eco10さんの映画レビュー・感想・評価

eco10

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「憧れ」「ノスタルジック」「愛について」
世界には、切なくなる要素が溢れてる。

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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

2.8

この映画を観た後に『来る』も観たのですが、どちらも子役が重要で、その役割をちゃんと果たしてました。
単純にすごいなと思いますし、監督が細かく演出してるのだなと感心してしまいます。

来る(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

中盤までは、本当に面白かった。
日常に潜む不穏な感じがハラハラさせる。
中盤以降は、全員血まみれのスプラッター状態で(でも別に怖くはないので)一気にファンタジーになってしまった。

終盤まで続くお祓い
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

(アメリカなら)本当にあってもおかしくはない話ー

上空から見た現場の状況をニュース中リアルタイムで放映する感じとか、SNSで好き勝手なこと言われる感じとか、事件があった途端に親友面する奴とか、生々し
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アラン・デュカス 宮廷のレストラン(2017年製作の映画)

3.0

アラン・デュカスの飽くなき探究心とストイックさには感服しきり。
彼のレストランに今すぐにでも行って、彼の想いを味わってみたい衝動に駆られるほどでした。
ただ、監督は2年も密着していたのだから、もっと深
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男と女(2016年製作の映画)

-

出会ってしまったら、昨日までとは何もかも違う。意識的にも、無意識的にも。

だって、0が100になるくらい違うんだもの。

惹かれ合ったのならもう止められない。
不倫がいけないとか、理性とか家族とか頭
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.0

前作より更にエンタメ性が増し、マイク・タイソンまで登場!(何故に?!)

イップマンがタイソンにボディを食らっても倒れないのは、詠春拳がインナーマッスルをも鍛え抜く武術だからに他なりません。

アクシ
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.5

前作から比べるとかなりエンタメ性が増し、ボクシングvs中国憲法というかなりシュールな画が続きます。

グローブを着けたボクシングチャンピオン相手には、イップマンですら無敵というわけでもなく、殴られても
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

5.0

「武術は戦うための技だが、中国武術の精神は儒教であり、武術の得は仁だ。他を自分と同じように扱うのが仁」

イップマンは相手を倒すために戦うのではない。誰かを、なにかを守る時にだけ、戦う。

詠春拳は手
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.7

2時間ちょっとの間に、怒涛のごとく喜怒哀楽があって夏から冬に変わって、状況も心も変わって行く変遷が鮮やかに映し出されていた。
はじめはお金で成り立っていた関係だけれど、やっぱりどこかで、本当の愛に変わ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

まず、レバノンでこんなにも良質な映画が撮られたということに驚く。
起承転結があり、どんな映画よりも分かりやすく、映像も見やすい。役者たちの熱演も光る。
レバノンで撮られた映画を初めて観たかもしれないが
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.0

どのキャストもあまりハマっていなかった、というのが正直な感想です。
(強いて言えば平岳大さんは自然でした)

二宮さんが要所要所では光っていたと思いますが、その他の方はどことなく浮いていて..

登場
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

感想としては、面白かったです!
前半と後半の、反転が小気味良い。
伏線の回収もされていて、あ、だからこうだったのかと、答え合わせをするような楽しさがある。

けれど若干、若干物足りない。
実はこうだっ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

巧妙な作戦というにはあまりに手が込んでおらず、話が上手く運びすぎるのでドキドキ感がなく、映像のスタイリッシュさにも欠ける印象。

ただ、サンドラ・ブロック(撮影時50歳オーバーとは思えないほどカッコい
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.5

オゾン監督の作品はほとんど観てますが、近年の作品とはだいぶ毛色が違うと感じました。
テーマである「双子」についての知識が乏しかったため鑑賞中はピンと来なかった点もありますが、差し迫ってくるような緊張感
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

アクションはそんなに得意ではないのですが、旦那さんの趣味に合わせて鑑賞👀

感想としては、ハリウッドのアクションはやっぱりすげーーどうやって撮ってるの??パリの街で爆速とか、スケールが違いすぎるね!と
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.5

序盤は文字通りドタバタでセリフが多くて騒がしいなぁという印象だったけど、人間関係や笑いどころが掴めてくると、途端に面白く思えてきます。
パーティーの終盤に向かって畳み掛ける流れは最高で、声を出して笑っ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

お姉ちゃんの目線があったのが良かった。

病気やハンディキャップを持った子供たちが主人公の物語は多々あるけれど、その兄弟たちの忍耐はあまり語られることはないからだ。
変に物分かりが良かったり、協力的だ
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消された女(2016年製作の映画)

2.0

途中までは現実味のある怖さがあったけど、ラストにかけて急に作り話っぽくなってしまい、フィクションとして見せたいのか、実話ベースの問題提起を主題としてるのか、どっちつかずで残念だった。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.8

元夫から突然送られてきた小説が現実にリンクしてくるゾクゾク感が、静かな興奮を呼び起こす。これは、現在と過去を辿る物語でもある。

一見すると唐突なラストに、頭の中が整理できずにしばし呆然としてしまった
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

たとえ本当の家族ではなくても、自分は少し羨ましいとすら思ってしまった。
そんな温もりさえ、知らない人間だっている。
彼らは、誰のせいにもしない。
他人や、社会や、ましてや、生まれ持った血のせいになどし
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後、ファイはスナイパーという「手に職」があるから、どうやっても生きてゆけるんだろうなぁとたくましく思った。
それはお父さんたちから教わってきたこと。
やっぱり5人は父親だったのだ。
親は子に生きる術
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友罪(2017年製作の映画)

3.2

自分の友人が過去に人を殺していたらー

自分がもし加害者の親だったら。親族だったら。被害者が自分の子供だったら。好き な人が加害者だったら。
そしてまた、自分自身が罪を犯してしまった当人だとしたらーー
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.6

町山さんや会田誠さんの感想を読んだり、スウェーデンについてとかロマの現状だとかを調べてみても、映画については未だ咀嚼しきれていない。要するに考えるポイントが盛りだくさんすぎた。
でも考えるキッカケを与
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モーリス(1987年製作の映画)

5.0

知性と気品。プラトニックと欲情。
こんなにも気高く美しい、唯一無二の映画です。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

なんでもありな昭和の時代、汗ばんだ、男くさい、野蛮な、空気感がとても格好よい。
個性派ぞろいの俳優さんたちが画面いっぱいに登場すると、迫力もあって煌びやか。
言わずもがな「アウトレイジ」を想起させます
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.2

飛行機の中で英語字幕で観たので、台詞は完璧には(というかあんまり)分かりませんでしたが、話の筋としては案外分かりやすい映画だと思いました。

ちょっとした事件だったりコメディチックなシーンもあったり、
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.0

キリングフィールドを思い出しました。
真実を伝えるジャーナリズムの影には、命をかけて戦火をくぐり抜けたり、史実には残らなくても大きな役割を果たしている名もなき人がいる。
当たり前のように伝えられるニュ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

歌もキャストも良かったけど、グッと突き抜ける何かがないというか、なんだか薄味だなぁーと思ってしまいました。
ゼンデイヤのスタイルが良すぎるのと、ザック・エフロンとのエピソードは好きでした。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

まず、すべてが美しく、丁寧に描かれていることに心が動かされた。
ご都合主義など微塵もない。細やかな機微や表情やシーンが、実直に積み重ねられてゆく。
何気ないひとコマが、大きな意味を持つ。それはひと夏の
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

あれ.. 怖いというよりコメディに見えちゃった。
超シニカルな、逆説的な、笑い。

先入観とは違った面白さがありました。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

2.0

トラウマになりそうなレベルで目を背けてしまうシーンがあっただけで、かなりげんなりしてしまいました。

単純な人間であるわたしとしては、エンタメというわけでもなく、問題提起する系でもないこの映画を、どの
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.0

想像よりも生々しく、血が通った映画だった。
ビートにも色んな速さがある。
ただ、踊るように生きていたいだけなのに。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.5

それなりの役者でなければ、同じ世界にいくつも違う顔は持てない。
でも、SNSや電話だけの世界でなら、解き放たれる何かがある。そこに責任は生じない。うわべだけの世界ではそれなりにふるまっておけばいい。鬱
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.0

イザベル・ユペールの年齢を感じさせないエロス!!それに尽きる映画です。
危うさと表裏一体のたくましさがどんどん色濃くなってゆく様が鮮やかでした。
女はいくつになっても女だし、目覚めは突然訪れる。それを
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

終始涙が頬をつたった。愛とは相手の心に寄り添うこと。美しすぎる寓話。