えちぜんさんの映画レビュー・感想・評価

えちぜん

えちぜん

映画(106)
ドラマ(0)

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.6

元夫のジェイク・ギレンホールが相変わらず芸達者で、緊迫感のある復讐劇はそれだけで見応えあり。しかし本当は、元夫→妻への復讐劇でもあるという二重のストーリーであるとも。ん〜賢い人ならもう少し掘り下げた解>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.7

ロッキー1はまごうことなき傑作。そこからトーンダウンしていったけど、ロッキーが教えてくれたのは、
「他人に勝つこと以上に、自分自身に勝つことに最も価値がある」
という超シンプルな哲学。ロッキーはアポロ
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

監督名を伏せて鑑賞しても、このテンションはまごうことなきクストリッツァ風(笑)。動物パレードな展開からいきなり遠慮なくヒツジを吹き飛ばすホラーな辺りとか(笑)。酒を飲んで歌い踊り明かす夜のはっちゃけ方>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.2

国産アニメは次々と公開されているけど、近年では「この世界の片隅に」以来の秀作。児童向けながら大人なのに魅入ってしまった( ͡° ͜ʖ ͡°)。

展開の早さからおっこちゃんの成長をじっくり感じ取れない
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.0

マルチなクリエイター、ヴィンセント・ギャロのカルトムービー?「おしゃれ」というより「おしゃれ風」だとあざとく感じてしまった自分が悪いだけ?

自伝的な雰囲気もあるので、ビリーをカッコよく描かず「カッコ
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未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

3.4

アントン父ちゃんは理想的な父・医者であるようだが、一度だけ怒りに囚われてリンチを引き起こしてしまう。一方でクリスチャンは悪魔のような少年だが、暴力の発端はエアリスを救いたいという一面もある。

まあ、
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

あー、こういうの知ってるよ?「三國無双」だっけ(笑)CGが生まれる前、ハリウッドの方がこういう「スペクタクル超大作」に挑んでた気がするな〜。

人から(特にインテリ層から)馬鹿にされようが構わない、「
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.5

スピード感ある展開で、フランソワ・オゾンのなかでは最もとっつきやすく大衆向け。でも、個人的にはもっと「こじらせた」作風のほうが好きかな〜(笑)。

小説と、それに振り回される人々を鑑賞するという「二重
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

登場人物全員が、加害者であり、被害者である。そこがリアルだけど、リアル社会では程々にごまかしながらやってるところを、本作はえげつなくむき出しにしてる。原作もだけど。

死のうとしている人に、「生きて」
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

4.3

史実にて地味で淡々としているが素晴らしいストーリー。

マチルド女医の人道的な偉業のお話と思いきや、実はもう1つの主題はシスターたちだとわかる。戦争では多くの命が奪われるが、それに抗って命を救うために
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

夏といっても特に「花火」に興味のないワタスは、昔から「音楽にあわせて打ち上げたらオモロイのに」と考えてた。「ベイビードライバー」も、これは「アクション・ミュージカル」とでも呼ぶべきジャンルかな?

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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

「フルートベール駅で」ほど直接的に人種差別を扱っているわけではないけど、「ホラー」「笑い」で見せつつも、これは根深い差別テーマ。日本人にはわかりにくいアメリカやね。

差別って、ものすごく難しい問題な
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

モノクロ映像で無慈悲に虐殺されていくこの衝撃は、シンドラーのリスト以来。実際の銃乱射の現場とは、みな無口で、あっけなく、恐怖を感じる前に終わってしまう…そんな救いようのないものなんでしょうね、観ていて>>続きを読む

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.2

戦争映画は数多あるが、本作は激しいアクションや反戦メッセージに加えて、ものすごく「人間ドラマ」が重厚なのが特筆すべき点。

現場第一・部下思いの伍長vs功名出世しか頭にないクズ上官というわかりやすい構
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8人の女たち(2002年製作の映画)

3.8

監督も女優陣もこれを「真面目な謎解きもの」なんて思ってないだろう、遊び心MAXな作品。たぶん「楽しんでるんやってんだろうなぁ〜」と観るべき(๑˃̵ᴗ˂̵)

古典もどき・ビビッドな色彩・いきなりのミュ
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聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

3.1

さすがテレンス・マリック✖️エマニエル・ベルツキ、現代最高峰の映像ではないか☆そして「トゥ・ザ・ワンダー」に続き、安定のわけわからん( ̄▽ ̄)

しかし自分が女優なら、脱いでもいいよ♡

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

北陸出身、頑張ってください!

セカチューと並べる方が多いけど、やや古い私は「忘れられない人」にどハマりした世代。鬼切ない(๑˃̵ᴗ˂̵)

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.9

自暴自棄に生きる男を、ケイシー・アフレック一世一代のハマり役。長尺で重苦しい物語も引き込まれるストーリー。

取り返しのつかない罪と後悔。十字架を抱えて生きる男の喪失と再生。しかしこういうとき、女より
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.0

トム・クルーズ56歳、スタントなし(๑˃̵ᴗ˂̵)。きっと「MI-14」くらいまでいけば、ただ走るだけでもはや感動を誘うのではないか?( ͡° ͜ʖ ͡°)

アクション映画でなくドキュメンタリーにな
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ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

3.0

口先だけでいさどなったら腰抜けな若者ふたり。悪いのは自分じゃない、全て世間のせい。けれど何か熱いエネルギーが己の中にある…

青春だなーと思いつつ、あまり入り込めなんだ( ̄▽ ̄)合う合わないが別れる映
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.5

ロバート・ダウニーJr.がメイおばさん(マリサ・トメイ )を訪れるシーン。実はこの2人は「チャップリン」「オンリー・ユー」に続く3度目の共演という( ͡° ͜ʖ ͡°)♡

しかもプライベートでも元カ
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灼熱/灼熱の太陽(2015年製作の映画)

3.7

傑作「ビフォア・ザ・レイン」と「ロミオをジュリエット」をブレンドした感じ。

戦争・民族という社会的な側面では対立するも、男女・愛情という人間的な側面では求め合う。人間が抱える矛盾。

第3部が異質で
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マグダレンの祈り(2002年製作の映画)

4.0

かなりエゲツない作品なのでこれか ら観られる方は身構えたほうがよろしいかと。しかしヘビーながらも見応えがあり、深夜の鑑賞でも一気見してしまった(๑˃̵ᴗ˂̵)。アイルランドの話だけど、こういう厳しく閉>>続きを読む

ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

4.0

男1人・女2人のミステリーもの、やや古いがフランスの「アパートメント」思い出した。

ふつうに面白い🎵なので「ヨメさんと観てもいいな」と思ったら、ムダにエロいから気まずい!(笑)

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.0

Parisを映す、それも「雨のParis」だなんて、もうそれだけでズルイというかね…「ぱーりーぴーぷう」ってこっちがホントの意味なんでは⁈とすら言いたい(笑)

オーウェン・ウィルソンの2枚目半がいい
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汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

3.2

タノヴィッチ監督作だが、「ノーマンズ・ランド」「サラエヴォの銃声」とは異なる実録タイプ。一般的には本作の方ががとっつきやすいだろうけど、私は前者の方が「シニカルな滑稽さと皮肉でダニスにしか撮れない!」>>続きを読む

アレクサンダー大王(1980年製作の映画)

4.4

アンゲロプロスDVD全集を買ったのに、本作を最後までちゃんと観たのは四年も経っていた(笑)。だってただでさえ気だるいアンゲロプロス作品のなかでも特に冗長で、それが3時間半だもの⁈

とはいえ4時間の「
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.2

いい・悪いじゃなくて、 iPhoneの映像はフィルムと違うね。どう言えばいいのかな?画面の中央と淵で遠近率が違うような?…いずれにせよ、「誰でも気軽に映画を撮れる時代」になったのかと。

半ドキュメン
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.7

素朴なロード・ムービーだが、自分も若い頃に北海道を2ヶ月くらいツーリングしたことを思い出した。夏の北海道は、ライダーは勿論、原付、チャリ、ヒッチハイカーなど様々な旅人が行き交うが、ちょうど「トラクター>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

ナンシー・マイヤーズはラブストーリー専門と思ってたけど、恋愛を描ける人は家族や友情もきちんと描けるんですね♫むしろ本作の方が持ち味では⁈と思ってしまう(笑)うん、日本でも月9とかが真似して、んで失敗し>>続きを読む

キャリー(1976年製作の映画)

3.9

個人的にデパルマは「カリートの道」までが全盛期で名作揃いと思ってる。

中盤の比較的おとなしい展開は「溜め」で、そこからプロムでは一気に弾けまくり☆まさにデパルマらしさキレッキレで観ていて嬉しい♡(ホ
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息子の部屋(2001年製作の映画)

3.7

家族を失った、喪失と再生。

自分も子どもの頃に弟を亡くしている。幼いながらに色々と考えたもので、なぜ自分ではなかったのか?弟が生きていたら、また自分も違った大人になっていたのだろうか?何より1番辛か
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

正直、「海街diary」などでガックリきてたので、これぞ是枝全開!なのが本当に良かった☆

ディテールまで大変に緻密で語りたいことはたくさんあるけれど、宇多丸さんのラジオ解説がすごくよかったのでそちら
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.9

これまで2000本くらい映画を観てきて、それに順位づけするなんて難しくてできないけれど、アンダーグラウンドがベストテンに入ることだけは確実だ。

語りたいことは数多あれど、何も難しいことはない。この熱
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.6

よく深夜にやってるB級サスペンスになりがちなのを、フランソワ・オゾンがやると一気に上質になる( ͡° ͜ʖ ͡°)

…といいつつ全て咀嚼できたわけではないけど( ̄▽ ̄)
シャーロット・ランプリングの
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サラの鍵(2010年製作の映画)

4.1

ホロコーストものはホントに多彩なジャンルがありますね…それだけ負の歴史は、様々なところに爪痕を残すということでしょうけど、まるで遺伝のように、世代を越えて尾を引くものなんですね。それは、戦争体験者の多>>続きを読む

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