹介され登場した事に喜びを隠せない。

Nomaもこのノーマ東京どちらの作品も常に自分を
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

4.0

シーレの物語と思っていたらなんと美しきヴァリの愛のお話じゃないか。

どこまでかが真実で脚色されているか分からないけど少なくとも私はこのヴァリのとこだけはこのまま記憶に留めようと思う。

ヴァリは何で
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.4

先にここの他の方の総評読んでから観た方がもしかしたら良かったのかもしれない。
石岡さんの衣装の事とか色彩のコントラストとか。

美術的視点で最初から入らなかったからなぁ……
それにしてもお猿さん迫真の
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.4

昔の自分の記憶を抉られる。
そしてまさにカバー写真のような映画だった。

人間関係はゆくゆくと、変わるものよね。

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

2.8

実にたくさんの名の知れた方が出てくるため
初めは食い付いて見てしまうがある程度を過ぎると毎回同じ質問をするこのディレクターがクリエイティブで無い気がしてくる。

もしくはクリエイティブという言葉に対し
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

男の私ですら
はぁ、Timothy様……となってしまう程の制服や衣装の似合うことといったら半端ない。

こんなに整ったお顔立ち、そして演技力の伴う役者さんがいるだろうか。

ヴィルヌーブ監督らしさ全開
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

内容は深くは覚えてないけど、主人公がストレッチをする姿や穴に何かを叫ぶシーンが何だか記憶にあり、何だか良い映画だったなぁと思えた作品。

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

3.5

歴史はどうしても日本に主軸を置いて学んで来てしまうけど、同じ年代に沢山の場所で歴史と人の人生は絡みあったのだとまた知る。

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

3.4

記憶にあるボウィの写真にこんなに日本人が関わってるとは……

淡々と続く思い出話のインタビューの様な作品でありSUKITAさんの人柄の良さを感じる画でもある。(実際はどうか分からないけど……)

刺激
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

"fall out" という映画で他役者の名演技を見てしまっていた後だっただけに連れの男の子がちょっと見劣りしてしまう。

そして鶏さん最後まで引っ張る意味………
鳥さん強すぎでしょう。

ただこの齢
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フォールアウト(2021年製作の映画)

3.8

パパか声も風貌も何となくマークラファロに似ている気が。
いや、、とても似ているし。

静かでいて
それまた激しいような作品。
音はまた染み渡るように。

予告編で流れた音楽は無かったような気がするけど
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

bugsの登場が最高に効いていて髪を青く染めたくなる。
あのブルーはほんまカッコいい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.4

ドッグファイトのシーンは映画館に関わらず思わず身体が動いてしまった。

ストラッター(2012年製作の映画)

3.5

モノクロは好んでみるタイプではないけど、これはとてもスムーズに進んで行くし、ロードムービーとしてもなんかとても見やすさを感じた。

ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

3.4

不機嫌な顔をしながらもその中で少しの感情の起伏を織り交ぜるという点でこのポートレートのモデル役の俳優さんは一番難しい大役を果たした。

ジャコメッティは彫刻をまじまじ見た記憶があるが、次に展示がある時
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.5

過ぎたと思われていた戦争。

ウクライナ情勢で揺れる世界。

今の日本、メディアは太平洋戦争へ向かった時の様に見えるのは私だけだろうか。

デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

3.7

銃の出てこないLeonの様な作品に感じる。

観てからだいぶ経ってしまったが2人の関係性が今でも思いだせるそんな作品。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

ワンカットで撮影された映像としての情報が頭の中で先行してしまう。

そしてそれぞれの将校たちの身の振る舞いの威厳さ。

どうしてもドクターストレンジにしか見えない将軍。

カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

4.3

これは予想を遥かに超えてきた。
もの作りは好きだけど音楽や楽器に疎い私。
知る人が見たら凄いミュージシャンがたくさん登場してるのかな〜って思いながら。

人が感動という見えない得体に触れる事があるとし
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.4

小さい頃の自分を思い起こし今思えば理不尽な大人の世界だったことに大変にやきもきする。

主人公の1人のあの泣きっぷりは本当凄し。

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

3.8

邦題のタイトルで埋もれてしまっている名作。

たくさんのWW2を表す作品があり、日本、ドイツ、アメリカの軍それぞれからの作品はたくさんあるけれど、ユダヤ人の視点と史実に基づいた作品はかなり少ないだろう
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.5

冒頭の物語に関する注意書きはエンディングの時にあぁそうだっまのかと納得する。

インド映画特有の長たらしいダンスも無く見やすい作品。

見終えた後の気持ちの高揚感としては"きっとよくなる(だったけ)a
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

ティモシーシャラメの美しさ全開。

そして実話を、元に作られている。

人と強さと辛さを同時に感じる。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8

もう何も言えんし
なにも言い訳できんくなる。

食べる物をより粛々と大切しやうと思ったのです。

また時間を空けて見つけたい作品。

2人が生きていて良かった。