echoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

暗くて不穏、一触即発の危うい空気感を描くのがお上手なジェーン・カンピオン。カウボーイとはほど遠いピーターの存在が際立って面白い。サスペンスな味付けもよかった。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

ビー玉から呑み始めるあたりのリアリティーがなんともいえなくよい。だんだんと尊い行為に見えてくる演出と女優さんの演技が心地よい。エンディングのフードコート女子トイレシーンまで隙のない95分。

エール!(2014年製作の映画)

3.5

わかっちゃいるけど最後の歌は涙が出るやつ。
少し前にみたcodaのドキュメンタリーを思い出した。耳の聞こえない両親に産まれた耳の聞こえる子どもの記録ですごく興味深い話だった。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

柔らかいモノトーンの映像がきれいで見入ってしまう。
そしてジェシー役のウッディ・ノーマン!なんで大人になると、子どもに正直さを求めてしまうんだろう。自分と一緒で話したくないこともあるし、誤魔化したりす
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アネット(2021年製作の映画)

3.3

はじめと終わりはすごくよかっただけに。。。アネットが産まれてからちょっとずつさめて、置いていかれた感。

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.9

こんな恋愛を擬似体験させてくれるフランス映画っていいよね。テンポも良くて、ちょっとしたスパイスも効いてる。
そして、あちこちと荷物を運ぶルイ・ガレルの可愛さよ。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

幸せで豊かな気持ちになる映画体験。一瞬でも見逃したくないのに、字幕を追うのがこんななにもどかしい映画ってない。物語はわかったから、最高にワクワクするオープニングから字幕なしでもう一回みたいなぁ。レア・>>続きを読む

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

3.9

3組の家族、道案内のミーク
2週間の予定の道程はすでに5週間を過ぎて、不安と疑心暗鬼に苛まれる。そこに現れる1人の言葉も通じない先住民。

誰を信じていいのか、狂うー!

そしてそこで、おわり!?!?
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.3

うだつの上がらない2人のひょんな事から始まる逃避行。つまらない日常から抜け出そうとしたのに、待っていたのはつまらないモーテル暮らし。料金所のくだりも、最高すぎる。

しまいには、働くから一緒に暮らそう
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

2人を演じ分けるのが難しいんだろうなーは理解できるが麦の演技が受け入れられず、ところどころで冷める。
周りを振り回しても自分の感情に素直に生きる朝子は清々しく、生きてるって感じ。目の中がほぼ黒目の唐田
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.6

日本版ロメール。ひとひねりふたひねりある会話劇で全部面白い。2話目の終盤の畳み掛けが特に好き!!!ダメな人を悪く描かないフラットな目線に人間愛を感じる。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

-

2021年映画納めはマトリックスw
トリニティ奪還計画が壮大すぎて、後半は、はてなマークが頭から離れない
でもやっと終了した感じでなにより

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

夢の中に落ちていきサンディとエロイーズの交錯するシーンがきれいだった。
激しい光と影のあるサンディ役がアニャにぴったりだった

クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

おしゃれでカッコいいクルエラ!ファッションショーやパーティが可愛くてみごたえあった。エマ・ストーンはまり役で、はじめてしっくりきた。

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

4.1

a ghost storyコンビ。やんちゃで優しいけど、抑えの効かない男がケイシーにぴったりで、物哀しさとかすかすの声がたまらない。

デヴィッド・ロウリーは本当に絵がきれいで好き。必要ない説明はなく
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

CEOのセクハラに立ち上がるキャスターたちの実話。
今でも声を上げるのは大変な勇気がいりますが、少し前なだけでもっともっとCEOを訴える空気感がなかったことがうかがえる。

満月の夜(1984年製作の映画)

4.2

ルイーズの小悪魔的な魅力に翻弄される。髪型も服装もおしゃれすぎる!大好き!!!実際に映画の室内装飾はパスカル・オジェが担当したとか、多才な女優さん。この映画が公開されてすぐに亡くなられたのは悲しい。歳>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

シャラメ王子のビギニング的なストーリー。暗く砂まみれの世界に美しすぎる王子様。それだけで見せられる155分。

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.3

まだ全てが曖昧で、したくないことは理解していても、したいことは手探り

ノーガードで壁にぶち当たっては倒れてまた立ち上がる様は辛いけど逞しく感じる

教訓めいた展開ではなく、ロールがミカエルとして過ご
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.4

ま、そうなるよね
田中哲司怖すぎて震える
ヤクザと家族の尾野真知子といい、今回の本田翼といい、この人の描く女性像が気持ち悪い

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.6

ヤクザの親分が舘ひろし???もう少し敵役がいたのでは?
ヤクザの生きにくさを描き同時期に公開されていた素晴らしき世界と比べるとちょっと物足りない感じかな。2作通してヤクザには辛い世の中になったことはよ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

前作より断然可愛くて好きだった。マーゴット・ロビーのはまり役。ま、正直捕まったハーレークインの脱出シーンだけ見るのでもOKかも。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

色んな問題を提起する意欲作なのは伝わってくるがこの復讐は好みじゃないな。
頭痛の中観たせいもあるけど。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

はじまりから深く没入させて音が死ぬまでのプロローグがあっという間。そこからはワーニャ伯父さんの劇中劇、亡き妻の語るセリフと現実とが入り混じり、お互いの傷を癒し合い、再生する展開が無理なくすっと入ってき>>続きを読む

美しき結婚(1981年製作の映画)

4.4

私、結婚する!相手はいないけど。ってもうそこから面白すぎるサビーヌちゃん。勝手に相手を決めて、女2人でのせあって、恋に恋して暴走するのが女子高生みたいで最高。フラれてブチ切れて、好きじゃねーしって、自>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

今も昔も、同じような問題を抱えて生きているんだね。人間て不憫。途中は中弛み感があったけどラストはアメリカって感じで爽快。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.6

初っ端からモザイク、モザイク、モザイクのオンパレード。なんでそんなに自分のものを見せたがるかねw本当にキモかった。

作品としては不完全燃焼感は否めないけれど、観賞後の議論は白熱したので、意義ある映画
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.8

あの頃、一度も話さなかったあの人は、何を考えていたんだろう

35人の人が集まれば、個性もそれぞれで、その人たちが一緒に勉強したり、ご飯食べたり、運動したり1日一緒に過ごすのは、すごい時間だなと思った
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緑の光線(1986年製作の映画)

4.2

彼氏は欲しいけど自分からはいけないし、ひとりはやだけど自分をわかってくれない人といるのもやだって。てか自分て何?って誰の心にも住んでいるデルフィーヌ的なところをくすぐるよね。人物描写が本当に完ぺき。ち>>続きを読む

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.4

タイプの違う女の子が知り合って、彼氏に会わせたり、お家に行ったり、彼氏の友達に会わせたり、親友になっていく描写が可愛い。最後の泣き笑いすれ違いコントは最高にキュート!幸せな気持ちになれる。赤、青、黄、>>続きを読む

コレクションする女(1967年製作の映画)

3.8

あーだこーだ言いながらアイデが気になって気になって仕方ないって話。アドリアンのどうでもいい葛藤で一本の映画に仕上げてる。
アイデは大谷翔平くんに似てた

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ポップなタイムリープラブストーリー。🍕の浮き輪にプカプカ浮かびながらビール飲むところが可愛い。家でビール飲みながら見たい感じ。

エンドロールのロイのくだりで?となってしまった。タイムリープから抜け出
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