takaさんの映画レビュー・感想・評価

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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.0

1stガンダムファンのおっさんホイホイw
懐かしの脇役や専門用語、音楽、効果音にニヤニヤが止まらない笑
似てる様で違うifの世界、シャアがサイド7に潜入するだけでこうも変わってくるとは!

前半の掴み
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(2025年製作の映画)

3.9

一言でいえば変な映画
中盤まではPerfect Days風の質素だけど拘りある生活を丁寧に描写(モノクロなのに料理がいちいち美味そう!)
中々姿を露わさない敵にやきもきしていたら話は可笑しな方向へシフ
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エマニュエル(2024年製作の映画)

3.4

初日に鑑賞
終わった瞬間、一体何を見せられたのだろうという感覚になったが、少なくとも非日常の優雅な気持ちでホテルに滞在している気分にさせてくれた
ある意味、ラグジュアリーホテルのお仕事映画で9割がホテ
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Mr.Boo!天才とおバカ(1975年製作の映画)

3.5

当時ブームの中でも日本公開されず幻とされていた作品
見送られたのがなんとなく分かる

マイケルホイが監督・脚本した2作目だけど、そもそもシリーズ作ではなく日本での公開順もバラバラ
Mr.Booという名
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.8

ビーキーパーからお年玉もらったw

展開の速さと痛快なアクション、徐々に明かされる謎に引っ張られてずっと面白かった!

勧善懲悪、悪党への痛い報いは当然として、シークレットサービスや傭兵、FBI隊員な
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Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014(2024年製作の映画)

5.0

新年1本目、至福の時間を堪能
opusも一音も聴き逃せないくらい良かったが、それとは別アプローチながらこちらも大変素晴らしかった!
指揮を執りつつ自身もピアノを弾くというコンポーザー的側面が強く現れた
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夏の庭 The Friends 4Kリマスター版(1994年製作の映画)

4.0

3人の少年たちと"喜八おじいちゃん"にとってのかけがえのない一夏の出来事
生死感がテーマの根底にある他、途中ホラー演出などもありスタンドバイミー的趣き
前情報なく臨んだので正直中盤退屈しかけたが更にも
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.7

音楽映画で言えば「ディナーインアメリカ」や「目指せメタルロード」、あと「ゴーストワールド」「ブックスマート」「スウィート17モンスター」にも近い青春拗らせほろ苦ムービー

舞台はカナダのレンタルビデオ
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太陽と桃の歌(2022年製作の映画)

3.8

スペインの桃農園の仕事と生活を追った一家丸ごとが主人公のお話
お仕事ムービー的側面が大きく、苦境の中でも一家総出で農作業に取り組む姿に労働者へのエールとリスペクトが込められていた

目を引いたのは密着
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.3

真実、そして正義とは

最初は陪審員体験ムービーかと思ったらどうやら様子がおかしい
やましい思いを抱えながら陪審員として法廷に出席するという超居心地悪い空間
胃がキリキリして緊張と不安で押し潰されそう
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ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!(2024年製作の映画)

3.9

あまり芳しくない前評判に心配したが杞憂だった
爆発力はないが前作よりメタル好きを対象とした小ネタが散りばめられていてニヤリとしたし、内容的にも音楽業界やロックに関連する事柄が続くのでダレることなく最後
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バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

4.0

さすがディレクターズカット版の4Kリマスター!
大昔にVHSを14型?のブラウン管TVで見たのとは大違い笑
内容は覚えているはずもなく、テーマ曲も記憶の彼方だったけどCalling Youが冒頭から流
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お坊さまと鉄砲(2023年製作の映画)

4.0

「ブータン 山の教室」が良かったのでこちらも鑑賞
豊かな自然と素朴な人々に"社会の始まり"を見る

国王自ら行政から身を引き民主化へ向かう第一歩の選挙が初めて行われることに
"お坊さんと銃"のミスマッ
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

-

連日満席で話題の?ドキュメンタリーということで観に行ってきた

監督である弟が言っているように明らかな失敗例だった
ただ乗り越えなければならないハードルが幾つも存在したのは確か

原因は特定できるもの
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π(1997年製作の映画)

3.9

コントラスト強めの粗いモノクロ映像は嫌でもイレイザーヘッドや鉄男を想起
なのである種のフェチ心をくすぐってくるカルト作
リンチのイレイザーヘッドやコーエン兄弟のバートンフィンクに今作と奇才監督の初期作
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正体(2024年製作の映画)

3.7

関わった人物皆掘り下げられていて群像劇的趣き
謎解き要素は薄く、時事ネタや社会問題を盛り込んだ人間ドラマで信じること、信じられることのありがたみを描く

同じく社会問題を取り入れた群像逃走劇で信じるこ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

最後は自分との闘い

模範的な完璧さを目指してきたため優等生的演技しか出来ないでいた主人公ニナの苦悩を描いたボディホラー
ライバルや母親からの圧などあらゆるプレッシャーに押し潰されそうになりながらもプ
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

観る度に良くなる!
理解力が増すのもあるけど、非の打ち所がない完璧さに感心するばかり
知的好奇心を刺激するSF要素とエモーショナルな家族の話が毎度頭と心を鷲掴みに

最初は荒唐無稽に見えた5次元世界も
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テリファー 聖夜の悪夢(2024年製作の映画)

4.0

容赦無い怒涛のスプラッター映像にただただ呆然
目に良いはずないのだけど、良いものを見た満足感がスゴい笑

前作からの続きなので復習推奨
長尺だった前作の反省からかサクッと切れ味鋭い作りに
アートとヴィ
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悪魔のシスター(1973年製作の映画)

3.7

再見
だいぶ忘れてたのもあるけど終始サスペンスフルで怖面白かった!

ジャケットでもシャム双生児を隠そうとしてないし精神の不安定さも前面に出しているからおおよそ察しがつくのだが、ヒッチコックテイスト全
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.5

陽気でノリノリだけどずっと切ない・・

80年代ニューヨークが舞台の動物たちが人間さながらに暮らす世界
主人公は犬さんで、セリフ無しの目線と鼻息での演技(たまの尾っぽフリフリがカワイイw)
シルエット
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クジョー(1983年製作の映画)

3.8

狂犬病のセントバーナード犬クジョーが襲いかかるキング原作のホラー

原作は未読だが犬だけでは持たないからか多くの匂わせ伏線で肉付けされていて終始不穏
微妙な人間関係と舞台設定にも説得力があり最後まで読
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.0

パスカル、メスカルときたらオスカルも居たら助かるよねw

一作目の復習必須
覚えてたら問題ないし、疑惑が確信に変わるタイミングが少し早くなるくらいだけど笑
24年目の続編だからか一作目を踏襲しすぎて既
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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.8

呪われた一族からの改葬依頼で棺をキャリーするためパミョパミョする話

日本が絡んでるのは「哭声」ぽいし、団結しての祈祷フェスなどは「来る」を想起
祈祷師、風水師、葬儀師、皆頼もしかったが強力な相手に対
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トラップ(2024年製作の映画)

3.8

面白かった!
犯人探しに主軸はなくいわゆるサスペンスで、狙ってなのかわからないけどあちこち笑えたしツッコミどころも多いものの何故か許せてしまう

シャマラン監督の娘サレカの本職は歌手でもあり"レディレ
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パーソナルソング(2014年製作の映画)

4.5

まさに音楽の力

認知症患者に思い出の曲を聴かせる実験をするなど音楽療法についてのドキュメンタリー
皆それぞれ反応が面白くて可愛くて感動的!

その人にとって特別な音楽は感情に訴え脳を刺激、活性化させ
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ECM レコード―サウンズ&サイレンス(2009年製作の映画)

4.0

ECMレーベルのイメージそのままのドキュメンタリー映画
タイトル通り言葉はあまり必要でなく、"音と静寂"でプロフェッショナルな仕事ぶりを表していてリハーサルシーンが多いのがより緊張感と本気度が伝わって
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サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

3.8

大変ショッキングで胸糞な題材を起伏あるエンタメに落とし込んでいて皆に観てもらおうという心意気が伝わってきた
演出も音楽もオーバー過ぎるが衝撃的な内容と釣り合っていて案外許容範囲
この問題をもっとアクシ
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鬼婆(1964年製作の映画)

4.5

南北朝時代の戦乱期を舞台とした生と性

ワンシチュエーションで引っ張るモノクロ映画としては同じく1964年の「砂の女」に大変近い
どちらも独占欲が強い女性を描いているし、夏の熱気と汗が滲む肌が強調され
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サンシャイン・メイカーズ: ドラックカルチャーの立役者たち(2015年製作の映画)

-

〜メモ用〜

見てないけどサントラやばい
The Heliocentrics - The Sunshine Makers O.S.T
https://youtube.com/playlist?list
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劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ(2024年製作の映画)

4.0

TVシリーズ3期も充分面白かったが、強力なライバル神野君が出ていないこともあってやや盛り上がりに欠けた感があった
でもこの劇場版でしっかりと補完されて大満足のうちに終了することができた!

やっぱり劇
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花嫁はどこへ?(2024年製作の映画)

4.2

全方位に優れたエンタメ作品!

インドの映画は迷子になったりお弁当が入れ替わったり何かと取り違えが多いが今度は花嫁

そりゃ間違えるよなぁというインドならではの風習には説得力がある他、インドが抱える様
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エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

2.0

ノベンバーの時も思ったが熱が全く伝わってこなかった
人間味が薄く、カンフーもブラックサバスも"好き"という情熱が殆ど感じられないし、実際主人公はただ流されてただけ
話も内輪だけに終始するので広がらず吸
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.5

面白すぎて目が離せなかった!

今ではめっきり少なくなった心霊・超常現象バトル番組をリアルに視聴している感覚
しかもヤバさ満点、何でも有りの何が起こっても不思議でない状況に期待値もMAX!
何度も見る
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.5

程よいシュールさとエログロ、謎感が面白い!

各章に直接繋がりは無いもののキャストは別の役で継続
それが後にじわじわ効いてくるw
劇伴も超シンプルながら大袈裟で盛り上げに貢献
途中のDIOの選曲は意外
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.8

新しいタイプ?のBL爆誕w

前半は人物の人となりや不気味な不穏さをじっくり丁寧に演出
ゴリゴリの社会派スリラーと思いきや、そこはかとない面白さがあって何度も笑いそうになる

前半と後半で雰囲気はガラ
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